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公開番号2024056889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024020811,2021563314
出願日2024-02-15,2019-04-30
発明の名称方法、端末機器、及びネットワーク機器
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 28/04 20090101AFI20240416BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数(マルチ)の送受信点(TRP)/パネル送信のダウンリンク再送の方法、デバイス及び装置並びにマルチTRP/パネル送信の無線送信の方法、デバイス及び装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク機器でのダウンリンク再送の方法は、データブロックを少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割し、第1データ部分を第1レイヤセットに、第2データ部分を第2レイヤセットにマッピングし、端末機器から、各データ部分が異なる送信構成指示(TCI)の状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを受信し、フィードバックが送信失敗を示すことに応じて、第1、第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を実行する。ここで、第1、第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分は、ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
データブロックが少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割され、前記第1データ部分が第1レイヤセットにマッピングされ、前記第2データ部分が第2レイヤセットにマッピングされ、前記第1データ部分と前記第2データ部分が異なる送信構成指示(TCI)の状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを、端末機器から受信することと、
前記ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた、前記第1データ部分及び前記第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を、前記フィードバックが送信失敗を示すことに応じて実行することと、
を備える、
ダウンリンク再送方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ダウンリンク再送を実行することは、
前記第1レイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた前記第1データ部分と、前記第2レイヤセットとは異なる別のレイヤセットにマッピングされた前記第2データ部分との両方を、再送することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ダウンリンク再送を実行することは、
前記第2レイヤセットにマッピングされた前記第1データ部分と、前記第1レイヤセットにマッピングされた前記第2データ部分との両方を、再送することを備える、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1データ部分及び前記第2データ部分のうち前記少なくとも1つのデータ部分が、前記ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされていることを示すために、レイヤセットマッピング情報を前記端末機器に送信することをさらに備える、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記レイヤセットマッピング情報は、前記ダウンリンク再送についての復調用参照信号(DMRS)指示によって運ばれる、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ダウンリンク再送についての前記DMRS指示は、前記ダウンリンク送信についてのDMRS指示とは異なる値を有する、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ダウンリンク再送についての前記DRMS指示は、前記ダウンリンク送信及び前記ダウンリンク再送についての少なくとも2つのレイヤセットマッピングをそれぞれ示し、
前記ダウンリンク再送についての前記DMRS指示は、前記ダウンリンク送信についてのDMRS指示と同じ値を有する、
請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記フィードバックは、前記第1データ部分及び前記第2データ部分の送信状態にそれぞれ関する少なくとも2つのフィードバック値を備える、
請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記フィードバックは、前記第1データ部分と前記第2データ部分の両方についての単一のフィードバックであり、
前記フィードバックが、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で送信され、
前記PUCCHについてのリソースが、前記第1データ部分と前記第2データ部分の送信状態を示すために使用される、
請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1データ部分及び前記第2データ部分のうち前記少なくとも1つのデータ部分は、前記フィードバック又は前記PUCCHいついての前記リソースによって示される失敗状態にあるデータ部分のみを含む、
請求項8又は9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の非限定的かつ例示的な実施形態は、全体として、無線通信技術の分野に関し、より具体的には複数(マルチ)の送受信点(TRP)/パネル送信のダウンリンク再送の方法、デバイス及び装置、並びにマルチTRP/パネル送信の無線送信の方法、デバイス及び装置に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
新無線アクセスシステムはNRシステム又はNRネットワークとも称され、次世代の通信システムである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ワークグループの無線アクセスネットワーク(RAN)71会議では、NRシステムの研究が承認された。NRシステムは、100Ghzまでの周波数帯域を考慮するもので、その目標は、全ての使用シナリオ、要求及び開発シナリオを解決する1つの技術的枠組みを作り上げることである。この技術的枠組みには、拡張モバイルブロードバンド、大規模マシンタイプ通信及び超高信頼・低遅延通信等の要求が含まれる。
【0003】
2016年5月より、NRのマルチアンテナ技術についての議論が開始されており、その議論はマルチアンテナ計画、ビーム管理、チャネル状態情報(CSI)取得、参照信号及び疑似コロケーション(QCL)等複数の方面に及んでいる。NRシステムでは、単一TRP送信及びマルチTRP/パネル送信の両方をサポートすることができる。しかしながら、マルチTRP/パネル送信では、非コヒーレントな共同送信を効率的にサポートするために、(複数の)ダウンリンク制御シグナリングの強化が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのため、本開示では、従来技術の問題点の少なくとも一部を緩和するか、又は少なくとも軽減するために、マルチTRP送信のダウンリンク再送という新たな解決手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様では、ダウンリンク再送方法が提供される。該方法は、ネットワーク機器で実行することができる。該方法は、データブロックが少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割され、第1データ部分が第1レイヤセットにマッピングされ、第2データ部分が第2レイヤセットにマッピングされ、第1データ部分と第2データ部分が異なる送信構成指示(TCI)の状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを、端末機器から受信することと、ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた、第1データ部分及び第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を、フィードバックが送信失敗を示すことに応じて実行することと、を備えることができる。
【0006】
本開示の第2の態様では、無線送信方法が提供される。該方法は、端末機器で実行することができる。該方法は、データブロックが少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割され、第1データ部分が第1レイヤセットにマッピングされ、第2データ部分が第2レイヤセットにマッピングされ、第1データ部分と第2データ部分が異なるTCIの状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを、ネットワーク機器に送信することと、ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた、第1データ部分及び第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を、フィードバックが送信失敗を示すことに応じて受信することと、ダウンリンク再送に少なくとも部分的に基づいて、データブロックを復号することと、を備えることができる。
【0007】
本開示の第3の態様では、ネットワーク機器が提供される。ネットワーク機器は、送受信機と、プロセッサとを備えることができる。プロセッサは、以下を実行するか、又は、送受信機を制御して以下を実行させるように設定される。データブロックが少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割され、第1データ部分が第1レイヤセットにマッピングされ、第2データ部分が第2レイヤセットにマッピングされ、第1データ部分と第2データ部分が異なる送信構成指示(TCI)の状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを、端末機器から受信する。そして、ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた、第1データ部分及び第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を、フィードバックが送信失敗を示すことに応じて実行する。
【0008】
本開示の第4の態様では、端末機器が提供される。端末機器は、送受信機と、プロセッサとを備えることができる。プロセッサは、以下を実行するか、又は、送受信機を制御して以下を実行させるように設定される。データブロックが少なくとも第1データ部分と第2データ部分とに分割され、第1データ部分が第1レイヤセットにマッピングされ、第2データ部分が第2レイヤセットにマッピングされ、第1データ部分と前記第2データ部分が異なるTCIの状態で送信されるダウンリンク送信についてのフィードバックを、ネットワーク機器に送信する。そして、ダウンリンク送信で使用されるレイヤセットとは異なるレイヤセットにマッピングされた、第1データ部分及び第2データ部分のうち少なくとも1つのデータ部分のダウンリンク再送を、フィードバックが送信失敗を示すことに応じて受信する。また、ダウンリンク再送に少なくとも部分的に基づいて、データブロックを復号する。
【0009】
本開示の第5の態様では、ネットワーク機器が提供される。ネットワーク機器は、プロセッサと、メモリとを備えることができる。メモリは、プロセッサに結合されプログラムコードを有することができる。プログラムコードはプロセッサ上で実行された場合、ネットワーク機器に第1の態様のいずれかの実施形態にかかる方法の操作を実行させる。
【0010】
本開示の第6態様では、端末機器が提供される。端末機器は、プロセッサと、メモリとを備えることができる。メモリは、プロセッサに結合されプログラムコードを有することができ、プログラムコードはプロセッサ上で実行された場合、ネットワーク機器に第2の態様のいずれかの実施形態にかかる方法の操作を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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