TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024083426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024059664,2022175516
出願日2024-04-02,2022-11-01
発明の名称情報処理システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラム
出願人レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240614BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザエクスペリエンスの向上を図ること。
【解決手段】情報処理システムは、カメラと、カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出する顔検出部21と、検出された顔の特徴量に基づいて関心領域を設定する関心領域設定部22と、拡大フレームと、拡大フレームよりも小さいサイズの縮小フレームとの組み合わせからなる複数のフレームセットを有し、画像に含まれる顔の数に応じたフレームセットを設定するフレーム設定部26と、いずれかの関心領域が、設定された拡大フレームを超えた場合、又は、いずれかの関心領域の全域が、設定された縮小フレームに含まれた場合に、フレーミングを実行するフレーミング部24bと、を備える。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
カメラと、
前記カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出する顔検出部と、
検出された顔の特徴量に基づいて関心領域を設定する関心領域設定部と、
拡大フレームと、前記拡大フレームよりも小さいサイズの縮小フレームとの組み合わせからなるとともに、顔の数に関連付けられた複数のフレームセットの中から、前記画像に含まれる顔の数に応じた前記フレームセットを設定するフレーム設定部と、
いずれかの前記関心領域が、設定された前記拡大フレームを超えた場合、又は、いずれかの前記関心領域の全域が、設定された前記縮小フレームに含まれた場合に、フレーミングを実行するフレーミング部と、
を具備する情報処理システム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
複数の前記フレームセットにおいて、画像に1つの顔が含まれる場合の前記拡大フレームは、画像に複数の顔が含まれる場合の前記拡大フレームよりも大きなサイズに設定されている請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記画像内において検出された顔の数に応じてフレーミングの反応パラメータを設定するパラメータ設定部を備え、
前記フレーミング部は、設定された前記反応パラメータを用いて前記画像のフレーミングを行う請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記パラメータ設定部は、前記画像に含まれる顔の数が増加すると、フレーミングの反応が遅くなるように、反応パラメータを設定する請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
コンピュータが、
カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出し、
検出された顔の特徴量に基づいて関心領域を設定し、
拡大フレームと、前記拡大フレームよりも小さいサイズの縮小フレームとの組み合わせからなるとともに、顔の数に関連付けられた複数のフレームセットの中から、前記画像に含まれる顔の数に応じた前記フレームセットを設定し、
いずれかの前記関心領域が、設定された前記拡大フレームを超えた場合、又は、いずれかの前記関心領域の全域が、設定された前記縮小フレームに含まれた場合に、フレーミングを実行する画像処理方法。
【請求項6】
請求項5に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ビデオ会議が頻繁に行われるようになり、これに伴いビデオ会議に適した機能を有するカメラモジュールが提案されている。例えば、従来、VPU(Visual Processing Unit)を内蔵し、フレーミング(視野角の調整)を自動で行うことで、より自然なビデオ会議を実現させるカメラモジュールが提案されている。
このようなカメラモジュールでは、画像内の人物の位置と領域を検出し、検出結果に基づいて関心領域(ROI:Region of interest)を設定し、関心領域と出力画像の解像度に基づいて、画像の自動調整が行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、画像のオートフレーミングが頻繁に行われると、画像が上下左右や奥行方向(ズームイン/ズームアウト)に揺れる現象が発生する。このような揺れは、フレーム内にいる人数が多いほど顕著に表れる傾向があり、ユーザエクスペリエンスを低下させる可能性がある。
【0004】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザエクスペリエンスの向上を図ることのできる情報処理システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第一態様は、カメラと、前記カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出する顔検出部と、検出された顔の特徴量に基づいて関心領域を設定する関心領域設定部と、拡大フレームと、前記拡大フレームよりも小さいサイズの縮小フレームとの組み合わせからなるとともに、顔の数に関連付けられた複数のフレームセットの中から、前記画像に含まれる顔の数に応じた前記フレームセットを設定するフレーム設定部と、いずれかの前記関心領域が、設定された前記拡大フレームを超えた場合、又は、いずれかの前記関心領域の全域が、設定された前記縮小フレームに含まれた場合に、フレーミングを実行するフレーミング部と、を具備する情報処理システムである。
【0006】
本開示の第二態様は、コンピュータが、カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出し、検出された顔の特徴量に基づいて関心領域を設定し、拡大フレームと、前記拡大フレームよりも小さいサイズの縮小フレームとの組み合わせからなるとともに、顔の数に関連付けられた複数のフレームセットの中から、前記画像に含まれる顔の数に応じた前記フレームセットを設定し、いずれかの前記関心領域が、設定された前記拡大フレームを超えた場合、又は、いずれかの前記関心領域の全域が、設定された前記縮小フレームに含まれた場合に、フレーミングを実行する画像処理方法である。
【0007】
本開示の第三態様は、上記画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムである。
【0008】
本開示の参考例としての一態様は、カメラと、前記カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出する顔検出部と、検出された顔の数に応じて前記フレーミングの反応パラメータを設定するパラメータ設定部と、設定された前記反応パラメータを用いて前記画像のフレーミングを行うフレーミング部とを具備する情報処理システムである。
【0009】
本開示の参考例としての一態様は、コンピュータが、カメラによって取得された画像に含まれる顔を検出し、検出した顔の数に応じて前記フレーミングの反応パラメータを設定し、設定した前記反応パラメータを用いて前記画像のフレーミングを行う、画像処理方法である。
【発明の効果】
【0010】
本開示の情報処理システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラムによれば、ユーザエクスペリエンスの向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ヘッドホン
12日前
個人
スピーカーシステム
26日前
株式会社シグマ
撮像装置
11日前
個人
デジタル放送受信装置
2か月前
個人
スピーカーキャビネット
2か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
2か月前
ブラザー工業株式会社
複合機
2か月前
エムケー精工株式会社
音響装置
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
パイオニア株式会社
音響装置
1日前
パイオニア株式会社
音響装置
1日前
個人
インターネット通信装置
1か月前
個人
配信用音源制作システム
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1日前
個人
コメント荒らし判別プログラム
2か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
富士通株式会社
光信号増幅
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
三菱電機株式会社
中継装置
2か月前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
4日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
4日前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
1か月前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
1か月前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
1か月前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
1か月前
国立大学法人大阪大学
回路システム
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
11日前
アイホン株式会社
インターホン機器
22日前
続きを見る