特許ウォッチ

公開番号2024124201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032206
出願日2023-03-02
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20240905BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】建具の利用者に応じて適切なドア本体の開閉を行うことが可能な建具を提供すること。
【解決手段】戸体本体3と、戸体本体3を施解錠する電気錠装置71と、戸体本体3を開閉駆動する電動開閉機構5と、人を特定して認証する生体認証装置73と、生体認証装置73により特定された人に対応するあらかじめ設定された情報に基づき電動開閉機構5の動作を制御する制御部72と、を備える、建具1である。制御部72は、戸体本体3の開閉角度の制御を行う。また、制御部72は、戸体本体3の開閉速度の制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
戸体本体と、
前記戸体本体を施解錠する電気錠装置と、
前記戸体本体を開閉駆動する電動開閉機構と、
人を特定して認証する生体認証装置と、
前記生体認証装置により特定された人に対応するあらかじめ設定された情報に基づき電動開閉機構の動作を制御する制御部と、
を備える、建具。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記戸体本体の開閉角度の制御を行う請求項１に記載の建具。
【請求項３】
前記制御部は、前記戸体本体の開閉速度の制御を行う請求項１に記載の建具。
【請求項４】
前記制御部は、前記戸体本体の開いている時間の制御を行う請求項１に記載の建具。
【請求項５】
前記制御部は、前記戸体本体の開閉の手動／自動の切替の制御を行う請求項１に記載の建具。
【請求項６】
前記制御部は、前記生体認証装置による認証の結果を、照明装置による照明により表示する制御を行う請求項１に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、建具に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ドア本体を自動で開閉できる建具において、リモコンのボタンを操作することで解錠して、電動ドアクローザ（電動開閉機構）により、ドア本体を自動で開ける建具が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１２３９８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の建具においては、ドア本体（戸体本体）を自動で開ける場合の、ドア本体が開く角度である開角度や、開いている時間である開時間等が一定であり、建具の利用者に適した角度や時間とすることができなかった。
【０００５】
本開示は、建具の利用者に応じて適切なドア本体の開閉を行うことが可能な建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、戸体本体と、前記戸体本体を施解錠する電気錠装置と、前記戸体本体を開閉駆動する電動開閉機構と、人を特定して認証する生体認証装置と、前記生体認証装置により特定された人に対応するあらかじめ設定された情報に基づき電動開閉機構の動作を制御する制御部と、を備える、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態の建具を室外側から見た図である。
一実施形態の建具の制御装置による制御を示すフローチャートである。
一実施形態の建具のＬＥＤが点灯した状態を示す図である。
一実施形態の建具のディスプレイ付顔認証装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の建具の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明においては、ドア本体３及び袖部４の横方向を左右方向Ｘとする。左右方向Ｘは、ドア本体３の幅方向であり、袖部４の幅方向である。左右方向Ｘにおいて、一方側をＸ１側（図１における右側）とし、他方側をＸ２側（図１における左側）とする。
【０００９】
図１に示すように、本実施形態の建具１は、住宅用の建物に固定される枠体２と、枠体２内の左右方向ＸのＸ１側に開閉可能に配置されるドア本体３（戸体本体）と、枠体２内の左右方向ＸのＸ２側に配置される袖部４と、電動ドアクローザ５（電動開閉機構）と、２つの電気錠装置７１と、制御ユニット７２と、人を特定する顔認証装置７３と、を備える。
【００１０】
玄関周りの構造において、建具１に隣接した位置には、壁部１１が配置される。壁部１１は、室外側から見た場合に、建具１の左右方向Ｘの両側の側方に隣接して配置される一対の側方壁部１２と、建具１の上方に隣接して配置される上方壁部１３と、を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許