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公開番号2024075004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186080
出願日2022-11-22
発明の名称イカ釣り用ヤエン
出願人個人
代理人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20240527BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 二股の掛け針軸を有するヤエンは片方の掛け針軸にイカが掛かった場合、残る他方の掛け針軸で十分に挟めずに掛かり方が弱くなってしまいイカが外れてしまう。また、二股の掛け針軸で挟み込むために複雑な部品を追加してあるヤエンも存在するがヤエン自体の重量が重くなりイカに警戒されヤエン到着前に逃げられる。そのうえ挟み込みの誤作動も起こる。シンプルな構造でヤエンを重くせず、挟み込む掛かり方を強化し、誤作動のないヤエンを開発する課題がある。
【解決手段】 本発明のヤエン101は、二股に分かれた二本の掛け針軸7が掛け針6との間で交差していることによって片方の掛け針軸にイカが掛かった場合、他方の掛け針軸に近づく変形が起こりイカを効果的に挟み込める。また、二本の掛け針軸を交差させるだけのシンプルな構造なので重量増加が小さくイカが掛かった場合にのみ作動する。よって、課題を解決できるヤエンになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
イカを釣るためのヤエンであって、ヤエンは一端側にハリスへ吊り下がる為の複数のガイドを持つガイド用軸と、他端側に掛け針を持つ二本の掛け針用軸とを、連結部で繋がった状態で備え、前記二本の掛け針用軸は前記連結部の近傍で水平方向に角度30度~180度の範囲内で二股に分かれ且つ前記掛け針との間で交差部を形成するために屈曲していることを特徴とするヤエン。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記他端側の前記二本の掛け針用軸同士が前記交差部で大きく垂直方向に離れるのを防止するために、前記交差部に前記二本の掛け針用軸を遊挿されるリング状部材を有することを特徴とする請求項1のヤエン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
イカを釣る釣り具であるヤエンに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
生き餌の魚を泳がせてイカが抱きついた後に、ヤエンをハリスに吊り下げて海中に投下しイカを掛けるが掛け針からイカが外れることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-44019
【非特許文献】
【0004】
2022.11.19インターネット検索<URL:https://www.aorinetshop.jp/product/3 >餌のアジに衝突し閉じる構造である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
掛け針側が二股に分かれたヤエンにおいて、片側にイカが掛かった場合他方の掛け針が追い掛かりすることは少なく大きいイカなどが外れることがある。また複雑な構造でイカを挟み込むヤエンも存在するがヤエン自体の重量が重くなりイカに警戒され、イカにヤエンが到達する前に逃げられることが多いという課題もあり誤作動も起こる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、イカを釣るためのヤエンであって、ヤエンは一端側にハリスへ吊り下がる為の複数のガイドを持つガイド用軸と、他端側に掛け針を持つ二本の掛け針用軸とを、連結部で繋がった状態で備え、前記二本の掛け針用軸は前記連結部の近傍で水平方向に角度30度~180度の範囲内で二股に分かれ且つ前記掛け針との間で交差部を形成するために屈曲していることを特徴とするヤエンである。
【0007】
本発明は、前記他端側の前記二本の掛け針用軸同士が前記交差部で大きく垂直方向に離れるのを防止するために、前記交差部に前記二本の掛け針用軸を遊挿されるリング状部材を有することを特徴とする請求項1のヤエンである。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、イカを釣るためのヤエンであって、ヤエンは一端側にハリスへ吊り下がる為の複数のガイドを持つガイド用軸と、他端側に掛け針を持つ二本の掛け針用軸とを、連結部で繋がった状態で備え、前記二本の掛け針用軸は前記連結部の近傍で水平方向に角度30度~180度の範囲内で二股に分かれ且つ前記掛け針との間で交差部を形成するために屈曲していることを特徴とするヤエンなので、イカが片側の掛け針用軸の掛け針に掛かった場合は片側の掛け針用軸と一端側との間に引き合う力が発生するので、交差部があるために他方の掛け針用軸に近づくように曲がり二本の掛け針用軸でイカを挟み込み外れにくくなる。最初から二本の掛け針用軸が掛かった場合にも挟む効果はある。また二本の掛け針用軸が交差しているだけの簡単な構造であり重量の増加はごくわずかである。さらにはイカが掛かった場合にのみ挟み込むので誤作動もない。
【0009】
本発明は、前記他端側の前記二本の掛け針用軸同士が前記交差部で大きく垂直方向に離れるのを防止するために、前記交差部に前記二本の掛け針用軸を遊挿されるリング状部材を有することを特徴とする請求項1のヤエンなので、イカの引く力で交差部が垂直方向に大きく離れずに安定してイカを挟み込むことが出来る。またリングは遊挿されているので交差部の移動に合わせ移動することが出来るので挟み込みを邪魔しない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本発明の実施例1を説明する図である。 a)側面から見た図 水平方向なので二本の掛け針軸に見えない b)上方から見た図
図2は本発明の実施例2を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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