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公開番号2023162076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-08
出願番号2022081908
出願日2022-04-26
発明の名称ツボ刺激機能付き座具
出願人個人
代理人
主分類A61H 39/04 20060101AFI20231031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着座するだけで長強穴ないし肛門と尾骨の中間部を刺激することができる座具を提供する。
【解決手段】突起でなく、内部に粒状物質を備えた錐体状の座具に、使用者がその長強穴ないし尾骨先端が当たるように着座するだけで、適切な刺激を得、健康になることができることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
略鋭角部を備える錐体の袋の中に直径3~20mm、重さ10粒1.5g以上の粒状物質を前記略鋭角部を備える錐体の袋の総体積の7~9.5割有し、使用者が前記略鋭角部および前記粒状物質を備える錐体の袋上に着座することで、その長強穴ないし尾骨先端部が刺激され、その心身を安定させるツボ刺激機能付き座具。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記略鋭角部および前記粒状物質を備える錐体の袋の一部に、開閉口部を備える請求項1のツボ刺激機能付き座具。
【請求項3】
前記略鋭角部および前記粒状物質を備える錐体の袋の略頂点に接する面の一つに、取り外し可能な台座部を備える請求項1あるいは請求項2記載のツボ刺激機能付き座具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ツボ刺激機能付き座具に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、長強穴を含む会陰部を刺激するツボ刺激具においては突起を備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6057400
特開2002-159373
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の会陰部や肛門部のツボ刺激具においては、突起が出ており、利用者が適切に刺激するためには、身体的負荷、刺激の加減の難しさという問題があった。本発明は、利用者が経穴部を覗き込むことなく着座するだけで、長強穴ないし肛門と尾骨の中間部あるいは尾骨先端部を適切に刺激できるツボ刺激機能付き座具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明のツボ刺激機能付き座具は、略鋭角部を備える錐体の袋状のツボ刺激機能付き座具2を有し、前記略鋭角部を備える錐体の袋状のツボ刺激機能付き座具2の中に、直径3~20mm、重さ10粒1.5g以上の粒状物質を前記略鋭角部を備える錐体の袋の総体積の7~9.5割有し、使用者が前記略鋭角部を備える錐体の袋の上に長強穴ないし尾骨周囲が当たるように着座するだけで、適切な刺激を与えることができることを特徴とするツボ刺激機能付き座具である。
【発明の効果】
【0006】
上記のように構成された本発明のツボ刺激機能付き座具によれば、利用者はその上に着座するだけで長強穴を適切に刺激することができ、座位において腹部と背部が伸びて呼吸がしやすくなり、体幹の血流がよくなり、健康になることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例のツボ刺激機能付き座具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明の一実施例のツボ刺激機能付き座具の斜視図である。
【0009】
従来、ツボ刺激具ではないが、長強穴(尾骨周囲)に何も保持するものがない座具、逆に尾骨接触部を隆起させる座具が存在する。しかし、一点が固定されて突出していて不安定、あるいはなだらかに隆起してもその角度や幅が固定されていた。また、自重を利用して会陰部も刺激可能なツボ刺激具が知られているが、一から複数の突起物を利用し、その凸部が固定されている、あるいは所定の位置に突起物の位置を変えられるもので、個々の使用者の微調整は困難だった。ほかに、骨盤底筋をほぐすという思想で、女性の会陰全体に凸状にしたもので体を動かしながら押し揉む刺激を与えることが知られている。
【0010】
しかしながら、本発明は突起物の構造に依らず、その上に坐すだけで長強穴ないし尾骨先端周囲を刺激する構造を有する。その好ましい実施例1をあげる。図1のような略三角錐の略頂点4から、例えば各12cmのところに、例えば6cmの辺を二つ有する直角二等辺三角形の底面6で構成される略三角錐袋状のツボ刺激機能付き座具2に、例えば角のない直径5mmほどの粒状の天然石を、前記ツボ刺激機能付き座具2の総体積量の例えば9割入れて開口部を閉じる。内包する粒状物質は、直径3~20mm、重さ10粒1.5g以上で、前記天然石のほか、例えば、米や小豆、あるいは粒状物質の種類や大きさを混合したものでもよい。前記ツボ刺激機能付き座具2を構成する袋部材は、綿、ナイロン、シリコンなどのシートや、粒状物質より小さい網目のネットで、内部が透けてみえるものでもよい。例えば綿のタオル地や手拭いなどのように肌触り良く、伸縮性が小さく、吸湿性があり、適度の摩擦が発生するものが好ましい。袋部材にナイロン布やシリコンなどシートを用い、その表面に凹凸加工を施してもよいが、袋内部の粒状物質に重力がかかる以前に袋外面で重力を吸収する素材には本発明とは別の工夫が必要となる。このような構成によれば、前記ツボ刺激機能付き座具2が、使用者の坐骨設置面より高い位置で長強穴ないし尾骨先端との接面を刺激しつつ、かかる自重圧を分散し、尾骨先端のくぼみを埋めて使用者に安定感をもたらすことができる。また、内包の粒状物質それぞれに摩擦がはたらき、重力の垂直下向きから前方下向きへの尾骨の角度による荷重方向転換を制御するために使用者の上体を安定させ、坐骨後面が座面に接する雪崩現象を制御することができ、また、姿勢が崩れると粒状物質の刺激を強く感じるので、正しい姿勢を維持しやすくさせる。正しい姿勢とは一般的に、着座時に股関節が90度で、左右の坐骨で上体を支持し、尾骨は着座面から浮いている姿勢であり、内臓への負担を軽くし、呼吸を深くさせ、健康を促進する。
(【0011】以降は省略されています)

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