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公開番号2024083482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024061623,2023074042
出願日2024-04-05,2016-04-20
発明の名称薬品払出装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20240614BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】散薬分包作業を高速化することが可能な薬品払出装置を提供する。
【解決手段】複数の容器載置装置が分配ユニットの近傍に設置された薬品払出装置において、複数の容器載置装置に異なる種類の散薬が収容された散薬収容容器を載置して異なる種類の散薬を分配ユニットに投入する動作を実施可能とする。そして、この動作を実施する際には、載置すべき散薬収容容器の全てが容器載置装置に設置されるまで待つことなく、散薬収容容器が設置された容器載置装置の振動台部の振動を開始させる。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
筐体を有する本体装置と、散薬が収容された自動式薬品容器を保持する容器保管部と、散薬が収容された手動式薬品容器と、容器載置装置と、制御部とを有する薬品払出装置であって、
容器保管部と容器載置装置とは筐体内に配置され、
手動式薬品容器は手動で筐体の外部から筐体内に搬入され、手動で筐体内の容器載置装置に載置されるものであって、
手動式薬品容器は、自動式薬品容器に収納されていない散薬で、予め薬品秤量装置で秤量した散薬を導入したものであって、
制御部で制御される容器移動ユニットを有し、
制御部により容器移動ユニットが自動式薬品容器を容器載置装置まで移動させ、自動式薬品容器を容器載置装置に載置する動作が実施され、容器移動ユニットが所定の位置に退避した後に、手動で手動式薬品容器を容器載置装置に載置する動作が行われる薬品払出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬品払出装置に関するものであり、特に散薬を分配する薬品払出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、大病院や、大規模の薬局では、散薬分包機能を備えた薬品払出装置が導入されている。この薬品払出装置は、処方情報に基づいて散薬を一服用分ずつ個別に包装することが可能であり、従来行われた散薬分包作業の大半を自動化することができる。
【0003】
このような薬品払出装置として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された薬品払出装置は、散薬を一服用分ずつ個別に包装する散薬分包装置である。
【0004】
具体的に説明すると、この散薬分包装置では、散薬を一服用分ずつ個別に包装する分包動作の実施前に、分包動作で使用する散薬を投入ホッパに投入する必要がある。
ここで、投入ホッパには、分包動作で必要な量だけ散薬が投入されるが、この必要量の量り出しは、薬剤師等の装置の使用者が手作業で実施する。すなわち、使用者が薬棚から処方された散薬が入った薬瓶を取り出し、天秤等の秤を使用して必要量を量り出し、投入ホッパに投入する。
【0005】
投入ホッパに散薬が投入されると同時に、トラフを振動させ、分配皿(分配ユニット)を回転させる。
このことにより、投入ホッパに投入された散薬は、投入ホッパの下端開口から、トラフに落ちる。そして、トラフ上を先端側に向かって移動する内に、薬剤の流れが層流状態となる。すなわち、流れに対して直交する方向の断面における薬剤の分布が一定となり、かつ単位時間当たりに薬剤が進行する距離も一定となる。
【0006】
このことから、散薬は均一に分散され、また一定の速度でゆっくりと先端側に向かって移動する。そして、先頭を移動する散薬が、トラフの先端から分配皿に落下する。また後に続く散薬は、時間あたり一定の量だけ分配皿に落下していく。
ここで、上記したように、分配皿は所定の速度で回転している。そのため、トラフから分配皿に落下する散薬は、分配皿で均等に分散することとなる。つまり、散薬が少しずつ分配皿に落下し、かつ分配皿が一定速度で回転することから、散薬が分配皿の上で均等に分散された状態となる。
【0007】
分配皿に対する散薬の落下が終了すると、一旦、分配皿の回転を停止する。そして、掻出装置を分配皿の上面に接触させ、分配皿を分割数に応じた角度だけ回転させる。例えば、3つに分包する場合、120度(360度の3分の1)だけ分配皿を回転させる。この動作により、掻出装置の周辺に一包分の散薬を集めた状態とし、集めた一包分の散薬を掻出装置で包装用ホッパに投入する。そして、包装用ホッパから落下した散薬が包装装置で包装され、分包動作が完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2000-85703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に開示された散薬分包装置には、散薬分包作業をより高速化するという観点から、改良の余地があった。
【0010】
そこで本発明は、散薬分包作業を高速化することが可能な薬品払出装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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