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公開番号2023176059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022088132
出願日2022-05-31
発明の名称帽子
出願人個人
代理人個人
主分類A61F 7/10 20060101AFI20231206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
本発明は、大気中の温度よりも低い温度に保ったり、寒冷地においては、逆に低くなりすぎないように温めるか、一定以上の温度に保温することで、快適さを得たり、健康を維持する課題を解決し、また、取り扱いが容易で、効果的な道具として、また、日常生活において、手軽かつ美観を保ちつつ、使いやすさと快適さを両立させるような装身具を用いて熱中症の防止を行うなどの課題を解決する。
【解決手段】
本発明においては、頭部の連続しても互いに離れていてもよい1以上の部分、又は頭部全体を覆い、頭部に接する1以上の部分にアタッチメントポケットを設けた構造であることを特徴とする帽子を用いる。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
頭部の互いに連続していても離れていてもよい、1以上の部分又は頭部全体を覆って、頭部に接する側に温度が伝わりやすい素材より成る層と、頭部に接する1以上の部分にアタッチメントポケットを設けた構造であることを特徴とする帽子。
続きを表示(約 87 文字)【請求項2】
前記アタッチメントポケットが、 冷却、温熱又は保温の温度調節を行う器具を収納及び/又は固定することができる部分を有する請求項1に記載の帽子 。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、頭部の温度調節を行うことができる帽子に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
人体において、頭部は神経が集中し敏感な部分であり、血流も集中するので、その温度を必要に応じて調節することには大きな意味がある。
できる等の効果がある。
また、頭皮に異常が発生した際、治療のために一定の温度に保つことにも需要があると考えられる。
【0003】
こうした頭部又は頭皮の温度調節のため、取り扱いが容易で、効果的な道具といえるものとして、温度調節機能を備えた帽子が考えられる。
【0004】
例えば、特許文献1には、帽子本体に取付ける帽子取付け用温度調節装置が記載され、電源並びに帽子本体の内部に配するための送風機と内装部材からなる帽子取付け用温度調節装置であって、帽子の近傍に有する電源と、帽子本体の内部に配するための前記電源により動作する送風機等を有し、前記送風機の運転を制御する制御手段とからなるものが記載されている。
しかし、送風機による冷却は、電源が続く限り冷却機能を維持し効果が持続する反面、装置が複雑になり、取り扱いも煩雑になるという問題点がある。
こうした頭部の温度調節機能を有するヘルメット等は、他の特許文献にも散見されるが、日常生活において、手軽かつ美観を保ちつつ、使いやすさと快適さを両立させるようなものは見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3156862号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような背景から、一般的に生じる多くの状況として、取り扱いが容易で、効果的な道具の潜在的需要は大きいと考えられる。
また、更に、日常生活において、手軽かつ美観を保ちつつ、使いやすさと快適さを両立させるような装身具とすることができれば、熱中症の防止などの課題が存在する。
より広くは、大気中の温度よりも低い温度に保ったり、寒冷地においては、逆に低くなりすぎないように温めるか、一定以上の温度に保温することで、快適さを得たり、健康を維持する課題が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発明者は、鋭意開発を行う過程の中、本発明をするに至った。
本発明は、下記の構成を有し、課題を解決するが、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、以下に限定されない。
(1) 頭部の互いに連続していても離れていてもよい、1以上の部分又は頭部全体を覆って、頭部に接する側に温度が伝わりやすい素材より成る層と、頭部に接する1以上の部分にアタッチメントポケットを設けた構造であることを特徴とする帽子。
(2) 前記アタッチメントポケットが、 冷却、温熱又は保温の温度調節を行う器具を収納及び/又は固定することができる部分を有する上記(1)に記載の帽子 。
【発明の効果】
【0008】
本発明を用いることにより、快適さが維持され、又は熱射病予防などの予防用又は頭部若しくは頭皮の治療用等のために頭部を適度な温度に保つことができる。使いやすい装身具としての帽子の外観を持っており、着用して日常生活を送ってもさほど違和感がない。本発明の帽子を単体で使用しても、インナーキャップとしてその上にさらに別の帽子や被り物を装着してもよいため、頭部を適度な温度に保つ際、医療用専用に作成された温度調節手段の固定具よりも幅広く使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の帽子を正面から観た図である。四角形部分はアタッチメントポケットで、縫合等の方法により設けられている。
本発明の帽子を背面から観た図である。線状部分はアタッチメントポケットの口の部分である。
本発明の帽子の変形例のうちの1つを正面から観た図である。四角形部分については図1と同じくアタッチメントポケットである。
本発明の帽子の変形例のうちの1つを背面から観た図である。四角形部分についてはアタッチメントポケットである。
本発明の帽子の変形例のうちもう1つを正面から観た図である。四角形部分については図1と同じくアタッチメントポケットである。
本発明の帽子の変形例のうちもう1つを背面から観た図である。四角形部分についてはアタッチメントポケットである。
本発明の帽子の外観の例である。頭部に被る部分が本発明の防止の構造を有し、外観については多種多様なものを選択することができる。
本発明の帽子を正面から観た図である。左が正面から観た図、右が背面から見た図である。この例では、背面外側にアタッチメントポケットの口の部分があるが、この実施形態が一例であり、他の位置にアタッチメントポケットの口の部分があってもよい。
本発明の帽子の1例である。上図は外観、下左図は、帽子の外観をなす部分に覆われた部分を正面から観た図、下右図は、帽子の外観をなす部分に覆われた部分を背面から観た図である。この例では、正面、背面の両方に1つずつアタッチメントポケットの口の部分がある。
本発明の帽子をインナーキャップとして帽子の内側に着用する場合の概念図である。形状等が適合すれば、1つの本発明の帽子をインナーキャップとして用い、外側に複数の帽子を着用することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を例示するが、本発明は、それらの実施形態に制限されるものではない。
本発明の帽子は、頭部の連続しても互いに離れていてもよい1以上の部分又は頭部全体を覆い、頭部と接する側に温度が伝わりやすい素材より成る層が設けられている。
前記温度が伝わりやすい素材より成る層は、本発明の帽子の用途により、熱伝導層である場合と、断熱層である場合、その両方がある場合とがある。
本発明の帽子の、頭部に接する1以上の部分にアタッチメントポケットが設けられている。前記アタッチメントポケットは、前記熱伝導層又は断熱層に重ねて内側の頭部が存在する空洞側、すなわち、頭部に接する面に近い側に設けられる。
図1は、本発明の帽子の典型的な例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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