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公開番号2024128058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024111466,2023016188
出願日2024-07-11,2016-09-01
発明の名称ストッカ
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類G06Q 10/0836 20230101AFI20240912BHJP(計算;計数)
要約【課題】ストッカで生じた事態に適切な対応を可能とする。
【解決手段】ストッカの納品庫の扉を解錠制御して扉の開放が検知されると(S100)、扉の開放時間の計測を開始し(S110)、所定の開放時間以上に亘って扉の開放が検知され続けている場合に(S120,S130)、扉の開放状態が継続している旨の通知をストッカ管理装置に送信する(S150)。これにより、扉が開放されたままとなっている事態に適切に対応することが可能となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
扉を施錠可能な納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
前記扉の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
前記管理装置と通信が可能で、前記扉の施錠および解錠を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記扉を解錠制御して前記扉の開放が検知されてから所定の開放時間以上に亘って前記扉の開放が検知され続けている場合に、前記扉が開放されたままである旨の通知を前記管理装置に送信する
ストッカ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
前記ストッカの前方の所定範囲を撮像可能な撮像装置と、
前記管理装置と通信が可能で、前記撮像装置により撮像された画像から移動体を検出したことに基づいて該画像の記録制御を実行する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、所定の非記録時間以上に亘って前記記録制御を実行していない場合に、画像を記録していない旨の通知を前記管理装置に送信する
ストッカ。
【請求項3】
扉を施錠可能な納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
前記扉の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
前記管理装置と通信が可能で、前記扉の施錠および解錠を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記扉を解錠制御していない状態で前記扉の開放が検知された場合に、解錠制御によらずに前記扉が開放された旨の通知を前記管理装置に送信する
ストッカ。
【請求項4】
納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
消費材の消費を伴って納品証明を出力可能な納品証明出力装置と、
前記管理装置と通信が可能で、納入者により前記納品庫に物品が納入された場合に前記納品証明を出力するよう前記納品証明出力装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記消費材の残量が所定の残量以下となった場合に、前記消費材の残量が所定の残量以下である旨の通知を前記管理装置に送信する
ストッカ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストッカに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、配達人が配達した宅配物を納入可能なボックス(納品庫)を複数有するロッカー(ストッカ)と、ロッカーを管理する管理装置とを備えたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、配達人からの選択を受け付けたボックスが空きボックスであれば、予約ボックスとして登録する。そして、配達人が予約ボックスに宅配物を納入する際には、予約ボックスに解錠信号を送って扉の開放動作を行い、開放動作が所定回数目となっても扉が開放しない場合には扉の開故障が生じた旨のエラーメッセージを表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-151154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したシステムでは、扉の開故障に対応することは記載されているものの、それ以外の事態が生じた場合については考慮されていない。このため、扉の開故障以外の種々の事態が生じた場合に適切に対応することが困難である。
【0005】
本発明は、ストッカで生じた事態に適切な対応を可能とすることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の第1のストッカは、
扉を施錠可能な納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
前記扉の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
前記管理装置と通信が可能で、前記扉の施錠および解錠を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記扉を解錠制御して前記扉の開放が検知されてから所定の開放時間以上に亘って前記扉の開放が検知され続けている場合に、前記扉が開放されたままである旨の通知を前記管理装置に送信する
ことを要旨とする。
【0008】
本発明の第1のストッカは、納品庫の扉を解錠制御して扉の開放が検知されてから所定の開放時間以上に亘って扉の開放が検知され続けている場合に、その旨の通知を管理装置に送信するから、扉が開放されたままとなっている場合に適切に対応することができる。なお、例えば、納入者(配達者)により納品庫に納入された物品を受け取り者が取り出した後に、扉を閉め忘れた場合などに扉が開放されたままとされることになる。
【0009】
本発明の第2のストッカは、
納品庫を有するストッカと、前記ストッカを管理する管理装置とを備えたストッカシステムに用いられるストッカであって、
前記ストッカの前方の所定範囲を撮像可能な撮像装置と、
前記管理装置と通信が可能で、前記撮像装置により撮像された画像から移動体を検出したことに基づいて該画像の記録制御を実行する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、所定の非記録時間以上に亘って前記記録制御を実行していない場合に、画像を記録していない旨の通知を前記管理装置に送信する
ことを要旨とする。
【0010】
本発明の第2のストッカは、所定の非記録時間以上に亘って画像の記録制御を実行していない場合に、その旨の通知を管理装置に送信するから、画像を記録していない場合に適切に対応することができる。なお、通常は納入者(配達者)が物品を納入する際や受け取り者が物品を受け取る際にストッカの前方の所定範囲内に入るために画像から移動体が検出される。このため、所定の非記録時間以上に亘って画像を記録していない場合には、撮像装置や撮像される画像に何らかの異常が生じている可能性が高い。
(【0011】以降は省略されています)

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