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公開番号2024057776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164670
出願日2022-10-13
発明の名称プロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 21/00 20060101AFI20240418BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】レンズシフト機能を備えながら小型化を実現したプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクターは、画像光を表示する画像表示領域を有する画像表示装置を含む画像生成部と、画像表示装置から射出された画像光を被投射面に投射する投射光学系と、投射光学系の光軸に直交する面内において当該投射光学系の位置をシフト可能とするレンズシフト機構と、レンズシフト機構が投射光学系を移動する場合に画像表示装置を制御して、画像表示領域のうちの一部である縮小表示領域に画像光を縮小状態で表示させる制御装置と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像光を表示する画像表示領域を有する画像表示装置を含む画像生成部と、
前記画像表示装置から射出された前記画像光を被投射面に投射する投射光学系と、
前記投射光学系の光軸に直交する面内において当該投射光学系の位置をシフト可能とするレンズシフト機構と、
前記レンズシフト機構が前記投射光学系を移動する場合に前記画像表示装置を制御して、前記画像表示領域のうちの一部である縮小表示領域に前記画像光を縮小状態で表示させる制御装置と、を備える
プロジェクター。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記レンズシフト機構による前記投射光学系のシフト量を検出し、検出した前記シフト量に基づいて前記縮小表示領域の面積を決定する
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記レンズシフト機構は、前記投射光学系を移動させるステッピングモーターを含み、
前記制御装置は、前記ステッピングモーターに供給されるパルス信号に基づいて前記投射光学系の前記シフト量を検出する
請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項4】
前記制御装置は、前記画像表示装置を制御し、前記画像表示領域における前記縮小表示領域の外側領域を非表示状態とする
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のプロジェクター。
【請求項5】
前記制御装置は、前記縮小表示領域のアスペクト比を前記画像表示領域のアスペクト比に等しくするように、前記縮小表示領域の面積を決定する
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のプロジェクター。
【請求項6】
前記画像表示装置は液晶パネルを有し、
前記画像生成部は、前記液晶パネルに光を照射する光源を有する
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記液晶パネルはカラーフィルターを有し、
前記光源が射出する前記光は白色光である
請求項6に記載のプロジェクター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のプロジェクターは、1つの液晶パネルを含む画像形成ユニットに対して投射光学系を移動させるレンズシフト機構を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-138377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記レンズシフト機構を用いる場合、投射光学系の有効光学範囲であるイメージサークルを大きくする必要がある。一般的にイメージサークルを大きくすると投射光学系の径が大型化するため、レンズシフト機能を採用しつつ装置構成の小型化を図ることは難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様のプロジェクターは、画像光を表示する画像表示領域を含む画像表示パネルを有する画像生成部と、前記画像表示パネルから射出された前記画像光を被投射面に投射する投射光学系と、前記投射光学系の光軸に直交する面内において当該投射光学系の位置をシフト可能とするレンズシフト機構と、前記レンズシフト機構が前記投射光学系を移動する場合に前記画像表示パネルを制御して、前記画像表示領域のうちの一部である縮小表示領域に前記画像光を縮小状態で表示させる制御装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プロジェクターの概略構成を示す図である。
制御装置の構成の一例を示す図である。
レンズシフト時のイメージサークルと画像表示領域との位置関係を示す図である。
レンズシフト時に画像表示装置から射出された画像光の振舞いを示す図である。
3板方式のプロジェクターの要部構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
【0008】
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、被投射面であるスクリーンSCR上にカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。
プロジェクター1は、画像生成部2と、投射光学系3と、レンズシフト機構4と、制御装置7と、を備えている。
【0009】
以下、図面中に示すXYZ座標系を用いて各部材の配置関係を説明する場合がある。各図面において、Y軸はプロジェクター1における光学部品が並ぶ基準軸である光軸AXに沿う軸である。X軸はY軸に直交し、スクリーンSCRに投射される画像光LTの横幅方向に沿う軸である。Z軸はX軸およびY軸に直交する軸であり、プロジェクター1の上下に沿う軸である。
【0010】
本実施形態では、例えば、Z軸に沿う両方向をまとめてプロジェクター1における「上下方向Z」、+Z方向に向かう方向を「上側」、-Z方向に向かう方向を「下側」と称す。また、X軸に沿う両方向をまとめてプロジェクター1における「左右方向X」、+X方向に向かう方向を「右側」、-X方向に向かう方向を「左側」と称す。また、Y軸に沿う両方向をまとめてプロジェクター1における「前後方向Y」、+Y方向に向かう方向を「前側」、-Y方向に向かう方向を「後側」と称する。
なお、上下方向Z、左右方向Xおよび前後方向Yとは、単にプロジェクター1の各構成部材の配置関係を説明するための名称であって、プロジェクター1における実際の設置姿勢や向きを規定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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