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公開番号2024079566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2023153879
出願日2023-09-20
発明の名称取得装置、需給システム、取得方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240604BHJP(計算;計数)
要約【課題】充電設備がブロックチェーンネットワークにデータの書き込みを行う際、どの電気自動車に対して再生可能エネルギー由来の電力を供給したのかを特定できることを目的とする。
【解決手段】電力等のアセットを取得する取得装置(3)であって、前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部と、前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付ける受付部と、前記アセットの取得量を計測する計測部と、ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受付部によって受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測部によって計測された前記取得量を送信する送信部と、を有する取得装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アセットを取得する取得装置であって、
前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部と、
前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付ける受付部と、
前記アセットの取得量を計測する計測部と、
ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受付部によって受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測部によって計測された前記取得量を送信する送信部と、
を有する取得装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記受付部は、撮影によって得られた前記提供側識別情報を受け付ける、請求項1に記載の取得装置。
【請求項3】
前記取得装置は電気自動車用の充電コネクタであり、前記アセットは電力である、請求項1に記載の取得装置。
【請求項4】
前記取得装置は水素自動車の水素充填コネクタであり、前記アセットは水素である、請求項1に記載の取得装置。
【請求項5】
アセットを取得する取得装置であって、前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部と、前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付ける受付部と、前記アセットの取得量を計測する計測部と、ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受付部によって受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測部によって計測された前記取得量を送信する送信部と、を有する取得装置と、
前記アセットを提供する提供装置と、
を有する需給システム。
【請求項6】
アセットを取得する取得装置が実行する取得方法であって、
前記取得装置は前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部を有し、
前記取得装置は、
前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付け、
前記アセットの取得量を計測し、
ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測された前記取得量を送信する、
取得方法。
【請求項7】
コンピュータに、アセットを取得する取得方法を実行させるプログラムであって、
前記コンピュータは前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部を有し、
前記コンピュータに、
前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付ける処理と、
前記アセットの取得量を計測する処理と、
ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測された前記取得量を送信する処理と、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、取得装置、需給システム、取得方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
世界的に脱炭素化の動きが活発化する中で、企業のイメージアップのために、企業が使用している電力が再生可能エネルギー由来であることを証明することが求められるようになってきている。こうしたニーズに対応するため、ブロックチェーンネットワーク(共通データ基盤)を利用して、供給される電力が再生可能エネルギーによって生産されたか否かを管理することが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
また、企業又は個人に国又は地方公共団体から補助金を受けることができる制度ができた場合には、企業だけでなく個人も再生可能エネルギー由来の電力を使用していることを証明する必要がある。
【0004】
これに対して、発電量及び消費量のデータを記録する装置として、発電施設に付随するPCS(Power Conditioning System)、消費者の施設に付随する電力量計(スマートメータ)、又は電力量計と接続するEMS(Energy Management System)等が想定されている。これらは基本的にデータの測定対象となる施設に固定されており、頻繁にデータの測定対象が変わることはない。即ち、再生可能エネルギー由来の電力と供給対象を一意に紐づけることが容易である。そのため、企業が、ブロックチェーンネットワークを利用して再生可能エネルギー由来の電力を購入して使用していることを証明することは容易である。
【0005】
同様の背景で電気自動車へ充電する電力についてもブロックチェーンネットワークにデータの記録が必要になることが想定され、電気自動車に充電する充電設備(充電ステーション、家庭用充電コンセント)から充電量のデータを記録することが想定される。ところが、この場合は、充電対象となる電気自動車は不特定多数となり一意に特定ができない。即ち、充電設備がデータの書き込みを行う場合は、どの電気自動車にして再生可能エネルギー由来の電力を供給したのかを特定する手段がないという問題が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、充電対象となる電気自動車は不特定多数となり一意に特定ができない。即ち、充電設備がブロックチェーンネットワークにデータの書き込みを行おうとしても、どの電気自動車に対して再生可能エネルギー由来の電力を供給したのかを特定する手段がない。これでは、電気自動車等のような不特定多数の充電対象の所有者である企業又は個人は、再生可能エネルギー由来の電力の所定のアセットを購入して使用していることを証明することが困難である。
【0007】
本発明は上述の課題を鑑みてなされたもので、充電設備がブロックチェーンネットワークにデータの書き込みを行う際、どの電気自動車に対して再生可能エネルギー由来の電力を供給したのかを特定できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、アセットを取得する取得装置であって、前記アセットの取得側を識別するための取得側識別情報を記憶する記憶部と、前記アセットの提供側を識別するための提供側識別情報を受け付ける受付部と、前記アセットの取得量を計測する計測部と、ブロックチェーンネットワークが受信すべく、前記記憶部に記憶された前記取得側識別情報、前記受付部によって受け付けられた前記提供側識別情報、及び前記計測部によって計測された前記取得量を送信する送信部と、を有する取得装置である。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように本発明によれば、充電設備がブロックチェーンネットワークにデータの書き込みを行う際、どの電気自動車に対して再生可能エネルギー由来の電力を供給したのかを特定できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る充電システムの概略図である。
充電装置、充電コネクタ、中継サーバ、小売業者端末、ノードの電気的なハードウェア構成図である。
充電コネクタ、小売業者端末、及びノードの各機能構成図である。
取得側識別情報管理テーブルを示す概念図である。
充電データ管理テーブルを示す概念図である。
充電コネクタにより電気自動車のバッテリーを充電する際の処理を示すシーケンス図である。
再生可能エネルギー由来の電力を購入したことを登録する処理を示すシーケンス図である。
アセット情報の概念図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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