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公開番号2024057301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163941
出願日2022-10-12
発明の名称画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/60 20060101AFI20240417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】非プロセスカラーを使用したいユーザの負担を軽減する。
【解決手段】画像処理装置は、プロセスカラーの各色材と、前記プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いる画像形成装置に通信可能に接続する。画像処理装置は、画像データの特定色に合った非プロセスカラー用色変換プロファイルをユーザに選択させる選択部と、前記非プロセスカラーが適用される前記特定色を前記画像データ上でユーザに指定させる指定部と、のうちの少なくとも一方を含むユーザインタフェース画面を表示する指令を行う表示制御部と、前記ユーザにより選択された前記非プロセスカラー用色変換プロファイルと、前記ユーザにより指定された前記特定色の色値と、のうちのいずれか一方に基づき、前記画像データを、前記非プロセスカラーが少なくとも前記特定色に適用された印刷画像データへ変換して出力する色変換部と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
プロセスカラーの各色材と、前記プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いる画像形成装置に通信可能に接続する画像処理装置であって、
画像データの特定色に合った非プロセスカラー用色変換プロファイルをユーザに選択させる選択部と、前記非プロセスカラーが適用される前記特定色を前記画像データ上でユーザに指定させる指定部と、のうちの少なくとも一方を含むユーザインタフェース画面を表示する指令を行う表示制御部と、
前記ユーザにより選択された前記非プロセスカラー用色変換プロファイルと、前記ユーザにより指定された前記特定色の色値と、のうちのいずれか一方に基づき、前記画像データを、前記非プロセスカラーが少なくとも前記特定色に適用された印刷画像データへ変換して出力する色変換部と、
を有する、画像処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記印刷画像データは、前記非プロセスカラーが前記特定色の周辺色にさらに適用されたデータである、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記非プロセスカラー用色変換プロファイルの前記選択部には、前記色変換プロファイルの利用方法と、前記非プロセスカラーの説明と、のうちの少なくとも一方が含まれている、請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記非プロセスカラー用色変換プロファイルは、印刷ジョブの詳細設定画面と、プリンタドライバの印刷設定画面と、のうちのいずれか一方の前記ユーザインタフェース画面上で前記ユーザにより選択される、請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記非プロセスカラーと前記プロセスカラーとの間の関係性と、前記ユーザにより指定された前記特定色の前記色値と、に基づき、前記非プロセスカラー用色変換プロファイルを生成する色変換プロファイル生成部をさらに有する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記色変換プロファイル生成部は、前記非プロセスカラーのベクトル成分を前記プロセスカラーの各ベクトルから算出し、前記非プロセスカラーの分配率を前記ユーザにより指定された前記特定色の前記色値から算出する、請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記色変換プロファイル生成部は、前記プロセスカラーと前記非プロセスカラーとの比率を変更する前の前記色変換プロファイルを用いて前記画像データを構成する画素の色値をデバイス値に変換し、前記デバイス値が前記特定色の前記色値に近い程、前記非プロセスカラーの前記分配率を上昇させ、前記デバイス値が前記特定色の前記色値から遠い程、前記非プロセスカラーの前記分配率を低下させる、請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
請求項1または2に記載の画像処理装置を有する、画像形成装置。
【請求項9】
プロセスカラーの各色材と、前記プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いる画像形成装置に通信可能に接続する画像処理装置による画像処理方法であって、前記画像処理装置が、
画像データの特定色に合った非プロセスカラー用色変換プロファイルをユーザに選択させる選択部と、前記非プロセスカラーを適用する前記特定色を前記画像データ上でユーザに指定させる指定部と、のうちの少なくとも一方を含むユーザインタフェース画面を表示する指令を行うステップと、
前記ユーザにより選択された前記非プロセスカラー用色変換プロファイルと、前記ユーザにより指定された前記特定色の色値と、のうちのいずれか一方に基づき、前記画像データを、前記非プロセスカラーが少なくとも前記特定色に適用された印刷画像データへ変換して出力するステップと、
を実行する、画像処理方法。
【請求項10】
プロセスカラーの各色材と、前記プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いる画像形成装置に通信可能に接続する画像処理装置のコンピュータに、
画像データの特定色に合った非プロセスカラー用色変換プロファイルをユーザに選択させる選択部と、前記非プロセスカラーが適用される前記特定色を前記画像データ上でユーザに指定させる指定部と、のうちの少なくとも一方を含むユーザインタフェース画面を表示する指令を行うステップと、
前記ユーザにより選択された前記非プロセスカラー用色変換プロファイルと、前記ユーザにより指定された前記特定色の色値と、のうちのいずれか一方に基づき、前記画像データを、前記非プロセスカラーが少なくとも前記特定色に適用された印刷画像データへ変換して出力するステップと、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像データを印刷画像データに変換する画像処理装置が知られている。またプロセスカラーの各色材と、プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いて印刷画像データに基づき、印刷する画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、同じ色彩値で異なる複数の記録材値のそれぞれに対応するパッチを含むカラーチャートを印刷することにより、同じ色彩値であっても記録材の使用量に応じて発色特性が異なる場合に所望の発色特性の色を選択できる画像処理装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1においては、ユーザが蛍光色材等の非プロセスカラーの色材の使用量を変化させたカラーチャートを直接目視して色再現性が良いと判断するものを選定する必要がある。また選定のためには色を判断するスキルがユーザに必要になる。
【0005】
開示の技術は、非プロセスカラーを使用したいユーザの負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、プロセスカラーの各色材と、前記プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラーの色材と、を用いる画像形成装置に通信可能に接続する画像処理装置であって、画像データの特定色に合った非プロセスカラー用色変換プロファイルをユーザに選択させる選択部と、前記非プロセスカラーが適用される前記特定色を前記画像データ上でユーザに指定させる指定部と、のうちの少なくとも一方を含むユーザインタフェース画面を表示する指令を行う表示制御部と、前記ユーザにより選択された前記非プロセスカラー用色変換プロファイルと、前記ユーザにより指定された前記特定色の色値と、のうちのいずれか一方に基づき、前記画像データを、前記非プロセスカラーが少なくとも前記特定色に適用された印刷画像データへ変換して出力する色変換部と、を有する、画像処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、非プロセスカラーを使用したいユーザの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の画像処理システムの構成を示す図である。
第1実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。
第1実施形態の画像形成装置のコントローラの機能構成を示す図である。
第1実施形態の色変換部の詳細構成を示す図である。
第1実施形態のプロセスカラーと非プロセスカラーの関係を示す図である。
第1実施形態のプロセスカラーと非プロセスカラーの関係を示す図である。
第1実施形態のプロセスカラーと非プロセスカラーの関係を示す図である。
第1実施形態の非プロセスカラーの分配率を示す図である。
第1実施形態の非プロセスカラーの分配率を示す図である。
第1実施形態の色変換プロファイルの生成処理手順を示す図である。
第1実施形態の画像形成装置の印刷処理手順を示す図である。
第1実施形態の画像形成装置の色変換処理手順を示す図である。
第1実施形態の画像形成装置のユーザインタフェース画面を示す図である。
第2実施形態の画像処理システムの構成を示す図である。
第2実施形態の画像処理装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
【0010】
[第1実施形態]
デジタル印刷機においてもオフセット印刷機と同じように、プロセスカラーのいずれの色とも異なる非プロセスカラー(分光反射特性が異なる蛍光カラー、色相の異なるレッド、グリーン、ブルー、バイオレットおよびオレンジ等)が用いられる。これにより、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)といったプロセスカラーの減法混色では再現できない高彩度色を表現することが可能である。但し、ユーザはCMYK版に加えて非プロセスカラー版まで用意しなければならない。なお、ユーザには、装置の使用者だけではなく、装置の管理者およびサービスマン等が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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