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公開番号2024057856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164814
出願日2022-10-13
発明の名称通信管理装置、通信管理方法、プログラム
出願人古河電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 41/0853 20220101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワーク内の接続状態を取得する際の通信量を抑制することを可能とする通信管理装置を提供すること。
【解決手段】通信管理装置は、複数のノード2が相互に接続されてなるネットワーク100に接続されている通信管理装置であって、ネットワーク100における各々のノード2への経路4について、各複数のノード2それぞれへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表5を保持している記憶部18と、何れかのノード2において異常が検知された場合に、経路表5を参照し、異常の発生を通知してきたノード2が属する経路4において、異常の発生を通信してきたノード2及び当該ノード2よりも経路4上の下流側に位置しているノード2に対して状態取得のための通信を実行する制御部10と、を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のノードが相互に接続されてなるネットワークに接続されている通信管理装置であって、
前記ネットワークにおける各々の前記ノードへの経路について、前記複数のノードそれぞれへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表を保持している記憶部と、
何れかの前記ノードにおいて異常が検知された場合に、前記経路表を参照し、前記異常の発生を通知してきた前記ノードが属する前記経路において、前記異常の発生を通知してきた前記ノード及び当該ノードよりも前記経路上の下流側に位置している前記ノードに対して状態取得のための通信を実行する制御部と、
を備えている通信管理装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記制御部が、何れの前記ノードが前記異常の発生を通知してきたかに基づいて、前記ネットワークにおける異常発生箇所を特定する、請求項1に記載の通信管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、取得した前記異常発生箇所に基づいて、前記異常の発生後に作成された前記経路を取得する、
請求項2に記載の通信管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記異常の発生を通知してきた前記ノード及び当該ノードより下流側にて接続されている前記ノードの前記経路表を取得する、
請求項1又は請求項2に記載の通信管理装置。
【請求項5】
複数のノードが相互に接続されてなるネットワークにおける通信管理方法であって、
前記ネットワークに接続されている通信管理装置が、
前記ネットワークにおける各々の前記ノードへの経路を、各前記複数のノードへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表として保持しており、
何れかの前記ノードにおいて異常が検知された場合に、前記通信管理装置が、前記異常の発生を通知してきた前記ノードが属する前記経路において、前記異常の発生を通知してきた前記ノード及び当該ノードよりも前記経路上の下流側に位置している前記ノードに対して状態取得のための通信を実行する、通信管理方法。
【請求項6】
複数のノードが相互に接続されてなるネットワークに接続されている通信管理装置に、
前記ネットワークにおける各々の前記ノードへの経路を、各前記複数の前記ノードへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表として保持させ、
何れかの前記ノードにおいて異常が検知された場合に、前記異常の発生を通知してきた前記ノードが属する前記経路において、前記異常の発生を通信してきた前記ノード及び当該ノードよりも前記経路上の下流側に位置している前記ノードに対して状態取得のための通信を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信管理装置、通信管理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、マルチホップネットワークが通信システムとして採用されている。マルチホップネットワークは、例えば、複数のノード間をメッシュ接続することにより構成されている。マルチホップ通信では、各ノードへの通信経路として、最小の転送回数になる経路が選択され、転送回数が多くなる経路は選択されない。マルチホップネットワークを構成するノードの何れかが通信不能になったときは、自律的な経路切り替えによって通信は維持される。マルチホップネットワークを構成するノードがリンクダウン、リンクアップ等の状態の変化を検出したときは、管理サーバに通知するしくみがある。例えば、ノード内部のポートやコネクタが別のノードと接続できず、通信ができない状態のときにリンクダウンの状態を検出する。例えば、ネットワークに新たにノードが追加されたときにリンクアップの状態を検出する。管理サーバは、マルチホップネットワークを監視し、故障個所を特定し、修理補修に活用される。例えば特許文献1には、通信不能のノードを検知したときの監視経路設定変更に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4447429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ネットワークを管理する管理サーバがメッシュネットワークのノードやリンクの障害を検出するためには各ノードの接続状態を取得する必要がある。しかしながら、メッシュ接続で構成されている全ノードを対象にして管理サーバが情報を取得することとすると、ネットワーク内のノード数が増えるにつれ取得時間と通信量が線形増加する。即ち、ノード数に対して、取得時間、通信量が線形に増加するため、ネットワーク内の通信を圧迫するという問題があった。
【0005】
本発明は、マルチホップネットワーク内の接続状態を取得する際の通信量を抑制することを可能とする通信管理装置、通信管理方法、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)通信管理装置は、複数のノードが相互に接続されてなるネットワークに接続されている通信管理装置であって、ネットワークにおける各々のノードへの経路について、複数のノードそれぞれへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表を保持している記憶部と、何れかのノードにおいて異常が検知された場合に、経路表を参照し、異常の発生を通知してきたノードが属する経路において、異常の発生を通知してきたノード及び当該ノードよりも経路上の下流側に位置しているノードに対して状態取得のための通信を実行する制御部と、を備えている。
【0007】
(2)(1)の通信管理装置において、制御部が、何れのノードが異常の発生を通知してきたかに基づいて、ネットワークにおける異常発生個所を特定する。
【0008】
(3)(2)の通信管理装置において、制御部は、取得した異常発生箇所に基づいて、異常の発生後に作成された経路を取得する。
【0009】
(4)(1)から(3)の通信管理装置において、制御部は、異常の発生を通知してきたノード及び当該ノードより下流側にて接続されているノードの経路表を取得する。
【0010】
(5)通信管理方法は、複数のノードが相互に接続されてなるネットワークにおける通信管理方法であって、ネットワークに接続されている通信管理装置が、ネットワークにおける各々のノードへの経路を、各複数のノードへの通信ホップ数に基づいて形成された経路表として保持しており、何れかのノードにおいて異常が検知された場合に、通信管理装置が、異常の発生を通知してきたノードが属する経路において、異常の発生を通知してきたノード及び当該ノードより下流側にて接続されているノードに対して状態取得のための通信を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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