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公開番号2023175468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-12
出願番号2022087919
出願日2022-05-30
発明の名称固定部材
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類F16B 7/14 20060101AFI20231205BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】雄ネジ部材の閉め忘れを使用者に容易に認識させることができるようにする。
【解決手段】雌ネジ442と雄ネジ部材441の頭部との間で緊締力を利用して外筒41と内筒42とを互いに固定する固定部材において、雌ネジ442と、前記雌ネジ442に螺合する雄ネジ部材441と、この雄ネジ部材441の頭部に設けられ当該雄ネジ部材441を雌ネジ442に螺着する、又は螺着を解除するための操作力を受け付けるつまみ443と、雄ネジ部材441を雌ネジ442に完全に締着していない状態でその一部又は全部が外部から視認可能であり雄ネジ部材441を雌ネジ442に完全に締着した状態ではつまみ443により隠蔽される締め忘れ防止具45とを具備する構成を採用する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
雌ネジと雄ネジ部材の頭部との間で緊締力を利用して部材を固定する固定部材であって、
前記雌ネジと、
この雌ネジに螺着可能な前記雄ネジ部材と、
この雄ネジ部材の頭部に設けられ当該雄ネジ部材を前記雌ネジに螺着する、又は螺着を解除するための操作力を受け付けるつまみと、
前記雄ネジ部材を前記雌ネジに完全に締着していない状態でその一部又は全部が外部から視認可能であり前記雄ネジ部材を前記雌ネジに完全に締着した状態ではつまみ又は雌ネジにより隠蔽される締め忘れ防止具と
を具備する固定部材。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記締め忘れ防止具が雌ネジの近傍に設けられるものであって、
前記つまみが、前記雄ネジ部材が前記雌ネジに締着された状態で前記締め忘れ防止具が入り込む隙間を備えている請求項1記載の固定部材。
【請求項3】
前記締め忘れ防止具の外周面が、前記つまみと異なる色に着色されている請求項2記載の固定部材。
【請求項4】
前記締め忘れ防止具が、前記雌ネジを囲繞するリング状の部材である請求項2記載の什器の脚柱。
【請求項5】
前記締め忘れ防止具を、前記雄ネジ部材におけるつまみに隣接する部位に前記雄ネジ部材と一体に設けている請求項1記載の固定部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、学校、オフィス、家庭等において好適に使用される什器に用いられ、部材間を固定すべく用いられる固定部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、学校等において使用される机、椅子等の什器において、天板や座面等の高さ位置を変更可能にすべく、長手寸法を変更可能な脚体が種々考えられてきている。
【0003】
このような什器の脚体の一例として、外筒と、この外筒に相対移動可能に嵌入される内筒と、外筒と内筒との位置決めを行うための位置決め機構と、外筒と内筒とを固定する固定機構とを備えたものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
ここで、特許文献1記載の固定機構は、雌ネジに雄ネジ部材を螺着する構成のものであるが、雄ネジ部材の雌ネジへの螺合状態が目視で確認しにくい。そのため、雄ネジ部材の雌ネジへの締め忘れが放置される不具合が起こりうる。
【0005】
以上に述べたような締め忘れが放置される不具合は、什器の脚体に限らず、2つの部材間を相対移動不能に固定するべく用いられ、雌ネジに雄ネジ部材を螺着する構成の固定機構ないし固定部材全般において生じうる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-242912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上に述べた点に着目してなされたもので、雄ネジ部材の締め忘れを使用者に容易に認識させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明に係る固定部材は、雌ネジと雄ネジ部材の頭部との間で緊締力を利用して部材を固定する固定部材であって、前記雌ネジと、この雌ネジに螺着可能な前記雄ネジ部材と、この雄ネジ部材の頭部に設けられ当該雄ネジ部材を前記雌ネジに螺着する、又は螺着を解除するための操作力を受け付けるつまみと、前記雄ネジ部材を前記雌ネジに完全に締着していない状態でその一部又は全部が外部から視認可能である締め忘れ防止具とを具備するものである。
【0009】
請求項2記載の発明に係る固定部材は、前記締め忘れ防止具が雌ネジの近傍に設けられるものであって、前記つまみが、前記雄ネジ部材が前記雌ネジに螺着された状態で前記締め忘れ防止具が入り込む隙間を備えている請求項1記載のものである。
【0010】
請求項3記載の発明に係る固定部材は、前記締め忘れ防止具の外周面が、前記つまみと異なる色に着色されている請求項2記載のものである。
(【0011】以降は省略されています)

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