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公開番号2024064053
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172357
出願日2022-10-27
発明の名称伸縮機能付きヨーク及び制水弁
出願人前澤工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F16K 31/44 20060101AFI20240507BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】現場等で伸縮調整が可能な伸縮機能付きヨーク及び制水弁を提供することを課題とする。
【解決手段】操作部9の回転力を弁棒(3,4)に伝達させる減速機8が上部に設けられる伸縮機能付きヨーク2であって、外筒6b及び外筒6bに内嵌される内筒6aを備え、弁棒(3,4)を収容するヨーク本体6と、軸O方向において、内筒6a及び外筒6bを相対的に移動可能に連結することで伸縮調整が可能な伸縮調整機構7と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部に減速機が設けられる伸縮機能付きヨークであって、
外筒及び前記外筒に内嵌される内筒を備え、弁棒を収容するヨーク本体と、
軸方向において、前記内筒及び前記外筒を相対的に移動可能に連結することで伸縮調整が可能な伸縮調整機構と、を有することを特徴とする伸縮機能付きヨーク。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記伸縮調整機構は、前記内筒と前記外筒に挿通され軸方向と平行に設けられる調整ロッド及び前記調整ロッドに締結され高さ位置を決める調整ナットを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮機能付きヨーク。
【請求項3】
前記弁棒は、下側に配設される第一弁棒と、上側に配設される第二弁棒とを備え、
前記ヨーク本体の伸縮と連動して、前記第一弁棒に対して前記第二弁棒を軸方向に移動可能に連結するとともに、前記第一弁棒と前記第二弁棒とを軸回りに同期して回転させる筒継手をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の伸縮機能付きヨーク。
【請求項4】
前記内筒及び外筒の一方の外周面に、軸方向に延設された溝部が形成されており、
前記内筒及び前記外筒の他方に、径方向に貫通する貫通孔が形成されており、
前記溝部及び前記貫通孔に伸縮キーが嵌合されることで、前記内筒及び前記外筒の相互の回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の伸縮機能付きヨーク。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の伸縮機能付きヨークと、
前記伸縮機能付きヨークの下に設けられる弁箱と、
前記弁棒に接続され前記弁箱内の流路を開閉する弁体と、を備えることを特徴とする制水弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は伸縮機能付きヨーク及び制水弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、埋設配管に設置される制水弁は、事前の設計の段階で操作ハンドルの高さが決定されている。しかし、埋設配管における制水弁は、配管取付現場により多少の誤差(高低差)が生じ易く、最適な駆動高さにすることが困難となっていた。そのため、配管取付後に、現場の状況により支柱及び弁棒等を切断又は伸延する等の工事が必要であった。これらの問題を解決するために、現場で操作ハンドルの高さを調整することができる高さ調整機能付きのヨークが知られている(例えば特許文献1)。特許文献1のヨークは、ヨーク本体の外筒を内筒に対して回転させることでヨーク本体を伸縮させ、操作ハンドルの高さを調節している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平4-42619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、例えば、ヨーク本体の上部に、操作部(キーキャップ)の回転速度を減速させる減速機を取り付ける場合がある。つまり、操作部を回転させるとともに、当該回転力を減速機を介して弁棒に伝達させ、弁体の開閉を行う場合がある。減速機を設けることで、弁体の細かな開閉制御が可能となる。
そこで、例えば、特許文献1の形態に減速機を取り付けると、減速機のギヤと弁棒とが噛合しているため、ヨーク本体を回転させることができなくなる。これにより、当該形態であると、伸縮調整を行うことができないという問題がある。
【0005】
このような課題を踏まえ、本発明は、現場等で伸縮調整が可能な伸縮機能付きヨーク及び制水弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、上部に減速機が設けられる伸縮機能付きヨークであって、外筒及び前記外筒に内嵌される内筒を備え、弁棒を収容するヨーク本体と、軸方向において、前記内筒及び前記外筒を相対的に移動可能に連結することで伸縮調整が可能な伸縮調整機構と、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、外筒と内筒とが伸縮調整機構によって軸方向に移動可能となっているため、ヨーク本体を回転させることなく、ヨーク本体の伸縮が可能となる。これにより、減速機をヨーク本体の上部に取り付けた状態でヨーク本体を伸縮させることができる。
【0008】
また、前記伸縮調整機構は、前記内筒と前記外筒に挿通され軸方向と平行に設けられる調整ロッド及び前記調整ロッドに締結され高さ位置を決める調整ナットを含んで構成されていることが好ましい。
【0009】
本発明によれば、簡易な構成で伸縮調整機構を構成することができる。
【0010】
また、前記弁棒は、下側に配設される第一弁棒と、上側に配設される第二弁棒とを備え、前記ヨーク本体の伸縮と連動して、前記第一弁棒に対して前記第二弁棒を軸方向に移動可能に連結するとともに、前記第一弁棒と前記第二弁棒とを軸回りに同期して回転させる筒継手をさらに有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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