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公開番号2024031378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134894
出願日2022-08-26
発明の名称対面通話装置
出願人株式会社リンテック21
代理人個人
主分類H04R 1/02 20060101AFI20240229BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
環境工事が不要で、簡便に設置できる対面通話装置を提供する。
【解決手段】
透光性の仕切部材を挟んで対向位置に置かれ、該仕切部材を挟んで会話をする際に用いられる対面通話装置であって、筐体内部に筐体後面に向けた光通信手段と筐体前面に向けた会話手段を備え、前記光通信手段、前記会話手段を制御する制御部を備え、筐体後面に前記仕切部材へ筐体を保持する保持手段が設けられ、筐体前面が第1透光部材で構成され、前記第1透光部材に表面部材がさらに付着される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
透光性の仕切部材を挟んで対向位置に置かれ、該仕切部材を挟んで会話をする際に用いられる対面通話装置であって、
筐体内部に筐体後面に向けた光通信手段と筐体前面に向けた会話手段を備え、前記光通信手段、前記会話手段を制御する制御部を備え、
前記筐体後面に前記仕切部材へ筐体を保持する保持手段が設けられ、
前記筐体前面が第1透光部材で構成され、前記第1透光部材に表面部材がさらに付着されることを特徴とする対面通話装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1透光部材に外部からの音声が前記筐体内のマイクロフォンに伝達されるための孔とその孔に合わせてマイクロフォンを保持するマイクロフォン保持部材が設けられるとともに、スピーカーが取り付けられ、前記スピーカーの背面からの音が前記第1透光部材の空隙から前記筐体前面に漏れないように構成することを特徴とする請求項1に記載に記載の対面通話装置。
【請求項3】
前記筐体又は前記筐体内部に外部から調整可能な音量調節部材が取り付けられその調整が治具によって行われるように構成されることを特徴とする請求項2に記載に記載の対面通話装置。
【請求項4】
前記保持手段が吸盤であり、前記吸盤が、前記仕切部材へ吸着する吸着部と該吸着部の略中央部分に係合突起を備え、該係合突起が先端部および柱部を有し、前記筐体後面に前記先端部が入る孔とこれにつながる長孔による係合孔が設けられ、前記長孔の幅が前記先端部及び前記柱部の外径よりも小さくされていることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載に記載の対面通話装置。
【請求項5】
前記筐体の前面に付着される表面部材が前記筐体の外形と異なる外形を有するとともに交換可能に構成されることを特徴とする請求項4に記載の対面通話装置。
【請求項6】
前記表面部材が人または動物の顔であり、目の部分のモニター光用孔から会話状態を示すモニター光が送出されることを特徴とする請求項5に記載の対面通話装置。
【請求項7】
前記光通信手段から送出される信号光が略平行光であり、前記筐体後面の対向する対面通話装置からの信号光が通過する部分の周囲に光吸収部材が付着されていることを特徴とする請求項5に記載の対面通話装置。
【請求項8】
前記制御部が、前記会話手段のマイクからの音声信号及び前記光通信手段の受光器からの受光信号により半二重通信を制御することを特徴とする請求項7に記載の対面通話装置。
【請求項9】
前記会話手段及び前記光通信手段からの音声信号に対して、所定のフィルタが掛けられる事を特徴とする請求項8に記載の対面通話装置。
【請求項10】
前記筐体後面が前記信号光が通過可能な第2透光部材で構成され、前記第1透光部材と共に前記筐体内部を音響的に密閉空間とすることを特徴とする請求項7に記載の対面通話装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仕切部材を挟んで対向位置に置かれ仕切部材を挟んで会話する際に用いられる大対面通話装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近時、新たな感染症の流行対策として、対面での会話の際に、透明アクリル板や透明シートを挟んで会話が行われる機会が増えている。しかるに仕切部材が間に有るため会話の聞き取りが困難になるという問題がある。それを解決するために、対面での通話を容易にする装置が提供されている。
【0003】
たとえば、特許文献1に開示される対面通話装置は、マイクロフォンとスピーカを本体と別に備えるとともにスピーカからの音声が音響管を介して外部へ出力されていて構造が複雑である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開 WO2006/048920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される対面通話装置は、切符売場の部屋と外部との通話を行うことが想定されており使用対象が限定されるとともに発明の特徴となる音響管の設置は工事が必要になるという問題がある。
【0006】
この発明の目的は、上述した事情に鑑みなされたもので、工事が不要で環境を選ばず、簡便に設置できる対面通話装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の対面通話装置は、透光性の仕切部材を挟んで対向位置に置かれ、該仕切部材を挟んで会話をする際に用いられる対面通話装置であって、筐体内部に筐体後面に向けた光通信手段と筐体前面に向けた会話手段を備え、前記光通信手段、前記会話手段を制御する制御部を備え、筐体後面に前記仕切部材へ筐体を保持する保持手段が設けられ、筐体前面が第1透光部材で構成され、前記第1透光部材に表面部材がさらに付着されることを特徴とする対面通話装置である。
【0008】
筐体内部に筐体後面に向けた光通信手段と筐体前面に向けた会話手段を備え、前記光通信手段、前記会話手段を制御する制御部を備え、筐体後面に前記仕切部材へ筐体を保持する保持手段が設けられ、筐体前面が第1透光部材で構成され、前記第1透光部材に表面部材がさらに付着されるので、仕切部材を挟んで容易に設置されてスムースな会話を行う環境整備を図れる。
【0009】
請求項2に記載された発明は、前記第1透光部材に外部からの音声が前記筐体内のマイクロフォンに伝達されるための孔とその孔に合わせてマイクロフォンを保持するマイクロフォン保持部材が設けられるとともに、スピーカーが取り付けられ、前記スピーカーの背面からの音が前記第1透光部材の空隙から前記筐体前面に漏れないように構成することを特徴とする請求項1に記載に記載の対面通話装置である。
【0010】
前記第1透光部材に外部からの音声が前記筐体内のマイクロフォンに伝達されるための孔とその孔に合わせてマイクロフォンを保持するマイクロフォン保持部材が設けられるとともに、スピーカーが取り付けられ、前記スピーカーの背面からの音が前記第1透光部材の空隙から前記筐体前面に漏れないように構成するので密閉型のスピーカーボックスが形成されスピーカーからの音声伝達の効率化を図れる。
(【0011】以降は省略されています)

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