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公開番号2024061267
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169114
出願日2022-10-21
発明の名称情報処理装置および情報処理方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20240425BHJP(計算;計数)
要約【課題】クーポン等の特典の提供に適した技術を提供する。
【解決手段】例示的な本発明の情報処理装置は、処理部を備える。前記処理部は、特典を利用可能な場所の混雑状況を示す混雑情報と、前記特典の利用を希望するユーザ及び前記ユーザの同伴者に関する情報を含むユーザ情報とを取得する。前記処理部は、前記混雑情報と前記ユーザ情報とに基づき、前記特典の付与対象を決定する抽選の当選確率を調整する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
処理部を備える情報処理装置であって、
前記処理部は、
特典を利用可能な場所の混雑状況を示す混雑情報と、前記特典の利用を希望するユーザ及び前記ユーザの同伴者に関する情報を含むユーザ情報とを取得し、
前記混雑情報と前記ユーザ情報とに基づき、前記特典の付与対象を決定する抽選の当選確率を調整する、
情報処理装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記ユーザがグループに属する場合、前記特典の付与対象は、当該グループの全員である、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記ユーザが属するグループの属性又はグループ員の属性に基づき前記当選確率を調整する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ユーザ情報には、前記ユーザの画像情報および位置情報が含まれ、
前記処理部は、前記画像情報および前記位置情報に基づいて前記同伴者の推定を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記混雑情報から前記場所が混雑していないと判定される場合に、前記同伴者が存在しない前記ユーザに比べて、前記同伴者が存在する前記ユーザの前記当選確率を高くする、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部は、グループに属する前記ユーザについて、前記グループの代表者である場合に前記抽選の対象者とし、前記グループの代表者でない場合には前記抽選の対象から除く、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記混雑情報は、前記特典を利用可能な場所に設置されるセンサから得られる情報である、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記混雑情報は、前記特典を利用可能な場所に存在する人が入力する情報である、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記特典を利用可能な場所は、前記ユーザが参加するイベントの開催に応じて前記特典を提供する施設を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
特典を利用可能な場所の混雑状況を示す混雑情報と、前記特典の利用を希望するユーザ及び前記ユーザの同伴者に関する情報を含むユーザ情報とに基づき当選確率を調整して行った前記特典の抽選結果を前記ユーザに対して通知する処理を、装置が実行する情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーポン等の特典を提供する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、順番待ちをする利用者にクーポンを発行するクーポン発行システムが開示される。当該クーポン発行システムは、入力部と、生成部と、記憶部と、選択部と、発行部とを具備する。入力部は、順番待ちの新規登録を受け付ける。生成部は、新規登録の受付内容に基づき、新規登録情報を生成する。記憶部は、クーポンの利用が可能な各施設のクーポン情報を記憶する。選択部は、新規登録情報に基づいてクーポン情報を選択する。発行部は、選択されたクーポン情報を、利用者に発行する。
【0003】
特許文献1に開示されるクーポン発行システムにおいては、クーポン発行サーバが自動的にお薦めのクーポンを選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-59137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ライブやスポーツ観戦等のイベントの終了後においては、イベント会場からの退場者によって、イベント会場の周辺が混雑する。混雑緩和のために、イベント会場の周辺に存在する店舗等の施設で利用できるクーポンを提供して人流を誘導することが考えられる。特許文献1のようにお薦めのクーポンをシステムが自動的に選択してユーザに付与する場合、例えば、提供されたクーポンがユーザの好みに合わない等の理由で利用さない可能性がある。この結果、クーポンを利用した人流の誘導という目的が達成されない可能性がある。
【0006】
一方で、ユーザ自身がクーポンを選択する構成とすると、人気のクーポンを提供する場所に人が集中する可能性がある。すなわち、クーポンを用いた人流の誘導が原因となって、かえって混雑が生じる可能性がある。このような混雑の発生を避けるために、クーポン等の特典を抽選方式でユーザに付与することが考えられる。特典を抽選方式でユーザに提供する場合において、人流の誘導による混雑緩和の効果を適切に得られる仕組みが望まれる。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑み、クーポン等の特典の提供に適した技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
例示的な本発明の情報処理装置は、処理部を備える。前記処理部は、特典を利用可能な場所の混雑状況を示す混雑情報と、前記特典の利用を希望するユーザ及び前記ユーザの同伴者に関する情報を含むユーザ情報とを取得する。前記処理部は、前記混雑情報と前記ユーザ情報とに基づき、前記特典の付与対象を決定する抽選の当選確率を調整する。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本発明によれば、特典を抽選方式でユーザに提供する場合において、人流の誘導による混雑緩和の効果を適切に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
情報処理システムの概略の構成を示す図
混雑状況を入力する画面の一例を示す図
情報処理装置の構成を示すブロック図
施設情報データベースに含まれる施設情報の一例を示す図
ユーザ情報データベースに含まれるユーザ情報の一例を示す図
特典情報データベースに含まれる特典情報の一例を示す図
情報処理方法の流れを例示するフローチャート
特典への応募を行うユーザ端末の画面の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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