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公開番号2024122617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030272
出願日2023-02-28
発明の名称シニアの健康状態の改善方法
出願人日清食品ホールディングス株式会社
代理人
主分類G16H 40/00 20180101AFI20240902BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】シニアにおける健康状態の改善を目的として栄養素が調整された食事を摂取する方法を提供する。
【解決手段】エネルギー比率においてタンパク質を14~20%又は15~20%、脂質を20~30%、炭水化物を50~65%の割合で含むとともに、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類及びミネラル類の栄養素が所定量の範囲に調整された食事を少なくとも一日における朝食、昼食、夕食の三食から選択される一食以上において継続的に摂取することによるシニアの健康状態の改善方法、とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エネルギー比率においてタンパク質を14~20%又は15~20%、脂質を20~30%、炭水化物を50~65%の割合で含むとともに、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類及びミネラル類の栄養素が所定量の範囲に調整された食事を少なくとも一日における朝食、昼食、夕食の三食から選択される一食以上において継続的に摂取することによるシニアの健康状態の改善方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記健康状態が認知機能検査、歩行機能、5回椅子立ち上がりテスト、総抗酸化能、サーチュイン遺伝子発現量、精神的健康状態及び腸内菌叢からなる群より選択される一又は二以上のいずれかの健康指標により判断される請求項1に記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項3】
前記ビタミン類が少なくともビタミンAを含むとともに、前記ミネラル類が少なくともカルシウムを含む請求項2に記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項4】
前記ビタミン類が少なくともビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1及びビタミンB2を含むとともに、前記ミネラル類が少なくともカルシウム、マグネシウム及び亜鉛を含む請求項2に記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項5】
前記脂質において飽和脂肪酸が所定量以下であって、n-3系脂肪酸及びn-6系脂肪酸が所定量以上である請求項2に記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項6】
前記ビタミン類が少なくともビタミンD及びビタミンB6を所定量以上であって、前記脂質においてn-3系脂肪酸が所定量以上である請求項2に記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項7】
前記食事の継続的な摂取の期間が少なくとも3週間以上である請求項3~6のいずれかに記載のシニアの健康状態の改善方法。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載のシニアの健康状態の改善方法において摂取される、栄養素が調整された食事。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、栄養素が調整された食事を摂取することによってシニアの健康状態を改善するための改善方法に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高齢化に伴う医療費や介護費の増加が問題となっており、健康上の理由で日常生活が制限されることなく過ごせる「健康寿命」を伸ばすことが、医療費抑制や豊かな老後を過ごす上で重要な課題となっている。特にシニアと称される世代、すなわち、50歳以上、60歳以上又は65歳以上の世代において重要な課題となっている。
例えば、日本国厚生労働省は、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を5年毎に改定しており、2019年12月24日に「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書(以下、「日本人の食事摂取基準」という)を公表している。
【0003】
「日本人の食事摂取基準」では、年齢、性別、及び身体活動レベル(低い(I)、ふつう(II)、高い(III))の区分ごとに推定エネルギー必要量(kcal/日)を計算し、推定エネルギー必要量に応じて、三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物の目標量(各栄養素が総エネルギー摂取量に占めるべき割合)を規定するとともに、ビタミンA、ビタミンD等の脂溶性ビタミン、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン等の水溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン等のミネラルについて、推奨量、目安量、耐容上限量、目標量のいずれか、またはこれらの組み合わせを規定している。
【0004】
「日本人の食事摂取基準」に記載されている各栄養素の推奨量、目安量、耐容上限量、目標量等の基準値は、性別、年齢、身体活動レベルの区分毎に設けられている。すべての栄養素が基準値を満たすように栄養計算を行うには試行錯誤が必要で、三大栄養素と食塩相当量のみ、またはこれらに加えて主要ビタミン、主要ミネラルについて基準値となるように栄養計算を行うことが多い。また、毎食の栄養素が基準値になるように栄養計算を行うのではなく、例えば1週間などの所定期間内における対象者の栄養摂取量の平均値が基準値を満たすように栄養計算されることも多い。
【0005】
特許文献1には、エネルギー比率において、少なくとも、2~75%の糖質、10%以上のタンパク質、15~70%の脂質、を含み、日本国厚生労働省発行の日本人の食事摂取基準に示された推定エネルギー必要量を摂取した場合において、日本国厚生労働省発行の日本人の食事摂取基準に示されるビタミン及びミネラルの摂取量が、必要量以上且つ上限量以下に達するように設計された経口摂取用栄養調整食品に関する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-140952 このような健康状態の改善を目的として、栄養素が調整された食事を摂取する方法に関する発明が開示されている。一方、特許文献1以外の方法についても種々の方法が想定されるところである。
【0007】
さらに、栄養素が調整された食事を摂取する場合、その食事の内容とともに、摂取するタイミング(朝食、昼食又は夕食)や、当該食事を継続する期間等の種々のファクターによって結果が影響を受ける場合も多いと考えられる。さらに、このような栄養素が調整された食事(調整食)を利用して具体的に人が継続的に摂取してその効果を示したデータは、シニア世代を含めてそれほど多くは得られていないのが現状である。
また、栄養バランスが整った食事が健康に資することはよく言われているが、多くの栄養素についてその範囲を具体的に定義し、シニアの健康の改善を確認した例は開示されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明者らは、特にシニア世代における栄養素が調整された食事を摂取する方法を新たに検討し、単に摂取する食事の内容だけでなく、その摂取時期、タイミング等も含めて検討することを課題とした。さらに、実際に当該調整された食事を摂取した場合の効果についても検討し、健康状態を改善することと目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは種々の検討の結果、エネルギー比率においてタンパク質を14~20%又は15~20%、脂質を20~30%、炭水化物を50~65%含み、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類及びミネラル類の栄養素が所定量に調整された食事を少なくとも一日における朝食、昼食、夕食の三食から選択される一食以上において継続的に摂取することによって、シニアの健康状態が改善されることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0010】
すなわち、本願第一の発明は、
「エネルギー比率においてタンパク質を14~20%又は15~20%、脂質を20~30%、炭水化物を50~65%の割合で含むとともに、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類及びミネラル類の栄養素が所定量の範囲に調整された食事を少なくとも一日における朝食、昼食、夕食の三食から選択される一食以上において継続的に摂取することによる健康状態の改善方法。」、である。
(【0011】以降は省略されています)

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