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公開番号2024071753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2024059656,2023125906
出願日2024-04-02,2020-08-25
発明の名称エラー原因推定装置およびエラー原因推定方法
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類H05K 13/00 20060101AFI20240517BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】作業エラーの原因となった特定対象を案内可能なエラー原因推定装置およびエラー原因推定方法を開示する。
【解決手段】エラー原因推定装置は、記憶部と、抽出部と、案内部とを備える。記憶部は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機の対基板作業において発生した複数の作業エラーについて、対基板作業に使用された使用機器および対基板作業に使用された使用データのうちの少なくとも一方である評価対象と当該作業エラーの種類を示すエラーコードとを関連付けて記憶する。抽出部は、記憶部によって記憶された複数の作業エラーに基づいて、作業エラーの原因となった評価対象である特定対象を抽出する。案内部は、抽出部によって抽出された特定対象を、当該特定対象に関連付けられているエラーコードと作業エラーを発生した対基板作業の種類と共に案内する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機の前記対基板作業において発生した複数の作業エラーについて、前記対基板作業に使用された使用機器および前記対基板作業に使用された使用データのうちの少なくとも一方である評価対象と当該作業エラーの種類を示すエラーコードとを関連付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部によって記憶された複数の作業エラーに基づいて、前記作業エラーの原因となった前記評価対象である特定対象を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記特定対象を、当該特定対象に関連付けられているエラーコードと前記作業エラーを発生した前記対基板作業の種類と共に案内する案内部と、
を備えるエラー原因推定装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機の前記対基板作業において発生した複数の作業エラーについて、前記対基板作業に使用された使用機器および前記対基板作業に使用された使用データのうちの少なくとも一方である評価対象と当該作業エラーの種類を示すエラーコードとを関連付けて記憶する記憶工程と、
前記記憶工程によって記憶された複数の作業エラーに基づいて、前記作業エラーの原因となった前記評価対象である特定対象を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された前記特定対象を、当該特定対象に関連付けられているエラーコードと前記作業エラーを発生した前記対基板作業の種類と共に案内する案内工程と、
を備えるエラー原因推定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、エラー原因推定装置およびエラー原因推定方法に関する技術を開示する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の演算装置は、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、装置動作情報と異常履歴情報とを記憶する。装置動作情報は、部品を基板に装着する際に使用する第一部品および第二部品の動作回数を、第一部品および第二部品の組合せ毎に特定する。異常履歴情報は、部品を基板に装着する際に第一部品および第二部品において異常が発生した異常回数を、第一部品および第二部品の組合せ毎に特定する。制御部は、異常発生率の高い第一部品の分散の値と、異常発生率の高い第二部品の分散の値とを比較して、値の小さい方の部品が属する種別を異常の原因となっている可能性が高いと判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-238689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の演算装置は、作業エラーの原因となった特定対象を適切に案内することができない。
【0005】
このような事情に鑑みて、本明細書は、作業エラーの原因となった特定対象を案内可能なエラー原因推定装置およびエラー原因推定方法を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、記憶部と、抽出部と、案内部とを備えるエラー原因推定装置を開示する。前記記憶部は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機の前記対基板作業において発生した複数の作業エラーについて、前記対基板作業に使用された使用機器および前記対基板作業に使用された使用データのうちの少なくとも一方である評価対象と当該作業エラーの種類を示すエラーコードとを関連付けて記憶する。前記抽出部は、前記記憶部によって記憶された複数の作業エラーに基づいて、前記作業エラーの原因となった前記評価対象である特定対象を抽出する。前記案内部は、前記抽出部によって抽出された前記特定対象を、当該特定対象に関連付けられているエラーコードと前記作業エラーを発生した前記対基板作業の種類と共に案内する。
【0007】
また、本明細書は、記憶工程と、抽出工程と、案内工程とを備えるエラー原因推定方法を開示する。前記記憶工程は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機の前記対基板作業において発生した複数の作業エラーについて、前記対基板作業に使用された使用機器および前記対基板作業に使用された使用データのうちの少なくとも一方である評価対象と当該作業エラーの種類を示すエラーコードとを関連付けて記憶する。前記抽出工程は、前記記憶工程によって記憶された複数の作業エラーに基づいて、前記作業エラーの原因となった前記評価対象である特定対象を抽出する。前記案内工程は、前記抽出工程によって抽出された前記特定対象を、当該特定対象に関連付けられているエラーコードと前記作業エラーを発生した前記対基板作業の種類と共に案内する。
【発明の効果】
【0008】
上記のエラー原因推定装置によれば、作業エラーの原因となった特定対象を、特定対象に関連付けられているエラーコードと作業エラーを発生した対基板作業の種類と共に案内することができる。エラー原因推定装置について上述されていることは、エラー原因推定方法についても同様に言える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
対基板作業ラインの構成例を示す構成図である。
部品装着機の構成例を示す平面図である。
使用機器および使用データの一例を示す模式図である。
エラー原因推定装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。
エラー原因推定装置による制御手順の一例を示すフローチャートである。
エラーコード、使用機器および使用データが関連付けられて記憶装置に記憶されている状態の一例を示す模式図である。
第一種評価対象であるフィーダと第二種評価対象である保持部材(吸着ノズル)についてのエラー発生状況の評価値の一例を示す模式図である。
案内部による案内例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.実施形態
1-1.対基板作業ラインWL0の構成例
対基板作業ラインWL0では、基板90に所定の対基板作業を行う。対基板作業ラインWL0を構成する対基板作業機WM0の種類および数は、限定されない。図1に示すように、本実施形態の対基板作業ラインWL0は、印刷機WM1、印刷検査機WM2、部品装着機WM3、リフロー炉WM4および外観検査機WM5の複数(5つ)の対基板作業機WM0を備えており、基板90は、基板搬送装置によって、この順に搬送される。
(【0011】以降は省略されています)

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