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公開番号2024062049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169802
出願日2022-10-24
発明の名称媒体処理装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/14 20190101AFI20240430BHJP(チェック装置)
要約【課題】ユーザの要望に応じて、運用形態を変更することが可能な媒体処理装置を提供する。
【解決手段】媒体を分離繰り出し位置から取り込む取込部と、前記取込部の内部に設けられ、前記媒体が載置されると共に、載置された前記媒体を前記分離繰り出し位置に運ぶ載置部と、前記媒体が投入される前記取込部の開口を開閉するシャッタと、前記媒体が載置された後の前記シャッタを閉じる動作に対応するシャッタ動作設定をユーザからの入力に基づいて設定すると共に、前記載置部が前記分離繰り出し位置へ前記媒体を運ぶ動作に対応する媒体クランプ設定を前記ユーザからの入力に基づいて設定する設定部と、を備え前記媒体の取り込みでは、前記載置部及び前記シャッタは、前記設定部による設定に従って動作する、媒体処理装置。
【選択図】図8


特許請求の範囲【請求項1】
媒体を分離繰り出し位置から取り込む取込部と、
前記取込部の内部に設けられ、前記媒体が載置されると共に、載置された前記媒体を前記分離繰り出し位置に運ぶ載置部と、
前記媒体が投入される前記取込部の開口を開閉するシャッタと、
前記媒体が載置された後の前記シャッタを閉じる動作に対応するシャッタ動作設定をユーザからの入力に基づいて設定すると共に、前記載置部が前記分離繰り出し位置へ前記媒体を運ぶ動作に対応する媒体クランプ設定を前記ユーザからの入力に基づいて設定する設定部と、
を備え、
前記媒体の取り込みでは、前記載置部及び前記シャッタは、前記設定部による設定に従って動作する、媒体処理装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記シャッタ動作設定と、前記媒体クランプ設定とは、それぞれ複数の選択肢の中から前記ユーザによって選択された選択肢に基づいて設定される、請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記シャッタ動作設定では、前記シャッタが閉じられるタイミングが設定される、請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
前記シャッタ動作設定の選択肢には、前記シャッタが閉じられるタイミングを前記ユーザが手動で指示するタイミングに設定する選択肢が含まれる、請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
前記シャッタ動作設定の選択肢には、前記シャッタが閉じられるタイミングを前記媒体が載置された直後に設定する選択肢が含まれる、請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項6】
前記シャッタ動作設定の選択肢には、前記シャッタが閉じられるタイミングを前記媒体が載置されてから所定時間が経過した後に設定する選択肢が含まれる、請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項7】
前記媒体クランプ設定では、前記載置部が前記分離繰り出し位置へ前記媒体を運ぶ動作を行うタイミングが設定される、請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項8】
前記媒体クランプ設定の選択肢には、前記媒体を運ぶ動作を行うタイミングを前記媒体が載置された直後のタイミングに設定する選択肢が含まれる、請求項7に記載の媒体処理装置。
【請求項9】
前記媒体クランプ設定の選択肢には、前記媒体を運ぶ動作を行うタイミングを前記シャッタが閉じられた直後のタイミングに設定する選択肢が含まれる、請求項7に記載の媒体処理装置。
【請求項10】
前記媒体クランプ設定の選択肢には、前記媒体を運ぶ動作を行うタイミングを前記シャッタが閉じられてロックされた後のタイミングに設定する選択肢が含まれる、請求項7に記載の媒体処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
小売店又は大型量販店等の精算所では、レジスタ又はPOS(Point Of Sales)用レジスタに接続された媒体処理装置が設置される。媒体処理装置は、紙幣又は硬貨等の現金の入出金を管理する装置であり、取込部を介して、店舗従業員(すなわち利用者)から入金された紙幣等の媒体を装置内に取り込むことができる(下記特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、媒体処理装置では、取込部に投入された複数の媒体は、1枚ずつ分離されて媒体処理装置の内部に取り込まれる。媒体処理装置では、複数の媒体が載置されたステージを所定の位置まで上昇させた後、媒体を1枚ずつ分離しながら繰り出すことで、内部に紙幣を取り込むことができる。
【0004】
一方で、媒体処理装置の取込部には、装置内の現金に容易に触れられないようにするために、シャッタが設けられる。そのため、媒体が入金される場合、媒体処理装置は、まず、取込部のシャッタを開き、媒体を投入された後に、シャッタを閉めるように動作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-84024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、上記のシャッタの閉動作と、ステージの上昇動作とが同時に行われた場合、シャッタが閉じきる前にステージが上昇することで、ステージ下方の空間が外部空間と連通する状態となることがあり得る。このとき、ステージ下方の空間に異物等が入り込むことでステージの駆動が妨げられることがあり得る。
【0007】
一方で、異物の入り込みを対策するために、及び媒体を投入する利用者の安全を対策するために、シャッタが閉じきった後にステージを上昇させる場合、媒体投入から媒体取り込みまでに掛かる時間が長くなり、媒体取り込みの効率が低下してしまう。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、媒体処理装置を設置及び管理する管理者の要望に応じて、運用形態を変更することが可能な、新規かつ改良された媒体処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、媒体を分離繰り出し位置から取り込む取込部と、前記取込部の内部に設けられ、前記媒体が載置されると共に、載置された前記媒体を前記分離繰り出し位置に運ぶ載置部と、前記媒体が投入される前記取込部の開口を開閉するシャッタと、前記媒体が載置された後の前記シャッタを閉じる動作に対応するシャッタ動作設定をユーザからの入力に基づいて設定すると共に、前記載置部が前記分離繰り出し位置へ前記媒体を運ぶ動作に対応する媒体クランプ設定を前記ユーザからの入力に基づいて設定する設定部と、を備え、前記媒体の取り込みでは、前記載置部及び前記シャッタは、前記設定部による設定に従って動作する、媒体処理装置が提供される。
【0010】
前記シャッタ動作設定と、前記媒体クランプ設定とは、それぞれ複数の選択肢の中から前記ユーザによって選択された選択肢に基づいて設定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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