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公開番号2024058466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165850
出願日2022-10-14
発明の名称情報処理装置、及び情報処理プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06Q 50/22 20240101AFI20240418BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、白杖を用いたユーザに対して、移動訓練の際にユーザに適した支援を提供できる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、白杖を用いたユーザが移動している移動経路、及び前記移動経路における前記ユーザの位置を取得する取得部と、取得した前記移動経路、及び前記ユーザの位置を用いて前記移動経路に対する逸脱量、及び逸脱角度の少なくとも一方が設定された移動情報から前記ユーザの白杖の習熟度を推定し、前記習熟度に応じた第1通知を前記ユーザに対して通知する通知部と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
白杖を用いたユーザが移動している移動経路、及び前記移動経路における前記ユーザの位置を取得する取得部と、
取得した前記移動経路、及び前記ユーザの位置を用いて前記移動経路に対する逸脱量、及び逸脱角度の少なくとも一方が設定された移動情報から前記ユーザの白杖の習熟度を推定する推定部と、
前記習熟度に応じた第1通知を前記ユーザに対して通知する通知部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記ユーザに関するユーザ情報をさらに取得し、
前記推定部は、取得した前記ユーザ情報、及び前記移動情報を用いて、習熟度を推定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記白杖を操作する操作状況をさらに取得し、
前記通知部は、前記習熟度、及び前記操作状況に応じた第2通知を、外部の装置に対して通知する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定部は、過去に取得した移動情報に対する習熟度を統計に基づいて学習した学習済みモデルを含み、
前記学習済みモデルは、前記取得部が新たに取得した前記移動情報に基づいて推定された前記習熟度を出力する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
白杖を用いたユーザが移動している移動経路、及び前記移動経路における前記ユーザの位置を取得し、
取得した前記移動経路、及び前記ユーザの位置を用いて前記移動経路に対する逸脱量、及び逸脱角度の少なくとも一方が設定された移動情報から前記ユーザの白杖の習熟度を推定し、
前記習熟度に応じた第1通知を前記ユーザに対して通知する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、白杖を用いた移動訓練を支援する情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、予め記憶されたコンテンツのうち、取得したユーザ情報に基づいて表される習熟度に応じて当該ユーザが利用可能なコンテンツを特定し、特定されたコンテンツから選択されたコンテンツを当該ユーザに送信するサーバについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-206424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、目が不自由なユーザに対して、白杖を用いた移動訓練を支援する情報処理装置が提案されている。当該情報処理装置は、例えば、取得したユーザ情報から習熟度を判定して、習熟度に応じた利用可能なコンテンツを特定し、特定したコンテンツから選択されたコンテンツを通知することによって移動訓練の支援を行う。
【0005】
ところで、例えば、ユーザに対して既定の経路に誘導するために「右に移動してください」等の通知を行った場合において、難なく既定の経路に移動する場合と、大きく迂回して既定の経路に移動する場合と、ユーザによって通知に対する応答が異なることがある。また、ユーザは、訓練を繰り返し行うことによって、白杖の操作が上達し、難なく既定の経路に移動することができるようになることがある。すなわち、通知に対するユーザの応答は、ユーザ及び訓練の度合に応じて異なることがある。
【0006】
しかしながら、従来技術では、ユーザに対応した通知を行うことに留まり、白杖を用いたユーザに対して、各々のユーザ及び白杖の訓練の度合に対応した習熟度を推定して、移動訓練の際にユーザに適した支援を提供できるとは限らなかった。
【0007】
本発明は、白杖を用いたユーザに対して、移動訓練の際にユーザに適した支援を提供できる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の情報処理装置は、白杖を用いたユーザが移動している移動経路、及び前記移動経路における前記ユーザの位置を取得する取得部と、取得した前記移動経路、及び前記ユーザの位置を用いて前記移動経路に対する逸脱量、及び逸脱角度の少なくとも一方が設定された移動情報から前記ユーザの白杖の習熟度を推定する推定部と、前記習熟度に応じた第1通知を前記ユーザに対して通知する通知部と、を備えている。
【0009】
請求項1に記載の情報処理装置は、ユーザが移動している移動経路、及び移動経路上におけるユーザの位置を取得し、取得した移動経路、及びユーザの位置に基づいて、移動経路に対する逸脱量、及び逸脱角度の少なくとも一方を含む移動情報を用いて、ユーザの白杖の習熟度を推定し、習熟度に応じた通知を行う。これにより、白杖を用いたユーザに対して、移動訓練の際にユーザに適した支援を提供できる。
【0010】
請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記取得部は、前記ユーザに関するユーザ情報をさらに取得し、前記推定部は、取得した前記ユーザ情報、及び前記移動情報を用いて、習熟度を推定する。
(【0011】以降は省略されています)

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