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公開番号2024057486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164263
出願日2022-10-12
発明の名称搬送装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 7/06 20060101AFI20240417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】印刷ヘッドに接触する可能性のある印刷媒体であっても、再利用することを可能とする搬送装置を提供することにある。
【解決手段】用紙Pを印刷部2に搬送する搬送部1と、用紙Pに生じるカール量を検出する検知部4と、印刷部2を通過した用紙Pの表裏を反転させて再度搬送部1に供給する反転部3を備える。また、用紙Pのカール量が所定の閾値(第1の閾値)を上回る場合には印刷部2による用紙Pへの印刷を中断し、搬送部1における印刷部2の直下の搬送経路と印刷部2との間隔を拡大し、反転部3で用紙Pの表裏を反転させた後、間隔を元に戻して再度用紙Pを印刷部2に供給して印刷を再開する制御部6を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を印刷部に搬送する搬送部と、
前記記録媒体に生じる反り量を検出する検知部と、
前記印刷部を通過した記録媒体の表裏を反転させて再度前記搬送部に供給する反転部と、
前記記録媒体の反り量が所定の閾値を上回る場合には前記印刷部による記録媒体への印刷を中断し、前記搬送部における前記印刷部の直下の搬送経路と前記印刷部との間隔を拡大し、前記反転部で前記記録媒体の表裏を反転させた後、前記間隔を元に戻して再度前記記録媒体を前記印刷部に供給して印刷を再開する制御部と、
を備えたことを特徴とする搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば印刷装置には、印刷用紙、印刷用フィルムなどの記録媒体(以下、「用紙」と記載する)を搬送する搬送装置が搭載されている。このような搬送装置においては、用紙にカール(反り)が発生することがあり、カールが発生した用紙が印刷部に供給されると、用紙の先端が印刷ヘッドに接触して印刷ヘッドを損傷する可能性がある。
【0003】
特許文献1には、用紙にジャムが発生したときに、ジャムになった用紙を用紙搬送路外に退避させることにより、用紙残骸が装置内に残ることによって発生する二次障害を回避する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2には、印刷部の手前側(上流側)で用紙のカール状態を検知し、用紙の先端が印刷ヘッドへの衝突を引き起こす可能性がない程度のカールである場合は、この用紙の表裏を反転させ、裏面で印刷し直す技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-220966号公報
特開2010-221644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1では、ジャムが発生した場合に用紙を通常の印刷経路とは別の退避場所に保管して再利用等を促す方法を採用している。このため、用紙が印字可能な状態であっても、ジャムが発生する度に用紙を退避部に収容し、除去することになり、用紙の欠損が発生することや、再給紙の作業が発生するという問題がある。
【0007】
また特許文献2では、ヘッド接触の可能性がない用紙のみ反転して再利用する方法を採用しているので、カール量が小さく表裏を反転させれば印刷可能である用紙であっても、ヘッド接触の可能性がある場合には、再利用されないという問題がある。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、印刷ヘッドに接触する可能性のある印刷媒体であっても、再利用することを可能とする搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本願発明は、記録媒体を印刷部に搬送する搬送部と、前記記録媒体に生じる反り量を検出する検知部と、前記印刷部を通過した記録媒体の表裏を反転させて再度前記搬送部に供給する反転部と、前記記録媒体の反り量が所定の閾値を上回る場合には前記印刷部による記録媒体への印刷を中断し、前記搬送部における前記印刷部の直下の搬送経路と前記印刷部との間隔を拡大し、前記反転部で前記記録媒体の表裏を反転させた後、前記間隔を元に戻して再度前記記録媒体を前記印刷部に供給して印刷を再開する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、印刷ヘッドに接触する可能性のある印刷媒体であっても、再利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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