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公開番号2024114960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2024106134,2023002866
出願日2024-07-01,2015-12-10
発明の名称リール保持装置
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240816BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】2個のテープリールを上下方向に並べて保持することにより保持リール数の倍増および省スペース化を実現したリール保持装置を提供する。
【解決手段】キャリアテープを繰り出して供給位置で電子部品を採取可能とするフィーダと組み合わせて用いられ、キャリアテープが巻回されたテープリールを保持するとともに電子部品装着機にフィーダとは別体に設けられたリール保持装置であって、装置基部と、装置基部の上下に配置され、それぞれがテープリールを回転可能かつ交換可能に保持する上側リールホルダおよび下側リールホルダと、保持されたテープリールからキャリアテープをフィーダに送給可能な使用位置と、使用位置よりもフィーダから離れた退避位置との間で、上側リールホルダを移動可能とするホルダ移動機構と、を備え、使用位置の上側リールホルダは、フィーダとテープリールが高さ方向において重なる位置にテープリールを保持する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数の部品収納部にそれぞれ電子部品を収納したキャリアテープを繰り出して供給位置で前記電子部品を採取可能とするフィーダと組み合わせて電子部品装着機に用いられ、前記キャリアテープが巻回されたテープリールを保持するとともに前記電子部品装着機に前記フィーダとは別体に設けられたリール保持装置であって、
装置基部と、
前記装置基部の上下に配置され、それぞれが前記テープリールを回転可能かつ交換可能に保持する上側リールホルダおよび下側リールホルダと、
保持された前記テープリールから前記キャリアテープを前記フィーダに送給可能な使用位置と、前記使用位置よりも前記フィーダから離れた退避位置との間で、前記上側リールホルダを移動可能とするホルダ移動機構と、を備え、
前記使用位置の前記上側リールホルダは、前記フィーダと前記テープリールが高さ方向において重なる位置に前記テープリールを保持する、
リール保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、電子部品装着機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
多数の電子部品が実装された基板を生産する設備として、はんだ印刷機、電子部品装着機、リフロー機、基板検査機などがある。これらの設備を連結して基板生産ラインを構成することが一般的になっている。このうち電子部品装着機は、基板搬送装置、部品供給装置、部品移載装置、および制御装置を備える。部品供給装置の代表例として、複数の部品収納部にそれぞれ電子部品を収納したキャリアテープを繰り出す方式のフィーダがある。このフィーダと組み合わせて、キャリアテープが巻回されたテープリールを回転可能かつ交換可能に保持するリール保持装置が使用される。従来、リール保持装置は、フィーダの台数と同じ個数のテープリールを保持できればよかった。
【0003】
近年、従来よりも多くの部品種に対応できるようにした新型のフィーダが開発されている。例えば、本願出願人が特許文献1に開示した電子回路部品供給装置は、ヘキサフィーダと呼称され、従来型のフィーダの3台分の配設スペースで6種類の電子部品を供給できる。また、特許文献2の部品テープ・フィーダは、マルチフィーダと呼称され、2本のキャリアテープを交互に進退させて2種類の電子部品を供給できる。さらに、1本目のキャリアテープの後端に続いて第2のキャリアテープを自動的に繰り出す機能を備え、スプライシング作業を省略するようにした新型のオートローディングフィーダも広まりつつある。上記した各種の新型フィーダに対応するために、リール保持装置は、従来の2倍の個数のテープリールを保持する必要が生じる。この種のリール保持構造に関する技術例が特許文献3に開示されている。
【0004】
特許文献3の部品供給装置は、リールスタンドをフレームに対して回動可能に取り付け、リールスタンドを回動して上位置、下位置、上位置よりも高い逃げ位置に位置変換できるようにしている。これによれば、複数台の部品供給装置を並べて取り付ける際に、リールスタンドを上位置と下位置とに交互に配置して、リールの幅寸法よりも小さな取り付けピッチにできる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-138834号公報
特許第4856761号公報
特開平8-204385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献3の技術例では、従来よりも多数のテープリールを保持できるが、2倍までの増加は困難である。従来の2倍の個数のテープリールを確保するためには、2個のテープリールを前後方向や上下方向に並べて保持する必要がある。しかしながら、リール保持装置が大型化するため、設置スペースが大きくなりがちであり、また、オペレータの各種作業を阻害する懸念もある。
【0007】
また、フィーダは、その種類や構造に関係なく列設されるように互換性を有している場合が多い。ところが、特許文献3の技術例では、複数種類のフィーダを併用する場合が考慮されていない。
【0008】
本明細書は、2個のテープリールを上下方向に並べて保持することにより、保持されるテープリールの個数を従来よりも増加させることができる電子部品装着機を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書は、複数の部品収納部にそれぞれ電子部品を収納したキャリアテープを繰り出して供給位置で前記電子部品を採取可能とするフィーダが列設されるデバイスパレットと、前記フィーダに対応して前記キャリアテープが巻回されたテープリールを保持可能なバケット部材と、前記テープリールを回転可能かつ交換可能に保持する上側リールホルダおよび下側リールホルダを有し、前記バケット部材に対して着脱可能に保持されるリール保持装置と、を備える電子部品装着機を開示する。
【発明の効果】
【0010】
本明細書で開示する電子部品装着機は、上側リールホルダおよび下側リールホルダを有するリール保持装置を備えるので、2個のテープリールが上下方向に並んで保持される。これにより、保持されるテープリールの個数は、従来と比較して増加する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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