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公開番号
2024128563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037589
出願日
2023-03-10
発明の名称
乾燥装置、乾燥方法及び造形システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F26B
25/10 20060101AFI20240913BHJP(乾燥)
要約
【課題】乾燥によるエネルギーを低減する。
【解決手段】粉体結合物50を収容する収容部41と、収容部41に収容された粉体結合物50を乾燥させる乾燥部40と、を備え、収容部41は、端部を除く底部48に通気孔60を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
粉体結合物を収容する収容部と、
前記収容部に収容された前記粉体結合物を乾燥させる乾燥部と、
を備え、
前記収容部は、端部を除く底部に通気孔を有することを特徴とする乾燥装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記通気孔は、前記底部の中央領域に前記通気孔を含む請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記通気孔は、前記底部の一端から他端の間に前記通気孔を含む請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記粉体結合物は、粉体を含む粉体層を形成する造形部と、前記粉体層に造形液を付与し、造形層を形成する造形液付与部と、を含む造形装置で造形される請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記収容部は、上部が開口している請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項6】
前記乾燥部は、前記収容部を含む領域を減圧する減圧部と、前記減圧部で減圧されることによって気化された液体を回収する回収部と、を含む請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項7】
前記底部は、鉛直方向に昇降可能である請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項8】
前記収容部は、粉体が一緒に前記粉体結合物が収容される請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項9】
前記底部は、前記通気孔と多孔質材を有し、
前記多孔質材が、前記通気孔を覆う請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項10】
前記底部は、前記通気孔と多孔質材を有し、
前記多孔質材は、前記通気孔よりも小さい孔を有する請求項1に記載の乾燥装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置、乾燥方法及び造形システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
造形物を造形する方法として、例えば、粉体積層造形方式(バインダージェッティング方式)による方法が知られている。
【0003】
この方法においては、得られた造形物に含まれる溶媒などを乾燥させる必要がある。
【0004】
例えば、特許文献1(特開2016-68334号公報)においては、造形物を乾燥させる乾燥装置として、ファンからの送風を造形ステージ上へ送ることにより、造形ステージ上の造形物(造形層)を乾燥させる構成が提案されている。詳しくは、造形ステージの端部に孔部が設けられており、この孔部には、粉体を通さず、空気を通すことのできるスポンジが設けられている。しかしながら、特許文献1の乾燥装置は、乾燥によるエネルギー消費を低減することができなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明においては、乾燥によるエネルギー消費を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、粉体結合物を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記粉体結合物を乾燥させる乾燥部と、を備え、前記収容部は、端部を除く底部に通気孔を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、乾燥によるエネルギー消費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る乾燥装置が搭載される造形システムの概略図である。
造形装置の一例を示す図である。
造形装置の制御部の一例を示すブロック図である。
造形動作を示す図である。
造形動作を示す図である。
造形動作を示す図である。
造形動作を示す図である。
造形動作を示す図である。
造形動作を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る乾燥装置の全体構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る収容部を上方から見た平面図である。
本発明の第1実施形態に係る構成と、これとは異なる比較例とにおいて、乾燥処理の早さを調べるために行った試験結果を示すグラフである。
本発明の第2実施形態に係る収容部の平面図である。
本発明の第3実施形態に係る収容部の平面図である。
本発明の第4実施形態に係る収容部の平面図である。
本発明の第5実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第5実施形態に係る収容部の平面図である。
本発明の第6実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第7実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第8実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第9実施形態に係る収容部の平面図である。
本発明の第10実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第11実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第12実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第13実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第14実施形態に係る収容部の断面図である。
本発明の第15実施形態に係る収容部の断面図である。
造形装置の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る乾燥装置の実施形態について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
【0010】
<造形システムの構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る乾燥装置が搭載される造形システムの概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
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