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公開番号2024070415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180888
出願日2022-11-11
発明の名称通信装置および、通信システム、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 7/00 20060101AFI20240516BHJP(電気通信技術)
要約【課題】バイパス時でも他の通信装置が時刻同期可能となること。
【解決手段】通信装置は、第1通信線からパケットが入力されて当該パケットを出力する第1通信手段と、上記パケットが入力されて当該パケットを第2通信線へと出力する第2通信手段と、上記パケットを処理する処理手段と、上記第1通信手段から出力された上記パケットを上記第2通信手段に入力する経路を、上記処理手段がアクセス可能なアクセス個所を経る通常経路と、上記アクセス個所を経ないバイパス経路とに切替え可能な切替え手段と、上記バイパス経路の途上で上記パケットをバッファにより保持し、当該パケットのデータを連続データとして上記第2通信手段に入力し、当該パケットが時刻同期用の同期パケットである場合には、上記第1通信手段による出力から一定時間経過したら当該パケットを当該第2通信手段に入力する調整手段と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1通信線からパケットが入力されて当該パケットを出力する第1通信手段と、
前記パケットが入力されて当該パケットを第2通信線へと出力する第2通信手段と、
前記パケットを処理する処理手段と、
前記第1通信手段から出力された前記パケットを前記第2通信手段に入力する経路を、前記処理手段がアクセス可能なアクセス個所を経る通常経路と、前記アクセス個所を経ないバイパス経路とに切替え可能な切替え手段と、
前記バイパス経路の途上で前記パケットをバッファにより保持し、当該パケットのデータを連続データとして前記第2通信手段に入力し、当該パケットが時刻同期用の同期パケットである場合には、前記第1通信手段による出力から一定時間経過したら当該パケットを当該第2通信手段に入力する調整手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記バッファがストアアンドフォワード型のバッファであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記パケットに、当該パケットが前記同期パケットであるか否かを判別するための判別情報を付加する情報付加手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記バッファの容量が不足する場合に前記パケットを破棄することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記バッファとして、前記同期パケットを保持する第1のバッファと、当該同期パケット以外の前記パケットを保持する第2のバッファとを備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第1のバッファの容量が不足する場合に前記同期パケットを破棄することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記第2のバッファの容量が不足する場合に前記同期パケット以外の前記パケットを破棄することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項8】
前記調整手段は、前記第1のバッファに保持された前記同期パケットを、前記第2のバッファに保持されたパケットに優先して前記第2通信手段に入力することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項9】
前記調整手段は、前記一定時間として、前記第1通信手段および前記第2通信手段におけるリンク速度、前記パケットにおける最大パケット長、および、前記第1通信手段から前記第2通信手段までに生じる固定レイテンシの少なくとも1つに基づいた時間を用いることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項10】
前記調整手段は、前記パケットの先頭データから最終データまでvalid信号をHighに維持して前記第2通信手段に入力することで当該パケットのデータを連続データとして入力することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置および、通信システム、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
通信システムにおける通信装置の接続形態(トポロジ)として、リング型トポロジやライン型トポロジといったデイジーチェイントポロジが用いられる場合がある。
例えば特許文献1には、デイジーチェーン接続下においてパケット交換装置の障害時でも他のパケット交換装置間でパケットの交換が可能となるようバイパスモジュールを備えたパケット交換装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-141687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昨今、ネットワークで繋がった複数の機器間を時刻同期させる技術が多分野に渡り利用されており、複数端末で時刻を同期させるためにPrecision Time Protocol(以下、PTPと略記する。)が広く用いられている。PTPによる時刻同期では、同期パケットが通信装置内で滞留する時間の取得が求められる。
【0005】
しかし、バイパス状態になった通信装置は、通信装置内での同期パケットの滞留時間を算出することができないので、他の通信装置が時刻同期可能となる仕組みが求められる。
本発明が解決しようとする課題は、バイパス時でも他の通信装置での時刻同期を可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の1つの態様にかかる通信装置は、第1通信線からパケットが入力されて当該パケットを出力する第1通信手段と、上記パケットが入力されて当該パケットを第2通信線へと出力する第2通信手段と、上記パケットを処理する処理手段と、上記第1通信手段から出力された上記パケットを上記第2通信手段に入力する経路を、上記処理手段がアクセス可能なアクセス個所を経る通常経路と、上記アクセス個所を経ないバイパス経路とに切替え可能な切替え手段と、上記バイパス経路の途上で上記パケットをバッファにより保持し、当該パケットのデータを連続データとして上記第2通信手段に入力し、当該パケットが時刻同期用の同期パケットである場合には、上記第1通信手段による出力から一定時間経過したら当該パケットを当該第2通信手段に入力する調整手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バイパス時でも他の通信装置が時刻同期可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るネットワークシステム(通信システム)の構成例を示すブロック図。
比較例の通信装置を示す概略構成図。
Valid-Readyプロトコルで用いられる各種の信号を示すタイミングチャート。
PTPパケットのみのデータ転送における出力タイミングを示す図。
通常パケットとPTPパケットの連続したデータ転送における出力タイミングを示す図。
第1実施形態に係る通信装置の構成例を示すブロック図。
パケット解析部における処理動作を示すフローチャート。
バイパス部における処理動作を示すフローチャート。
送信バッファ部における処理動作を示すフローチャート。
出力制御部における処理動作を示すフローチャート。
第2実施形態に係る通信装置の構成例を示すブロック図。
第2実施形態のパケット解析部における処理動作を示すフローチャート。
第2実施形態の振り分け部における処理動作を示すフローチャート。
第2実施形態の出力制御部における処理動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用されるシステムおよび装置の仕様および各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって画定されるのであって、以下の個別の実施形態によって画定されない。
【0010】
図1は、本実施形態に係るネットワークシステム(通信システム)の構成例を示すブロック図である。
本実施形態のネットワークシステム100は、ライン状に接続された複数の通信装置101-1~101-n(n>1)と、サーバ装置102と、スイッチ装置103と、グランドマスタ装置104とを備えている。以下の説明において、複数の通信装置101-1~101-nのそれぞれを通信装置101と総称する。
(【0011】以降は省略されています)

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