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公開番号2024058011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165087
出願日2022-10-13
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/597 20140101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】符号化効率を向上させること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200は、互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行い、内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、記内挿処理が行われた頂点をノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する近似表面合成部2030を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行い、前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する近似表面合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記近似表面合成部は、
ノードの各辺について前記内挿処理が行われた頂点が、前記ノードの辺上にない場合は、頂点情報を復号し、
ノードの各辺について前記内挿処理が行われた頂点が、前記ノードの辺上にある場合は、前記内挿処理が行われた頂点に基づいて、頂点情報を設定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記近似表面合成部は、
前記頂点情報の復号処理に先立って、前記ノードの各辺のマスク情報を生成し、
前記マスク情報に基づいて、前記ノードの辺上に前記内挿処理が行われた頂点があるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記頂点情報は、頂点の有無を示す情報及び辺上における頂点位置の2つの情報から構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の点群復号装置。
【請求項5】
前記内挿処理が行われた頂点が、前記ノードの辺上にある場合は、前記頂点の有無を示す情報は、前記頂点が有ることを示し、前記辺上における頂点位置は、前記内挿処理が行われた頂点位置を示すと暗黙的にみなすことを特徴とする請求項4に記載の点群復号装置。
【請求項6】
点群復号方法であって、
互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行う工程と、
前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する工程とを有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項7】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、
互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行い、前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する近似表面合成部を備えることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、Trisoupと呼ばれる幾何情報の符号化技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
G-PCC Future Enhancement、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N19328
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1の方法では、スライス毎に固定のノードサイズでしかTrisoupを実行できないという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、異なるノードサイズのノードの境界において、小さなノードサイズにおける頂点を復号する代わりに、大きなノードサイズの頂点から内挿した値を用いることで、符号化効率の向上が期待できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行い、前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する近似表面合成部を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行う工程と、前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、互いに異なるサイズを持つノード同士の境界において、ノードサイズが大きい方のノードの頂点を用いて、頂点の内挿処理を行い、前記内挿処理が行われた頂点が、ノードサイズが小さい方のノードの辺上に存在するとき、前記内挿処理が行われた頂点を前記ノードサイズが小さい方のノードの辺の頂点としてTrisoup処理を実行する近似表面合成部を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、異なるノードサイズのノードの境界において、小さなノードサイズにおける頂点を復号する代わりに、大きなノードサイズの頂点から内挿した値を用いることで、符号化効率の向上が期待できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る点群処理システム10の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る点群復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る点群復号装置200の幾何情報復号部2010で受信する符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例を示す図である。
図4は、GPS2011のシンタックス構成の一例を示す図である。
図5は、GSH2012のシンタックス構成の一例を示す図である。
図6は、一実施形態に係る点群復号装置200のツリー合成部2020における処理の一例を示すフローチャートである
図7は、一実施形態に係る点群復号装置200の近似表面合成部2030の処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、図7に示すステップS703の処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、図7に示すステップS704の処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、マスク情報の生成方法の具体例を示すフローチャートである。
図11は、セグメント及びマスク値の生成例を示す図である。
図12は、図7に示すステップS705の処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、図7に示すステップS706の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、図7に示すステップS708の処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、図13におけるステップS1302の処理の一例を説明するための図である。
図16は、図13におけるステップS1305の処理の一例を説明するための図である。
図17は、本実施形態に係る点群符号化装置100の機能ブロックの一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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