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公開番号2024059026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166501
出願日2022-10-17
発明の名称インホイールモータの駆動ユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F16H 1/28 20060101AFI20240422BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】インホイールモータの小型化を図ることができるインホイールモータの駆動ユニットを提供すること。
【解決手段】インホイールモータの駆動ユニットは、タイヤ内部に設けられたモータと、タイヤ内部に設けられ、モータのトルクを伝達する減速機である複合遊星歯車機構と、を備え、複合遊星歯車機構が、ステップドピニオンギヤと、モータのトルクをステップドピニオンギヤに伝達するサンギヤと、を備え、ステップドピニオンギヤが、固定リングギヤと噛み合う第一歯車と、第一歯車よりも径の大きく、かつ出力リングギヤと噛み合う第二歯車と、を備え、第一歯車のねじれ角β1と、第二歯車のねじれ角β2とが対向するように、それぞれ逆方向にねじれ角が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤ内部に設けられたモータと、
前記タイヤ内部に設けられ、前記モータのトルクを伝達する減速機である複合遊星歯車機構と、
を備え、
前記複合遊星歯車機構は、
ステップドピニオンギヤと、
前記モータのトルクを前記ステップドピニオンギヤに伝達するサンギヤと、
を備え、
前記ステップドピニオンギヤは、
固定リングギヤと噛み合う第一歯車と、
前記第一歯車よりも径の大きく、かつ出力リングギヤと噛み合う第二歯車と、
を備え、
前記第一歯車のねじれ角β1と、前記第二歯車のねじれ角β2とが対向するように、それぞれ逆方向にねじれ角が設けられている、
インホイールモータの駆動ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、インホイールモータの駆動ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複合遊星歯車機構の第一歯車(固定リングギヤと噛み合う側)の歯数が、第二歯車(出力リングギヤと噛み合う側)の歯数よりも多い構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-091383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第一歯車の歯数が、第二歯車の歯数よりも大きいと、第二歯車で発生する軸方向の単位噛み合い長さの応力が、第一歯車よりも大きくなる。そのため、第一、第二歯車で同じ応力、面圧にするためには、噛み合い歯幅を長く取る必要があり、ユニット、すなわちギヤ構造が大型化してしまう。また、歯車の製造上の誤差により、ピニオンギヤの軸方向の位置が変わってしまう。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、インホイールモータの小型化を図ることができるインホイールモータの駆動ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るインホイールモータの駆動ユニットは、タイヤ内部に設けられたモータと、前記タイヤ内部に設けられ、前記モータのトルクを伝達する減速機である複合遊星歯車機構と、を備え、前記複合遊星歯車機構が、ステップドピニオンギヤと、前記モータのトルクを前記ステップドピニオンギヤに伝達するサンギヤと、を備え、前記ステップドピニオンギヤが、固定リングギヤと噛み合う第一歯車と、前記第一歯車よりも径の大きく、かつ出力リングギヤと噛み合う第二歯車と、を備え、前記第一歯車のねじれ角β1と、前記第二歯車のねじれ角β2とが対向するように、それぞれ逆方向にねじれ角が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、インホイールモータの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るインホイールモータの駆動ユニットの概略的な構成を示す図である。
図2は、実施形態2に係るインホイールモータの駆動ユニットの構成を説明するための図である。
図3は、実施形態3に係るインホイールモータの駆動ユニットの構成を説明するための図である。
図4は、実施形態5に係るインホイールモータの駆動ユニットの構成を説明するための図である。
図5は、図4におけるA-A断面、B-B断面、C-C断面、D-D断面、E-E断面、F-F断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係るインホイールモータの駆動ユニットについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(実施形態1)
実施形態1に係るインホイールモータの駆動ユニット1は、図1に示すように、タイヤ11と、ケース12と、モータ13と、複合遊星歯車機構14と、を備えている。タイヤ11の内部には、ケース12と、当該ケース12に収容されたモータ13と、当該モータ13と接続された複合遊星歯車機構14と、が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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