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公開番号2024081360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194930
出願日2022-12-06
発明の名称窓昇降構造および車両
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類E05F 11/38 20060101AFI20240611BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】窓ガラスの組付作業性を向上することが可能な窓昇降構造および車両を提供する。
【解決手段】窓昇降構造は、溝幅、溝幅の方向に対し直交する溝深さ、および、溝幅の方向で対向する両側縁を備える溝口を有し、溝幅および溝深さのそれぞれの方向に直交する平面に沿って周方向に延在する周方向溝と、連結部と、を備え、窓ガラスが組み付けられるキャリアプレートと、連結部に連結される一端部を有し、連結部の位置から周方向溝に嵌め込まれ且つ周方向溝に沿うように延在され、さらに、上方向又は下方向に延在するケーブルと、ケーブルの他端部が連結され、ケーブルを軸線方向に移動させる駆動部と、キャリアプレートが回転しようとした場合、ケーブルが周方向溝から外れるのを規制するように、両側縁の少なくとも一方の側縁から溝深さの方向と反対の方向に延ばされ、又は、溝口を塞ぐように配置された規制部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
溝幅、前記溝幅の方向に対し直交する溝深さ、および、前記溝幅の方向で対向する両側縁を備える溝口を有し、前記溝幅および前記溝深さのそれぞれの方向に直交する平面に沿って周方向に延在する周方向溝と、連結部と、を備え、窓ガラスが組み付けられるキャリアプレートと、
前記連結部に連結される一端部を有し、前記連結部の位置から前記周方向溝に嵌め込まれ且つ前記周方向溝に沿うように延在され、さらに、上方向又は下方向に延在するケーブルと、
前記ケーブルの他端部が連結され、前記ケーブルを軸線方向に移動させる駆動部と、
前記キャリアプレートが回転しようとした場合、前記ケーブルが前記周方向溝から外れるのを規制するように、前記両側縁の少なくとも一方の側縁から前記溝深さの方向と反対の方向に延ばされ、又は、前記溝口を塞ぐように配置された規制部と、
を備える、
窓昇降構造。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記ケーブルは、前記上方向に延在する上昇用ケーブルを有し、
前記キャリアプレートは、前記上昇用ケーブルが沿うように延在される上昇用周方向溝を有し、
前記規制部は、前記上昇用ケーブルが前記一方の側縁から外れないように、前記一方の側縁から前記溝深さの方向と反対の方向に延ばされる第1規制部を有する、
請求項1に記載の窓昇降構造。
【請求項3】
前記ケーブルは、前記下方向に延在する下降用ケーブルを有し、
前記キャリアプレートは、前記下降用ケーブルが沿うように延在される下降用周方向溝を有し、
前記規制部は、前記下降用ケーブルが前記一方の側縁から外れないように、前記一方の側縁から前記溝深さの方向と反対の方向に延ばされる第2規制部を有する、
請求項1に記載の窓昇降構造。
【請求項4】
前記ケーブルは、前記上方向に延在する上昇用ケーブルを有し、
前記キャリアプレートは、前記上昇用ケーブルが沿うように延在される上昇用周方向溝を有し、
前記規制部は、前記上昇用ケーブルが前記上昇用周方向溝から外れないように、前記溝口を塞ぐように配置される第3規制部を有する、
請求項1または2に記載の窓昇降構造。
【請求項5】
前記ケーブルは、前記下方向に延在する下降用ケーブルを有し、
前記キャリアプレートは、前記下降用ケーブルが沿うように延在される下降用周方向溝を有し、
前記規制部は、前記下降用ケーブルが前記下降用周方向溝から外れないように、前記溝口を塞ぐように配置される第4規制部を有する、
請求項1または3に記載の窓昇降構造。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の窓昇降構造を介して、前記窓ガラスが車体に取り付けられる車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、窓昇降構造および車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両に設けられたレールに保持されるキャリアプレートを備え、キャリアプレートに窓ガラスが組み付けられることで、窓ガラスを昇降可能に支持する窓昇降構造が知られている。
【0003】
また、レールを用いずに、窓ガラスを昇降可能に支持するレールレスの窓昇降装置が知られている。
【0004】
例えば、レールレスの窓昇降装置としては、窓ガラスが組み付けられるキャリアプレートと、キャリアプレートに連結される一端部を有し、線状方向に移動することで窓ガラスを上昇させる上昇用ケーブルと、キャリアプレートに連結される一端部を有し、線状方向に移動することで窓ガラスを下降させる下降用ケーブルと、複数のガイド部材と、駆動部と、を備え、上昇用ケーブルおよび下降用ケーブルのそれぞれの他端部がガイド部材を介して駆動部に連結される窓昇降装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-143429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記するレールレスの窓昇降装置は、レールにキャリアプレートが保持されないので、キャリアプレートに窓ガラスを組み付ける際に、キャリアプレートが自由に回転するため、窓ガラスの組付作業性を低下するという問題がある。
【0007】
本開示の目的は、窓ガラスの組付作業性を向上することが可能な窓昇降構造および車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本開示における窓昇降構造は、
溝幅、前記溝幅の方向に対し直交する溝深さ、および、前記溝幅の方向で対向する両側縁を備える溝口を有し、前記溝幅および前記溝深さのそれぞれの方向に直交する平面に沿って周方向に延在する周方向溝と、連結部と、を備え、窓ガラスが組み付けられるキャリアプレートと、
前記連結部に連結される一端部を有し、前記連結部の位置から前記周方向溝に嵌め込まれ且つ前記周方向溝に沿うように延在され、さらに、上方向又は下方向に延在するケーブルと、
前記ケーブルの他端部が連結され、前記ケーブルを軸線方向に移動させる駆動部と、
前記キャリアプレートが回転しようとした場合、前記ケーブルが前記周方向溝から外れるのを規制するように、前記両側縁の少なくとも一方の側縁から前記溝深さの方向と反対の方向に延ばされ、又は、前記溝口を塞ぐように配置された規制部と、
を備える。
【0009】
本開示における車両は、上記窓昇降構造を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、窓ガラスの組付作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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