TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023108068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-04
出願番号2022002044
出願日2022-01-11
発明の名称乗客コンベア
出願人フジテック株式会社
代理人個人
主分類B66B 23/22 20060101AFI20230728BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供する。
【解決手段】通路に沿って循環移動する無端搬送体41と、通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレール50と、ハンドレール50を循環移動可能に支持する欄干51とを備える乗客コンベア1において、ハンドレール50は、ハンドレール50の往路部分である上辺部の通路側部分が欄干51の下部の通路側部分54よりも進入量Pにて通路の中心側に位置するように設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、
ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備え、
ハンドレールは、ハンドレールの往路部分である上辺部の通路側部分が欄干の下部の通路側部分よりも通路の中心側に位置するように設けられる
乗客コンベア。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
ハンドレールは、上側が通路の中心側に近づく傾斜面において循環移動するように設けられる
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項3】
欄干は、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干パネルを備え、
欄干パネルは、欄干パネルの上辺部が通路の中心側に近づくように傾斜ないし湾曲して設けられる
請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
ハンドレールは、無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて回転駆動される回転体により、無端搬送体と連動して循環移動するものであり、
回転体は、垂直面において回転運動する入力部と、傾斜面において回転運動する出力部と、入力部及び出力部間で運動方向を変換する変換部とを備える
請求項2又は請求項3に記載の乗客コンベア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通路に沿って循環移動する無端搬送体と、通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備える乗客コンベアに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
エスカレータや動く歩道といった乗客コンベアは、ブラシや長尺な樹脂シェープ等のアタッチメントをスカートガードに取り付けることがある(特許文献1)。これは、無端搬送体への乗り込み時や無端搬送体による搬送中において、無端搬送体の側縁部及び欄干の下部(スカートガード)間の隙間への巻き込みを防止する観点である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-210098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、乗客によっては、衛生面や自分の衣服が汚れることを気にして、スカートやズボンの裾がアタッチメントに接触することを不快に感じる者がいる。あるいは、アタッチメントの有無に関わらず、乗客のスカートやズボンの裾が欄干の下部に接触する場合も同様である。
【0005】
そこで、本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る乗客コンベアは、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、
ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備え、
ハンドレールは、ハンドレールの往路部分である上辺部の通路側部分が欄干の下部の通路側部分よりも通路の中心側に位置するように設けられる
乗客コンベアである。
【0007】
ここで、本発明に係る乗客コンベアの一態様として、
ハンドレールは、上側が通路の中心側に近づく傾斜面において循環移動するように設けられる
との構成を採用することができる。
【0008】
また、本発明に係る乗客コンベアの他態様として、
欄干は、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干パネルを備え、
欄干パネルは、欄干パネルの上辺部が通路の中心側に近づくように傾斜ないし湾曲して設けられる
との構成を採用することができる。
【0009】
また、これらの場合、
ハンドレールは、無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて回転駆動される回転体により、無端搬送体と連動して循環移動するものであり、
回転体は、垂直面において回転運動する入力部と、傾斜面において回転運動する出力部と、入力部及び出力部間で運動方向を変換する変換部とを備える
との構成を採用することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、一般的な乗客コンベアに比べ、ハンドレールの往路部分である上辺部、すなわち、手摺となる部分が通路の中心側にシフトした構造となる。これにより、乗客は、欄干から離れて通路の中心側に寄る立ち位置を取ることとなる。このため、本発明によれば、乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
リフト装置
11か月前
ユニパルス株式会社
吊具
3か月前
個人
高低間移動補助装置
8か月前
ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
個人
吊りバケット装置
5か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
5か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
5か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
8か月前
株式会社フジタ
昇降装置
7か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
13日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
27日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
1か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
5か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
7か月前
株式会社アイセイ
搬送装置
6か月前
株式会社ノセ技研
バケット
5か月前
ユニパルス株式会社
物品昇降装置
7か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
8日前
株式会社北川鉄工所
吊荷制御方法
1か月前
有限会社矢島製作所
ローダ
9か月前
ダイコー興産株式会社
引掛具
9か月前
大同特殊鋼株式会社
治具
1か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
6か月前
フジテック株式会社
エレベータ
2か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
フジテック株式会社
エレベータ
12か月前
フジテック株式会社
エレベータ
8か月前
大和ハウス工業株式会社
可動架台
7か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
7か月前
大裕株式会社
吊り具
12か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
続きを見る