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公開番号2024062084
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169858
出願日2022-10-24
発明の名称デフレクタ装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類B60J 7/22 20060101AFI20240430BHJP(車両一般)
要約【課題】内装部材の後壁部の傾きを緩やかにすることなく、傾倒状態のデフレクタアームをより前方に位置させる。
【解決手段】デフレクタアーム41の軸部43は、内装部材21の後壁部23よりも後方に位置し、平坦な第1摺動面44と、凸状に湾曲する第2摺動面45とを有する。ガイド部51の回転ガイド部52は、第2摺動面45の摺動を伴う軸部43の回転をガイドし、デフレクタアーム41を、上下方向へ延びる起立状態と、前後方向へ延びる傾倒状態との間で回転させる。ガイド部51の直線ガイド部55は、第1摺動面44の摺動を伴う軸部43のスライドをガイドし、デフレクタアーム41を傾倒状態で前後方向へ移動させる。デフレクタアーム41はばねにより、後方へ付勢されるとともに、起立させる回転方向へ付勢される。開口部12が閉塞された状態では、傾倒状態のデフレクタアーム41の先端部がフロントルーフ部15の下方に位置する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ルーフが、可動パネルにより開閉される開口部と、前記開口部の前側に隣接するフロントルーフ部と、前記フロントルーフ部よりも後下方から立ち上がる後壁部を有する内装部材とを備える車両に適用されるデフレクタ装置であり、
車幅方向における前記開口部の側部に配置され、かつ前記後壁部よりも後方に軸部を有するとともに、前記可動パネルの後方への開作動に伴い、ばねの付勢力により起立し、前方へ閉作動する前記可動パネルにより、前記付勢力に抗して前方へ傾倒されるデフレクタアームと、
前記デフレクタアームの作動をガイドするガイド部と、
前記デフレクタアームの起立に伴い展開され、かつ前記デフレクタアームの傾倒に伴い格納されるデフレクタ部とを備え、
前記軸部の外周面は、平坦な第1摺動面と、凸状に湾曲する第2摺動面とを有し、
前記ガイド部は、前記第2摺動面の摺動を伴う前記軸部の回転をガイドすることで、前記デフレクタアームを、上下方向へ延びる起立状態、及び前後方向へ延びる傾倒状態の間で回転させる回転ガイド部と、前記回転ガイド部から前方へ延び、かつ前記第1摺動面の摺動を伴う前記軸部のスライドをガイドすることで、前記デフレクタアームを前記傾倒状態で前後方向へ移動させる直線ガイド部とを備え、
前記ばねは、前記デフレクタアームを後方へ付勢する第1ばね部と、前記デフレクタアームを起立させる回転方向へ付勢する第2ばね部とを備え、
前記開口部が閉塞された状態では、前記傾倒状態の前記デフレクタアームの先端部が前記フロントルーフ部の下方に位置するデフレクタ装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記軸部は、前記第1摺動面を一対有しており、
前記直線ガイド部は、互いに前後方向へ延び、かつ前記第1摺動面が摺動される一対の平坦な直線ガイド壁面を有し、
前記直線ガイド部は、両直線ガイド壁面の間隔が後方ほど拡大するように形成されている請求項1に記載のデフレクタ装置。
【請求項3】
前記軸部は、前記第1摺動面を一対有しており、
前記直線ガイド部は、互いに上下方向へ離間した状態で前後方向へ延び、かつ前記第1摺動面が摺動される一対の平坦な直線ガイド壁面を有し、
前記回転ガイド部は、円筒状の回転ガイド壁面を有しており、
前記回転ガイド壁面のうち、下側の前記直線ガイド壁面との境界部分には、前記回転ガイド壁面の内方へ突出し、かつ前記デフレクタアームが前記傾倒状態よりも倒れる方向へ前記軸部が回転するのを規制する規制突部が設けられている請求項1に記載のデフレクタ装置。
【請求項4】
前記ルーフは、前記車幅方向における前記開口部の側部にドレンピースを備えており、
前記ガイド部は前記ドレンピースに形成されている請求項1に記載のデフレクタ装置。
【請求項5】
前記デフレクタアームは前記軸部と同一軸線上にピン部を備えており、
前記第1ばね部及び前記第2ばね部は、前記ピン部に巻き付けられ、かつ一方の端部が前記ルーフに対し、回転を規制された状態で前後方向へスライド可能に係止され、かつ他方の端部が前記デフレクタアームに係止された捩りコイルばねにより構成されている請求項1~4のいずれか1項に記載のデフレクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のルーフに形成された開口部が開放された際に車室内への風の巻き込みによる空気振動を抑えるデフレクタ装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両として、ルーフが、可動パネルにより開閉される開口部と、開口部の前側に隣接するフロントルーフ部と、フロントルーフ部よりも後下方から立ち上がる後壁部を有する内装部材とを備えるものが知られている。
【0003】
このルーフに設けられるデフレクタ装置として、デフレクタアーム及びデフレクタ部を備えるものが、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
デフレクタアームは、車幅方向における開口部の側部に配置される。デフレクタアームは、上記内装部材の後壁部よりも後方に軸部を有する。デフレクタアームは、上下方向へ延びる起立状態と、前後方向へ延びる傾倒状態との間で姿勢を変化させる。
【0004】
傾倒状態のデフレクタアームは、可動パネルの後方への開作動に伴い、ばねの付勢力により起立する。起立状態のデフレクタアームは、前方へ閉作動する可動パネルにより後方から押されて、上記付勢力に抗して前方へ傾倒される。デフレクタ部は、デフレクタアームの起立に伴い展開され、デフレクタアームの傾倒に伴い格納される。
【0005】
特許文献1に記載されたデフレクタ装置では、軸部が、ルーフの定位置に保持される。デフレクタアームは、ばねにより、起立する回転方向へ付勢される。可動パネルの開作動時には、ばねによって付勢された傾倒状態のデフレクタアームが、軸部を中心として後上方へ回転することで、起立状態になる。
【0006】
特許文献2に記載されたデフレクタ装置では、軸部が、前後方向に延びるスライド溝に挿通されるとともに、デフレクタアームが、ばねによって後方へ引っ張られる。可動パネルの開作動時には、傾倒状態のデフレクタアームが、スライド溝に沿って後方へスライドする軸部を中心として後上方へ回転することで、起立状態になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
中国実用新案第211543219号明細書
独国特許出願公開第102017008096号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、デフレクタ装置に対しては、傾倒状態のデフレクタアームをより前方に位置させることで、開口部をルーフの前方に広くしたいという要望がある。
しかし、上記特許文献1に記載されたデフレクタ装置では、デフレクタアームの先端部が、定位置の軸部を中心とする円弧状の経路に沿って移動する。デフレクタアームの先端部のフロントルーフ部との干渉を回避するためには、傾倒状態になったデフレクタアームの先端部がフロントルーフ部よりも後方に位置するように、デフレクタアームを配置することになる。従って、傾倒状態のデフレクタアームを前方に配置することが難しい。また、この場合には、フロントルーフ部の後部の下方空間がデッドスペースとなる。
【0009】
これに対し、上記特許文献2に記載されたデフレクタ装置では、軸部が前後方向へ移動しながら、その軸部を中心としてデフレクタアームが回転する。デフレクタアームの先端部の移動経路が上記特許文献1に比較して緩やかになる。そのため、デフレクタアームが傾倒状態になったときに、デフレクタアームの先端部をフロントルーフ部の後部の下方空間に配置させても、デフレクタアームとフロントルーフ部との干渉を回避することが可能となる。フロントルーフ部の後部の下方空間を有効利用することが可能となる。反面、デフレクタアームの先端部が、緩やかに湾曲した円弧状の経路に沿って移動するため、デフレクタ部が、内装部材の後壁部と干渉するおそれがある。この干渉を避けるためには、後壁部の傾きを緩やかにする必要がある。その結果、この場合にも、開口部をルーフの前方に広くする要望に応えることが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するデフレクタ装置の各態様を記載する。
態様1のデフレクタ装置は、ルーフが、可動パネルにより開閉される開口部と、前記開口部の前側に隣接するフロントルーフ部と、前記フロントルーフ部よりも後下方から立ち上がる後壁部を有する内装部材とを備える車両に適用されるデフレクタ装置であり、車幅方向における前記開口部の側部に配置され、かつ前記後壁部よりも後方に軸部を有するとともに、前記可動パネルの後方への開作動に伴い、ばねの付勢力により起立し、前方へ閉作動する前記可動パネルにより、前記付勢力に抗して前方へ傾倒されるデフレクタアームと、前記デフレクタアームの作動をガイドするガイド部と、前記デフレクタアームの起立に伴い展開され、かつ前記デフレクタアームの傾倒に伴い格納されるデフレクタ部とを備え、前記軸部の外周面は、平坦な第1摺動面と、凸状に湾曲する第2摺動面とを有し、前記ガイド部は、前記第2摺動面の摺動を伴う前記軸部の回転をガイドすることで、前記デフレクタアームを、上下方向へ延びる起立状態、及び前後方向へ延びる傾倒状態の間で回転させる回転ガイド部と、前記回転ガイド部から前方へ延び、かつ前記第1摺動面の摺動を伴う前記軸部のスライドをガイドすることで、前記デフレクタアームを前記傾倒状態で前後方向へ移動させる直線ガイド部とを備え、前記ばねは、前記デフレクタアームを後方へ付勢する第1ばね部と、前記デフレクタアームを起立させる回転方向へ付勢する第2ばね部とを備え、前記開口部が閉塞された状態では、前記傾倒状態の前記デフレクタアームの先端部が前記フロントルーフ部の下方に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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