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公開番号2023125338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-07
出願番号2022029369
出願日2022-02-28
発明の名称乗客コンベア
出願人フジテック株式会社
代理人個人
主分類B66B 31/00 20060101AFI20230831BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】無端搬送体上を移動する乗客に対する注意喚起力が高く、これにより、無端搬送体上の移動に対して高い抑制効果を有する乗客コンベアを提供する。
【解決手段】1つの乗客コンベアの発明は、通路に沿って循環移動する無端搬送体40と、無端搬送体40上の乗客を検知する人検知部70と、通路に沿って所定の間隔を有して複数配置される複数の報知部71,…と、人検知部70からの情報に基づき、無端搬送体40上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部71に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、報知制御部は、乗客が移動に伴って無端搬送体40上の踏面を踏むたびに報知部71から音が出るように報知部71を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、乗客が移動に伴って無端搬送体上の踏面を踏むたびに報知部から音が出るように報知部を制御する
乗客コンベア。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、通路のうち、乗り口付近及び降り口付近を除く領域において無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備える
乗客コンベア。
【請求項3】
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、降り口付近において又は降り口に近づくにつれて報知の程度が高まるように報知部を制御する
乗客コンベア。
【請求項4】
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、乗客コンベアが上りの場合の降り口付近において又は乗客コンベアが下りの場合の乗り口付近において又は乗客コンベアが上りの場合の降り口に近づくにつれて報知の程度が高まるように報知部を制御する
乗客コンベア。
【請求項5】
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、無端搬送体上を逆方向に移動する乗客を検知した場合、無端搬送体上を順方向に移動する場合と異なる報知となるように報知部を制御する
乗客コンベア。
【請求項6】
報知部は、音響装置であり、
報知制御部は、報知の程度を高める方法として、報知部の出力強度又は出力頻度が上がるように報知部を制御する
請求項3又は請求項4に記載の乗客コンベア。
【請求項7】
報知制御部は、乗客の移動量が所定の範囲を超えた場合、報知部に報知を行わせる
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
【請求項8】
報知部は、音響装置であり、
報知制御部は、乗客と報知部との距離に応じて報知部の出力強度を調整する
請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
【請求項9】
通路は、乗客が横並び可能な幅を有して右レーンと左レーンとを備え、
報知部は、右レーン用と左レーン用とが設けられ、
報知制御部は、人検知部からの情報に基づき、乗客が左右いずれのレーンを移動しているかを検知可能であり、乗客が移動しているレーンの報知部に報知を行わせる
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の乗客コンベア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、循環移動する無端搬送体により乗客を搬送する乗客コンベアに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
エスカレータや動く歩道といった乗客コンベアは、乗降口と搬送部とを備える。乗降口は、通路の始端部と終端部とに位置する(乗り口及び降り口)。搬送部は、無端搬送体を備え、無端搬送体が通路に沿って循環移動することにより、乗客を搬送する。乗客は、乗り口から無端搬送体の始端部(乗客受け入れ部)まで移動し、無端搬送体に乗り込むと、無端搬送体により搬送され、しかる後、無端搬送体の終端部(乗客送り出し部)に到達すると、降り口まで移動し、そのまま移動して乗客コンベアを後にする。
【0003】
無端搬送体による搬送中に乗客が無端搬送体上を移動(歩行又は走行、以下、同様)すると、他の乗客に接触するおそれがある。このため、乗客コンベアは、乗客を無端搬送体上に立たせたまま移動させることなく搬送することを前提としている。しかし、無端搬送体上を移動することや、その乗客の移動を妨げないよう無端搬送体の左右いずれか一方のレーンを空けることは、一般的な慣習として定着している。
【0004】
そこで、無端搬送体を構成する各踏段に荷重センサが配置され、あるいは、無端搬送体の側方に位置する欄干に通路に沿って所定の間隔を有して複数の非接触式センサが配置され、あるいは、天井にカメラが配置され、これら人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客が検知された場合、スピーカ等の報知部が当該乗客に対する注意喚起を目的として所定の報知を行うという報知装置を備える乗客コンベアが提案されている(特許文献1ないし3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-218878号公報
特開2012-236660号公報
特開2010-64821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、これら従来の乗客コンベアに比べ、無端搬送体上を移動する乗客に対する注意喚起力が高く、これにより、無端搬送体上の移動に対して高い抑制効果を有する乗客コンベアを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る乗客コンベアは、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、乗客が移動に伴って無端搬送体上の踏面を踏むたびに報知部から音が出るように報知部を制御する
乗客コンベアである。
【0008】
第2の発明に係る乗客コンベアは、
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、通路のうち、乗り口付近及び降り口付近を除く領域において無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備える
乗客コンベアである。
【0009】
第3の発明に係る乗客コンベアは、
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、降り口付近において又は降り口に近づくにつれて報知の程度が高まるように報知部を制御する
乗客コンベアである。
【0010】
第4の発明に係る乗客コンベアは、
通路の端部に位置する乗り口及び降り口と、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体上の乗客を検知する人検知部と、
通路に沿って所定の間隔を有して配置される複数の報知部と、
人検知部からの情報に基づき、無端搬送体上を移動する乗客を検知した場合、当該乗客に近い報知部に所定の報知を行わせる報知制御部とを備え、
報知制御部は、乗客コンベアが上りの場合の降り口付近において又は乗客コンベアが下りの場合の乗り口付近において又は乗客コンベアが上りの場合の降り口に近づくにつれて報知の程度が高まるように報知部を制御する
乗客コンベアである。
(【0011】以降は省略されています)

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