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公開番号
2024113491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018514
出願日
2023-02-09
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
G06V
30/146 20220101AFI20240815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】湾曲状に配置された文字列の文字認識の精度を向上させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、湾曲状に配置された文字列が記載された曲面を有する対象物(円柱β)の画像を入力するIF105又はネットワークIF106と、画像から文字列の複数の上端点を通過する楕円E1及び画像から文字列の複数の下端点を通過する楕円E4を検出し、楕円E1及び楕円E4の中心座標、楕円E1及び楕円E4の長軸の半径A1及びA2、並びに楕円E1及び楕円E4の短軸の半径B1及びB2に基づいて、対象物の曲面の画像を平面画像αに変換するCPU101とを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
湾曲状に配置された文字列が記載された曲面を有する対象物の画像を入力する入力手段と、
前記画像から前記文字列の複数の上端点を通過する第1楕円及び前記画像から前記文字列の複数の下端点を通過する第2楕円を検出する検出手段と、
前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標、前記第1楕円及び前記第2楕円の長軸の半径、並びに前記第1楕円及び前記第2楕円の短軸の半径に基づいて、前記対象物の曲面の画像を平面の画像に変換する変換手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記対象物は円柱であり、
前記変換手段は、
前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標のY座標の差分を前記平面の画像のY方向の長さHとし、
前記第1楕円及び前記第2楕円のいずれか一方の周長の半分の長さを前記平面の画像のX方向の長さWとし、
前記平面の画像の右下端を原点とし、上向き及び左向きを正とし、前記平面の画像の任意の点Rの座標を(x、y)とし、
前記第1楕円及び前記第2楕円の長軸の半径が水平方向から時計回りに回転する角度をθとするとき、前記点Rの座標xと前記長さWとから前記角度θを算出し、
前記点Rを通過する垂直な線分の上端点及び下端点を点P、点Qとした場合に、前記点P及び前記点Qの座標に対応する前記円柱上の点P’及び点Q’の座標を前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標、長軸の半径、短軸の半径並びに前記角度θに基づいて算出し、
前記点P’及び前記点Q’のY座標をy:(H-y)に内分する点の座標を前記点Rの座標に対応する前記円柱上の点R’のZ座標とし、前記点P’及び前記点Q’のいずれかの一方のX座標及びY座標を点R’のX座標及びY座標とすることで、前記点R’のX座標、Y座標及びZ座標を算出し、
前記点R’の色を周辺の画素から双線形補間で検出し、前記点R’の色を前記点Rの色として設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記文字列が複数行の文字列で構成される場合には、前記第1楕円は前記複数行の文字列のうち最上行の文字列における複数の上端点を通過する楕円であり、前記第2楕円は前記複数行の文字列のうち最下行の文字列における複数の下端点を通過する楕円であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、撮影画像に含まれるX軸方向に並んだ文字列やY軸方向に並んだ文字列を検出する技術が知られている(例えば特許文献1~5参照)。また、X軸方向又はY軸方向に対して傾いた文字列をX軸方向又はY軸方向に平行になるように回転し、回転された文字列を読み取る技術も知られている。さらに、文字認識を行う前に、エッジ抽出などの画像処理を行う技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-103755号公報
特開平7-121658号公報
特開平9-237318号公報
特開2019-128727号公報
特開2022-52716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、矩形の紙に2行の文字列を記入し、その紙を円柱に巻き付け、当該円柱の画像を撮影した場合には、左右の端に向かって行くほど、各文字列の並びが下がったり、左右の端に近い文字の大きさが小さくなったり、文字列間の幅が狭くなったりする。この状態だと、文字認識により文字列の各文字を正確に読み取れない場合がある。
【0005】
そこで、本発明では、湾曲状に配置された文字列の文字認識の精度を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理装置は、湾曲状に配置された文字列が記載された曲面を有する対象物の画像を入力する入力手段と、前記画像から前記文字列の複数の上端点を通過する第1楕円及び前記画像から前記文字列の複数の下端点を通過する第2楕円を検出する検出手段と、前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標、前記第1楕円及び前記第2楕円の長軸の半径、並びに前記第1楕円及び前記第2楕円の短軸の半径に基づいて、前記対象物の曲面の画像を平面の画像に変換する変換手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
上記構成において、前記対象物は円柱であり、前記変換手段は、前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標のY座標の差分を前記平面の画像のY方向の長さHとし、前記第1楕円及び前記第2楕円のいずれか一方の周長の半分の長さを前記平面の画像のX方向の長さWとし、前記平面の画像の右下端を原点とし、上向き及び左向きを正とし、前記平面の画像の任意の点Rの座標を(x、y)とし、前記第1楕円及び前記第2楕円の長軸の半径が水平方向から時計回りに回転する角度をθとするとき、前記点Rの座標xと前記長さWとから前記角度θを算出し、前記点Rを通過する垂直な線分の上端点及び下端点を点P、点Qとした場合に、前記点P及び前記点Qの座標に対応する前記円柱上の点P’及び点Q’の座標を前記第1楕円及び前記第2楕円の中心座標、長軸の半径、短軸の半径並びに前記角度θに基づいて算出し、前記点P’及び前記点Q’のY座標をy:(H-y)に内分する点の座標を前記点Rの座標に対応する前記円柱上の点R’のZ座標とし、前記点P’及び前記点Q’のいずれかの一方のX座標及びY座標を点R’のX座標及びY座標とすることで、前記点R’のX座標、Y座標及びZ座標を算出し、前記点R’の色を周辺の画素から双線形補間で検出し、前記点R’の色を前記点Rの色として設定してもよい。
【0008】
上記構成において、前記文字列が複数行の文字列で構成される場合には、前記第1楕円は前記複数行の文字列のうち最上行の文字列における複数の上端点を通過する楕円であり、前記第2楕円は前記複数行の文字列のうち最下行の文字列における複数の下端点を通過する楕円であってもよい。
【0009】
本発明に係る情報処理装置は、湾曲状に配置された文字列が記載された曲面を有する円柱を撮影した撮影画像を入力として、文字列の文字認識の結果を出力する学習モデルを用いて、文字列の文字認識の結果を取得してもよい。学習モデルは、ニューラルネットワークなどの公知の機械学習アルゴリズムを利用して生成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、湾曲状に配置された文字列の文字認識の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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