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公開番号2024078475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022190876
出願日2022-11-30
発明の名称食事用具
出願人日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類G16H 20/60 20180101AFI20240604BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】食品の摂取者に対して忌避感を与えることなく、摂食行動を把握することの可能な食事用具を提供する。
【解決手段】手指によって把持される柄部と、食品を支持するヘッド部と、を備えた食事用具であって、前記ヘッド部に対して食品及び人体が接触したことを検知する接触検知手段と、前記ヘッド部の位置を検出する位置検出手段と、前記接触検知手段が検知した情報、及び、前記位置検出手段が検出した情報に基づいて、前記ヘッド部が前記食品から離間した第1位置と、前記ヘッド部が前記人体に接触した第2位置と、を演算するとともに、前記第1位置及び前記第2位置に基づいて、前記人体に対する前記食品の相対位置情報を演算する制御部と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
手指によって把持される柄部と、食品を支持するヘッド部と、を備えた食事用具であって、
前記ヘッド部に対して食品及び人体が接触したことを検知する接触検知手段と、
前記ヘッド部の位置を検出する位置検出手段と、
前記接触検知手段が検知した情報、及び、前記位置検出手段が検出した情報に基づいて、前記ヘッド部が前記食品から離間した第1位置と、前記ヘッド部が前記人体に接触した第2位置と、を演算するとともに、前記第1位置及び前記第2位置に基づいて、前記人体に対する前記食品の相対位置情報を演算する制御部と、
を有することを特徴とする食事用具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の食事用具において、
情報を端末装置へ送信する通信部をさらに有し、
前記端末装置が、前記通信部から受信した前記相対位置情報、及び、予め取得していた食品配置情報に基づいて、摂取された前記食品の種類を特定することを特徴とする食事用具。
【請求項3】
請求項2に記載の食事用具において、
前記食品配置情報は、カメラで予め撮像された画像によって取得されるものであることを特徴とする食事用具。
【請求項4】
請求項2に記載の食事用具において、
前記ヘッド部で支持された前記食品の重量を計測する重量計測手段をさらに有し、
前記端末装置が、摂取された前記食品の種類、及び、前記通信部から受信した前記食品の重量情報に基づいて、摂取された栄養素の進捗を表示することを特徴とする食事用具。
【請求項5】
請求項2に記載の食事用具において、
食事が開始されてからの時間を計測する時間計測手段をさらに有し、
前記端末装置が、摂取された前記食品の種類、及び、前記通信部から受信した食事時間情報に基づいて、摂食のペースを表示することを特徴とする食事用具。
【請求項6】
請求項2に記載の食事用具において、
前記食品の匂いを検知する匂いセンサをさらに有し、
前記端末装置は、摂取された前記食品の種類、及び、前記通信部から受信した匂い情報を記憶部に記録することを特徴とする食事用具。
【請求項7】
請求項1に記載の食事用具において、
前記ヘッド部に、前記食品の温度を測定する温度計が設けられたことを特徴とする食事用具。
【請求項8】
請求項1に記載の食事用具において、
前記ヘッド部に、前記食品に含まれる塩分を測定する塩分センサが設けられたことを特徴とする食事用具。
【請求項9】
請求項1に記載の食事用具において、
前記柄部に、人体の脈波を測定する脈波センサが設けられ、
前記脈波に異常があった場合にアラームが出力されることを特徴とする食事用具。
【請求項10】
請求項1に記載の食事用具において、
前記位置検出手段は、前記柄部に内蔵され、加速度センサ及び角速度センサを含むことを特徴とする食事用具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食事用具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
食事中の行動、特に、摂食したメニュー、摂食の順序やペース等の把握のため、様々なセンシングシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザの食事風景を撮像部で撮像し、得られた画像データに基づいて、食品の種類や摂取量を推定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-12174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような食事行動センシングシステムは、食事中のユーザ撮影が必要なため、ユーザによっては撮影されることへの忌避感を与えることとなり、普段通りの食事行動を阻害してしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、食品の摂取者に対して忌避感を与えることなく、摂食行動を把握することの可能な食事用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、手指によって把持される柄部と、食品を支持するヘッド部と、を備えた食事用具であって、前記ヘッド部に対して食品及び人体が接触したことを検知する接触検知手段と、前記ヘッド部の位置を検出する位置検出手段と、前記接触検知手段が検知した情報、及び、前記位置検出手段が検出した情報に基づいて、前記ヘッド部が前記食品から離間した第1位置と、前記ヘッド部が前記人体に接触した第2位置と、を演算するとともに、前記第1位置及び前記第2位置に基づいて、前記人体に対する前記食品の相対位置情報を演算する制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、食品の摂取者に対して忌避感を与えることなく、摂食行動を把握することの可能な食事用具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る食事行動センシングシステムの構成を示す機能ブロック図。
食事用具の全体構成を示す図。
食事開始前の食品の位置を示す図。
摂食者が食事用具で1口の食品を支持した直後の様子を示す図。
摂食者が1口の食品を口の中に入れる瞬間の様子を示す図。
表示部が表示するダッシュボードを示す図。
本実施形態に係る食事行動センシングシステムの主なフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る食事行動センシングシステムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、食事行動センシングシステムは、食事用具100と、端末装置101と、により構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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