TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024069202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2024019487,2021140775
出願日2024-02-13,2021-08-31
発明の名称スマートテキスタイル及びシステム
出願人株式会社ZOZO
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B32B 5/02 20060101AFI20240514BHJP(積層体)
要約【課題】しなやかさとテクスチャの繊細さとを確保しつつ、温度に応答して意匠が適切に変化する安全性の高いスマートテキスタイルを提供すること。
【解決手段】本願に係るスマートテキスタイルは、所定の温度を閾値として変色するロイコ色素を含む温度応答性インクを含む変色層と個別に発熱可能な複数の加熱領域を含むヒーター層とを積層し、温度応答性インクは、加熱領域の加熱による温度に応じて変色するベース色と変色しないベース色とを少なくとも含み、変色層に含まれる温度応答性インクの色が、隣接する加熱領域による加熱により制御されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の温度を閾値として変色するロイコ色素を含む温度応答性インクを含む変色層と個別に発熱可能な複数の加熱領域を含むヒーター層とを積層したスマートテキスタイルであって、
前記温度応答性インクは、前記加熱領域の加熱による温度に応じて変色するベース色と変色しないベース色とを少なくとも含み、
前記変色層に含まれる温度応答性インクの色が、隣接する前記加熱領域による加熱により制御される
ことを特徴とするスマートテキスタイル。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記変色層は、前記温度応答性インクが付与された複数の横糸が配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のスマートテキスタイル。
【請求項3】
前記変色層は、前記温度応答性インクが付与された複数の横糸および前記温度応答性インクが付与された複数の縦糸が配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載のスマートテキスタイル。
【請求項4】
前記ヒーター層は、前記変色層の各横糸と隣接するように複数の前記加熱領域が前記横糸に対して略平行に配置されている
ことを特徴とする請求項2または3に記載のスマートテキスタイル。
【請求項5】
前記ヒーター層は、複数の前記加熱領域がグリッド状に配置されている
ことを特徴とする請求項2または3に記載のスマートテキスタイル。
【請求項6】
前記ヒーター層の各加熱領域は、PTCインク、カーボン素材又はエナメル線である
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載のスマートテキスタイル。
【請求項7】
前記ヒーター層の各加熱領域は、ペルチェ素子である
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載のスマートテキスタイル。
【請求項8】
前記温度応答性インクは、温度に応答して多段階で変色する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載のスマートテキスタイル。
【請求項9】
前記温度応答性インクは、加熱により色が消えるベース色と、加熱しても色が消えないベース色との組み合わせに基づいて変色する
ことを特徴とする請求項8に記載のスマートテキスタイル。
【請求項10】
フィードバック制御により、前記温度の変化を制御する
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のスマートテキスタイル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートテキスタイル及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インテリア(例えば、壁紙)、ファッション(例えば、衣類)、車などの多くの業界において、電子回路を織物に、また、織物からつくられ得る物品に組み込む要望がある。このような要望に応えるために、スマートテキスタイルを用いる方法が知られている。
【0003】
従来、例えば、線面ヒーターを張り合わせてスマートテキスタイルを織り込む技術が知られている(下記特許文献1-2)。また、例えば、電界に応答して意匠が変化するスマートテキスタイルを織り込む技術が知られている(下記特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-208275号公報
特開2020-140962号公報
特許第6826352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、しなやかさとテクスチャの繊細さとを確保しつつ、温度に応答して意匠が適切に変化する安全性の高いスマートテキスタイルを提供することができなかった。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、しなやかさとテクスチャの繊細さとを確保しつつ、温度に応答して意匠が適切に変化する安全性の高いスマートテキスタイルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係るスマートテキスタイルは、所定の温度を閾値として変色するロイコ色素を含む温度応答性インクを含む変色層と個別に発熱可能な複数の加熱領域を含むヒーター層とを積層し、前記温度応答性インクは、前記加熱領域の加熱による温度に応じて変色するベース色と変色しないベース色とを少なくとも含み、前記変色層に含まれる温度応答性インクの色が、隣接する前記加熱領域による加熱により制御されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、しなやかさとテクスチャの繊細さとを確保しつつ、温度に応答して意匠が適切に変化する安全性の高いスマートテキスタイルを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る箔の断面を示す模式図である。
図3Aは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図3Bは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図3Cは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図3Dは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図3Eは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図3Fは、実施形態に係る箔の層構造の一例を示す図である。
図4Aは、実施形態に係る発熱糸の構造の一例を示す図である。
図4Bは、実施形態に係る発熱糸の構造の一例を示す図である。
図4Cは、実施形態に係る発熱糸の構造の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係るスマートテキスタイル及びシステムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係るスマートテキスタイル及びシステムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ZOZO
テキスタイル
10日前
株式会社ZOZO
テキスタイル
10日前
株式会社ZOZO
糸及びテキスタイル
10日前
株式会社ZOZO
決定装置、決定方法及び決定プログラム
4日前
株式会社ZOZO
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
3日前
株式会社ZOZO
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
3日前
株式会社ZOZO
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
1か月前
株式会社ZOZO
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
1か月前
株式会社ZOZO
情報処理装置
1か月前
株式会社ZOZO
決定装置、決定方法及び決定プログラム
4日前
東レ株式会社
積層体
10日前
東レ株式会社
積層体
2日前
東レ株式会社
積層体
9か月前
東レ株式会社
積層体
25日前
東レ株式会社
積層体
1か月前
東ソー株式会社
積層体
8か月前
東レ株式会社
積層不織布
8か月前
東レ株式会社
多層成形品
1か月前
ユニチカ株式会社
シート
9か月前
東レ株式会社
積層フィルム
7か月前
個人
生地
3か月前
東レ株式会社
積層フィルム
8か月前
東レ株式会社
積層フィルム
3か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
2か月前
セーレン株式会社
調湿性布帛
10か月前
東ソー株式会社
多層フィルム
5か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
4か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
4か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
2か月前
セーレン株式会社
導電性編物
2か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
3か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
2か月前
三菱瓦斯化学株式会社
複合材料
10か月前
株式会社トライフ
積層体
11か月前
日本バイリーン株式会社
表面材
16日前
続きを見る