特許ウォッチ

公開番号2023102380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-25
出願番号2022002826
出願日2022-01-12
発明の名称吊具装置
出願人ユニパルス株式会社
代理人
主分類B66C 1/10 20060101AFI20230718BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】作業者の目線よりも高い位置に吊り対象物があって、吊り対象物の吊り用引っ掛けの部分を視認できない場合であっても玉掛け作業を容易にできる吊具装置を提供する。
【解決手段】係止部3と、規制部4とを備えて吊り対象物を吊リ下げる吊具装置1であって、係止部3は、吊り対象物11の穴13に挿入されて吊り対象物11の少なくとも下面から係止し、規制部4は、吊り対象物11への当接によって係止部3と吊り対象物11との相対位置を規制する吊具装置1。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
係止部と、規制部とを備えて吊り対象物を吊リ下げる吊具装置であって、
前記係止部は、前記吊り対象物の穴に挿入されて前記吊り対象物の少なくとも下面から係止し、
前記規制部は、前記吊り対象物への当接によって前記係止部と前記吊り対象物との相対位置を規制する吊具装置。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記規制部は、前記係止部と前記吊り対象物との鉛直方向の距離が所定の距離以下の時、前記係止部を１方向で規制可能である請求項１に記載の吊具装置。
【請求項３】
前記係止部を中心とした前記吊り対象物の姿勢を制限する姿勢制限部をさらに備えた請求項１又は２に記載の吊具装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、吊り対象物を吊る吊具装置に関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、電動ホイストや電動バランサを用いて吊り対象物を昇降する際に、吊り対象物を係止する吊具装置が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開2017-197351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の発明では、穴を有した吊り対象物を遠隔操作で行う吊り具が開示されている。しかしながら、吊り対象物がフォークリフト用のパレット等で作業者の目線よりも高く複数段積みされていると、吊り対象物の吊り用の引っ掛け穴の部分が地上に居る作業者から目視できないため、玉掛け作業に多大な労力が必要となる。
【０００５】
本発明は、上記の事情を鑑みてなられたものであり、作業者の目線よりも高い位置に吊り対象物があって、吊り対象物の吊り用引っ掛けの部分を視認できない場合であっても玉掛け作業を容易にできる吊具装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するため、本発明は、
係止部と、規制部とを備えて吊り対象物を吊リ下げる吊具装置であって、
係止部は、吊り対象物の穴に挿入されて吊り対象物の少なくとも下面から係止し、
規制部は、吊り対象物への当接によって係止部と吊り対象物との相対位置を規制する。
【０００７】
また、規制部は、係止部と吊り対象物との鉛直方向の距離が所定の距離以下の時、係止部を１方向で規制可能である。
【０００８】
また、係止部を中心とした吊り対象物の姿勢を制限する姿勢制限部をさらに備えている。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の吊具装置によれば、作業者の目線よりも高い位置にある吊り対象物の玉掛け作業を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物と電動バランサの外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
本発明の実施形態に係る吊具装置と吊り対象物の外観斜視図と断面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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