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公開番号2024059897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024029337,2021186149
出願日2024-02-29,2021-11-16
発明の名称コンベア
出願人匠技研株式会社
代理人個人,個人
主分類B65G 21/00 20060101AFI20240423BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】コンベア本体の着脱が簡単にでき、清掃作業性がよく、ハムなどの食品を搬送することに好適なコンベアを提供する。
【解決手段】メインフレーム341aを水平にした状態で、搬出側プーリ320を支持する可動サブフレーム343aを、軸347aを中心に回動させて、搬出側プーリ320がメインフレーム341aより下側にし、平ベルト330aとタイミングベルト351が弛緩状態になった非装着状態のコンベア本体30aを、メインフレーム341aの第1係合突起344aが第1取付板362aの第1係合凹部363aに係合させるとともに、可動サブフレーム343aの第2係合突起364aを第2取付板346aのガイド部367aに臨ませた状態で、コンベア本体30aの軸34付近を下方に押し込むことで、第2係合突起364aがガイド部367aによってガイドされて第2係合凹部365aに係合し、装着状態になるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定の間隔を隔てて配置された搬入側プーリと、搬出側プーリを備えるとともに、
前記搬入側プーリと搬出側プーリを両側から挟んだ状態で前記搬入側プーリと搬出側プーリを回転可能に支持する一対の長尺フレームと、
前記搬入側プーリと搬出側プーリの間に掛け渡された平ベルトを有するコンベア本体と、
前記コンベア本体を支持する一対の第1取付板と、
前記コンベア本体を前記一対の第1取付板より搬出側で支持する一対の第2取付板と、
前記搬入側プーリと搬出側プーリの間に掛け渡された平ベルトに駆動力を付与する駆動モータを備えるコンベアであって、
前記一対の長尺フレームが、一対のメインフレームと、一対の可動サブフレームを備え、
この一対の可動サブフレームが前記搬出側プーリを支持するとともに、前記一対のメインフレームに対し鉛直面内で軸を中心に回転可能に軸支されていて、
前記メインフレームが、それぞれ外側に突出する第1係合突起を備え、
前記可動サブフレームが、それぞれ外側に突出する第2係合突起を備え、
前記第1取付板が、それぞれ前記第1係合突起が位置決め状態で係合される第1係合凹部を備え、
前記第2取付板が、それぞれ前記第2係合突起が位置決め状態で係合される第2係合凹部と、前記第2係合突起を前記第2係合凹部にガイドするガイド部を備え、
前記コンベア本体は、前記一対のメインフレームを水平にしたとき、前記搬出側プーリが前記一対のメインフレームより下方に位置するように、前記一対の可動サブフレームを、前記軸を中心に回転させるとともに、前記平ベルトを弛緩状態にした前記第1取付板および第2取付板への非装着状態と、
この非装着状態から前記第1係合突起が前記第1係合部に係合され、かつ、前記第2係合突起を前記ガイド部に臨ませた状態で前記軸を前記第2取付板に向かって下降させることによって、前記第2係合突起が前記ガイド部によってガイドされて前記第2係合部に係合されるとともに、前記平ベルトが搬送可能状態に張架される、前記第1取付板および第2取付板への装着状態を選択可能にされていることを特徴とするコンベア。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記コンベア本体は、前記搬入側プーリおよび搬出側プーリが、それぞれ左右のプーリ部と、左右のプーリ部の間に設けられたギア部を備え、
前記搬入側プーリおよび搬出側プーリの前記左右のプーリ部間にそれぞれ前記平ベルトが張架され、
タイミングベルトが、前記搬入側プーリおよび搬出側プーリのギア部と、前記駆動モータの駆動力によって駆動するタイミングプーリとに噛み合うように張架されるとともに、
前記タミングベルトは、前記コンベア本体が前記非装着状態にあるとき、前記平ベルトとともに弛んだ状態となり、前記装着状態にあるとき、前記平ベルトとともに張架となるように構成されている請求項1に記載のコンベア。
【請求項3】
前記タイミングプーリが、前記コンベア本体の下方に設けられている請求項2に記載のコンベア。
【請求項4】
前記ガイド部が、前記第2取付板の上方から臨めるとともに、前記第2係合凹部側に向かって下降するテーパ部を備えている請求項1に記載のコンベア。
【請求項5】
前記メインフレームが、前記コンベア本体を装着状態にしたとき、可動サブフレームに当接する可動サブフレームの旋回止めのストッパを備えている請求項1に記載のコンベア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、スライスされたハムを包装用フィルムに形成されたポケットに投入してスライス食品を生産する場合、1~2mのハム原木を一定の厚さでスライスし、スライス片を所定枚数重ねた後、コンベアに送り出す。
【0003】
コンベアに送り出された未包装のスライス食品は、複数台のコンベアで構成された搬送装置によって包装機まで搬送された後、包装用フィルムのポケットに投入され、更にカバーフィルムで密閉されて商品の形態となる。
【0004】
上述の工程によってスライス食品を生産する場合、生産性を高めるために、複数本(例えば4本)のハム原木を1つの切断刃で切断している。その際、スライスされたハム間のピッチと、包装用フィルムに形成されたポケットのピッチが異なり、またスライスの状態によってハムが落下する位置が微妙にずれる。そのため、コンベアに載置されたスライス食品を、そのまま包装機に搬送した場合、スライス食品がフィルムのポケットにうまく投入できない。
【0005】
上述の問題を解決するため、従来の搬送装置では、ハム原木が切断された後、スライス食品の位置を搬送方向と直交する幅方向にずらして、包装用フィルムのポケットに正確に収容されるようにしている。
【0006】
一方、上述の用途に使用される搬送装置は、スライス食品を搬送するコンベアが搬送方向と直交する幅方向に、間隔を置いて複数台(例えば4台)設置されるため、横幅が広くなり、スペースの確保が難しくなる。
【0007】
そこで、発明者は、スライス食品の位置調整用として適切な、幅の狭いコンベアを提案した(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2020-11744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載のコンベアは、スライス食品搬送用の平ベルトを2分割すると共に、その間に平ベルト駆動用の歯車を配置したもので、平ベルトの側面には何も配置されていないため、コンベアの幅を、スライス食品を搬送する上で必要な最小限に留めることができる。
【0010】
また特許文献1に記載のコンベア装置は、スライス食品と接する平ベルト、プーリおよびフレームを、簡単に筐体から取り外して洗浄できるため、保守作業が楽になる利点を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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