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公開番号2024080018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192831
出願日2022-12-01
発明の名称信号伝送素子
出願人財團法人金屬工業研究發展中心,METAL INDUSTRIES RESEARCH & DEVELOPMENT CENTRE
代理人個人,個人
主分類A61B 5/0265 20060101AFI20240606BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】従来の血管の監視測定コイルが監視測定の任務を終えた後、再び手術を行って除去しなければならない問題点を解決する。
【解決手段】信号伝送素子は本体を含み、前記本体は生分解性材料により作成され、かつ前記本体は信号感応部と信号伝送部を含み、前記信号感応部は特定構造を有して前記本体に囲まれて接触する血管中の血流情報を感応することにより、血管の信号を形成し、前記信号伝送部は前記信号感応部と連結し、前記血管の信号を受信するのに用いられ、さらに特定構造を有して前記血管の信号を伝送信号に形成する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
本体を含み、前記本体は生分解性材料により作成され、かつ信号感応部と信号伝送部を含み、
前記信号感応部は特定構造を有して、本体に囲まれて接触する血管中の血流情報に感応することにより、血管の信号を生成し、
前記信号伝送部は信号感応部と連結し、血管の信号を受信するのに用いられ、さらに特定構造を有して血管の信号を伝送信号に変換する
ことを特徴とする信号伝送素子。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記本体は細長状片体からなり、そして頭部と頭部から外へ向かって延伸する延伸部を有し、前記延伸部は全部または局部で血管を囲むのに用いられ、前記信号伝送部は頭部の中に設けられ、前記信号感応部は延伸部の中に設けられることを特徴とする請求項1に記載の信号伝送素子。
【請求項3】
前記延伸部の表面には複数個の突出構造が設けられることにより、延伸部が血管を囲む状態で、複数個の突出構造の全部または局部が血管に接触することを特徴とする請求項2に記載の信号伝送素子。
【請求項4】
前記本体は生分解性の金属により組成された少なくとも一個の金属構造を含み、金属構造は信号伝送分段と信号感応分段を含み、信号伝送分段は本体の頭部に位置されることにより信号伝送部を形成し、また、信号感応分段は本体の延伸部に位置されることにより信号感応部を形成し、さらに信号伝送分段は作動周波数を有することにより信号感応分段が感応した血流情報を伝送することを特徴とする請求項2~請求項3のいずれか一項に記載の信号伝送素子。
【請求項5】
前記本体が複数個の金属構造を有する配置の中で、複数個金属構造の中の一つの作動周波数と複数個の金属構造の中のもう一つの作動周波数と同じまたは異なることを特徴とする請求項4に記載の信号伝送素子。
【請求項6】
前記作動周波数は350MHz~450MHzであることを特徴とする請求項4に記載の信号伝送素子。
【請求項7】
前記作動周波数は401MHz~406MHzであることを特徴とする請求項4に記載の信号伝送素子。
【請求項8】
前記金属構造の材料は少なくともマグネシウムまたはマグネシウム合金から選択することを特徴とする請求項4に記載の信号伝送素子。
【請求項9】
金メッキ層をさらに含み、金メッキ層は前記少なくとも一個の金属構造の中の少なくとも一個の表面に被覆されることを特徴とする請求項8に記載の信号伝送素子。
【請求項10】
前記金メッキ層の厚さは0.01μm~10μmであることを特徴とする請求項9に記載の信号伝送素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号伝送素子に関するもので、特に人体の中で分解できる信号伝送素子に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の血管監視測定の臨床技術において、手術後の血管に血栓が生じている否かを監視測定するには、侵入的かつ部分的に監視測定者の体外に露出させている監視測定コイルを利用するもので、例えばクックメディカル(Cook Medical)社から提供されているドップラー血流モニター(Doppler Blood Flowl Monitor)と、それに対応する監視測定コイル(Cool- Swartz Doppler Probe)がある。この監視測定コイルの一部分は監視測定しようとする血管を囲み、監視測定コイルのもう一方の部分は体外に延伸して外部接続線になって対応の監視測定器と連結し、そして監視測定器によって監視測定コイルを通じて超音波を発することにより、囲まれた血管の血流情報を獲得するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国第US20130274605A号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、体外に延伸された外部接続線は汚染されやすく、そして感染が生じる虞があり、また、脱落しやすく、外部接続線を引っ張ることによって血管を傷付けてしまうなどのリスクがあった。その他に、将来的に所定血管の監視測定を行う必要がなくなった時、再び余分な手術を行って対応のコイルを取り外さなければならず、監視測定を受ける者にとっては再度傷付けられるだけでなく、手術の過程において依然として引っ張ることによって血管が傷付くというリスクがあった。
【0005】
上述した問題点に基づき、上述した従来の信号伝送素子についてさらに改善されることが求められている。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第一の目的は、病人が術後の特定期間内において所定の血管を引続き監視測定し、そして特定期間後に病人の体の中で分解され、再び手術を受けて取り外す必要がなく、再度の手術を必要とするリスクを避けることができる信号伝送素子を提供することである。
【0007】
本発明の第二の目的は、血流情報の信号に感応する強度を強化することができる信号伝送素子を提供することである。
【0008】
本発明の第三の目的は、需要に応じて特定の周波数の信号の強度を強化したり、或いは信号の伝送の周波数の広さを高めたりすることができる信号伝送素子を提供することである。
【0009】
本発明の第四の目的は、低抵抗、高付着力の信号伝送分段を獲得することができる信号伝送素子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の明細書全文にわたって述べられる方向性またはそれに近似する用語は、例えば、「前」、「後」、「左」、「右」、「上(頂)」、「下(底)」、「内」、「外」、「側面」等の用語は、主に添付図面上における方向を示すものであり、本発明の各実施例に対する説明と理解を補助するためのもので、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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