TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023128717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-14
出願番号2022033265
出願日2022-03-04
発明の名称物品昇降装置
出願人ユニパルス株式会社
代理人
主分類B66D 3/26 20060101AFI20230907BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】調整やメンテナンス等が容易な物品昇降装置を提供する。
【解決手段】本体部2と、制御部10とを含む物品昇降装置1であって、本体部2は、構造物に取り付け可能で、物品を昇降させる昇降作動部43に接続されたモータ部8を有し、制御部10は、モータ部8に指令を行って物品を昇降させ、かつ本体部2と連結部材53、55によって連結され、連結部材53、55は、水平方向の制限された範囲で制御部10と本体部2とを相対的に離間可能にする物品昇降装置。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、制御部とを含む物品昇降装置であって、
前記本体部は、構造物に取り付け可能で、物品を昇降させる昇降作動部に接続されたモータ部を有し、
前記制御部は、前記モータ部に指令を行って前記物品を昇降させ、かつ前記本体部と連結部材によって連結され、
前記連結部材は、水平方向の制限された範囲で前記制御部と前記本体部とを相対的に離間可能にする物品昇降装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記連結部材は回転軸を有し、前記制御部と前記本体部との離間時に、前記制御部は前記回転軸の周りに制限された角度範囲で回転可能に設けられる請求項1に記載の物品昇降装置。
【請求項3】
前記制御部は、鉛直上方向へ前記本体部との相対位置を変化させることで、連結解除可能である請求項2に記載の物品昇降装置。
【請求項4】
本体部と、制御部と、連結部材と、を含む物品昇降装置であって、
前記本体部は、構造物に取り付け可能で、物品を昇降させる昇降作動部に接続されたモータ部を有し、
前記制御部は、前記モータ部に指令を行って前記物品を昇降させ、
前記連結部材は、前記本体部に固定された第1の連結部材と、前記制御部に固定された第2の連結部材とを有し、
前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とは滑合して、前記制御部と前記本体部とを水平方向の制限された範囲で相対的に離間可能にする物品昇降装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータを備えて、吊った吊荷を上下動させる作業を電動モータにて助力する物品昇降装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から工業製品の組立てを行う工場では、大きな重量を有する工具、作業用機器、製品、半完成品などの吊荷を吊下げて昇降移動させる荷役装置を使用している。その荷役装置の中でも、大きな重量の物品に対して使用者が軽い操作力で任意の高さに昇降移動できるように助力(アシスト力)を発生させる物品昇降装置が一部で使用されている。このように助力を発生させる物品昇降装置は、電動モータによって助力を行い、吊荷に小さな操作力(外力)を加えることでスムーズに移動させている。したがって単に上下動作を電動モータで行うものとは異なり、吊荷の荷重やこれに加わる操作力を例えば荷重検出部で検出して、回転角検出器と繋がったACサーボモータ等で外力の印加による重量変化を元に制御を行うように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-190475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような吊下げ式の物品昇降装置(特許文献1)では、助力を行うモータ部とモータ部の制御を行う制御部が、構造物に吊下げられる吊下げ部を中央に挟んで配置されている。制御部には電源回路、制御回路、増幅回路、無線通信回路などを含んだ実装基板が配置され、吊下げ部には荷重検出部、昇降作動部などが配置されている。そして屋外や水滴のかかる場所での使用を可能にする防滴構造を考慮しつつ、物品昇降装置の調整や保守メンテナンスを容易にするカバーや内部の構造配置に改善の余地があった。
【0005】
このような問題に鑑みて、本発明は、調整や保守メンテナンス等が容易な物品昇降装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明の物品昇降装置は、
本体部と、制御部とを含む物品昇降装置であって、
本体部は、構造物に取り付け可能で、物品を昇降させる昇降作動部に接続されたモータ部を有し、
制御部は、モータ部に指令を行って物品を昇降させ、かつ本体部と連結部材によって連結され、
連結部材は、水平方向の制限された範囲で制御部と本体部とを相対的に離間可能に構成されている。
【0007】
また、連結部材は回転軸を有し、制御部と本体部との離間時に、制御部は回転軸の周りに制限された角度範囲で回転可能に設けられている。
【0008】
また、制御部は、鉛直上方向へ本体部との相対位置を変化させることで、連結解除可能に構成されている。
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の物品昇降装置は、
本体部と、制御部と、連結部材と、を含む物品昇降装置であって、
本体部は、構造物に取り付け可能で、物品を昇降させる昇降作動部に接続されたモータ部を有し、
制御部は、モータ部に指令を行って物品を昇降させ、
連結部材は、本体部に固定された第1の連結部材と、制御部に固定された第2の連結部材とを有し、
第1の連結部材と第2の連結部材とは滑合して、制御部と本体部とを水平方向の制限された範囲で相対的に離間可能に構成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、調整やメンテナンス等が容易な物品昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
個人
高低間移動補助装置
8か月前
ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
個人
吊りバケット装置
4か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
1か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
4か月前
株式会社フジタ
昇降装置
7か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
4か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
8か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
22日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
8日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
5か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
7か月前
株式会社北川鉄工所
吊荷制御方法
1か月前
ユニパルス株式会社
物品昇降装置
7か月前
有限会社矢島製作所
ローダ
9か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
3日前
株式会社アイセイ
搬送装置
6か月前
株式会社ノセ技研
バケット
4か月前
ダイコー興産株式会社
引掛具
9か月前
大同特殊鋼株式会社
治具
1か月前
フジテック株式会社
エレベータ
2か月前
フジテック株式会社
エレベータ
8か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
6か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
9か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
8か月前
大和ハウス工業株式会社
可動架台
7か月前
フジテック株式会社
乗客搬送装置
2か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
7か月前
続きを見る