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公開番号2024055887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024015464,2022075047
出願日2024-02-05,2019-11-18
発明の名称撮像装置を用いた吐出制御
出願人カティーバ, インコーポレイテッド
代理人個人
主分類B05C 11/00 20060101AFI20240412BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】インクジェットプリンタにおいて、吐出ノズルおよび印刷基材の位置決めに高い精度を実現するための印刷システムを提供する。
【解決手段】印刷システム200は、基板支持部102と、基板支持部に対向して配置されたプリントヘッドアセンブリ119と、撮像装置202とを備える。プリントヘッドアセンブリは、基板支持部へ向かう吐出方向に延びる複数の吐出ノズル206と、複数のマークとを備える。撮像装置は、プリントヘッドアセンブリに対して移動可能であり、プリントヘッドアセンブリの複数の吐出ノズルの位置を示す複数のマークを含む少なくとも1
つの画像を取得するように、吐出方向とは反対方向の向きに配置される。

【選択図】図2B


特許請求の範囲【請求項1】
印刷システムであって、前記印刷システムは
基板を支持し、前記基板を走査方向に移動させる基板支持部と、
前記基板支持部に対向して配置され、走査交差方向に移動可能なプリントヘッドアセンブリと、を備え、
前記プリントヘッドアセンブリは、
前記基板支持部に向かって吐出方向に延びる複数の吐出ノズルと、
複数のマークと、を備え、
前記印刷システムは、さらに、
前記複数のマークを含む画像を取得するために、前記吐出方向とは反対の方向に配向された撮像装置と、を備え、
前記プリントヘッドアセンブリは、前記プリントヘッドアセンブリと前記撮像装置とが相対運動している間に前記画像を取得することができるように、前記ノズルと前記マークとを前記撮像装置の撮像視野内に配置するように移動可能であり、かつ、
前記撮像装置は、前記走査方向に沿って直線状に配置された複数の画像センサを有するライン走査撮像装置である印刷システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2018年12月6日出願の米国仮特許出願第62/775,955号の利益を主張し、その内容の全体を参照により本明細書に組み込む。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
本願の実施形態は、概して、インクジェット印刷システムに関する。具体的には、インクジェット印刷システムにおいて吐出を制御するための方法、システム、および/または装置について記載される。
【0003】
インクジェット印刷は、オフィス用プリンタや家庭用プリンタだけでなく、ディスプレイの製造、文書の大量印刷、プリント基板(PCB)等の製造品に対する材料の付着、組織等の生物学的物品の構築等に使用される産業規模のプリンタにおいても一般に使用されている。多くの業務用および産業用インクジェットプリンタ、また消費者プリンタの一部では、圧電ディスペンサを用いて印刷材を基材に付着させる。印刷材貯蔵部に隣接して圧電体が配置され、この圧電体に電圧が印加されると、圧電体が変形して印刷材貯蔵部に圧縮力が加わる。印刷材貯蔵部は、圧縮力を受けると印刷材を吐出するように構成されている。
【0004】
インクジェット印刷の用途によっては、吐出ノズルおよび/または印刷基材の位置決めに高い精度が求められることがある。この観点から、インクジェットプリンタにおいて印刷材の吐出を制御するための方法、システム、および/または装置が提案される。
【発明の概要】
【0005】
一実施形態では、印刷システムは、基板支持部と、基板支持部に対向して配置されたプリントヘッドアセンブリと、撮像装置とを備える。プリントヘッドアセンブリは、基板支持部へ向かう吐出方向に延びる複数の吐出ノズルと、複数のマークとを備える。撮像装置は、プリントヘッドアセンブリに対して移動可能であり、プリントヘッドアセンブリの複数の吐出ノズルの位置を示す複数のマークを含む少なくとも1つの画像を取得するように、吐出方向とは反対方向の向きに配置される。
【0006】
一実施形態に係る印刷方法では、撮像装置が、プリントヘッドアセンブリの複数のマークのうちの少なくとも1つの画像を取得する。撮像装置によって取得した少なくとも1つの画像において、複数のマークが検出される。検出した複数のマークに基づいて、プリントヘッドアセンブリの複数の吐出ノズルの位置が求められる。基板をプリントヘッドアセンブリに対して移動させる間に、複数の吐出ノズルの求められた位置に基づいて、複数の吐出ノズルから基板上に印刷材が吐出される。
【0007】
一実施形態では、印刷システムは、基板支持部と、基板支持部に対向して配置されたプリントヘッドアセンブリと、第1の撮像装置と、第2の撮像装置と、制御部とを備える。プリントヘッドアセンブリは、基板支持部へ向かう吐出方向に延びる複数の吐出ノズルと、複数の第1のマークとを備える。第1の撮像装置は、プリントヘッドアセンブリに対して移動可能であり、プリントヘッドアセンブリの複数の吐出ノズルの位置を示す複数の第1のマークを含む少なくとも1つの第1の画像を取得するように、吐出方向とは反対方向の向きに配置される。第2の撮像装置は、基板支持部に対して移動可能であり、基板支持部上の基板の少なくとも1つの第2の画像を取得するように、基板支持部の方向の向きに配置される。制御部は、少なくとも1つの第1の画像および少なくとも1つの第2の画像に基づいて、複数の吐出ノズルから基板への印刷材の吐出を制御するように構成される。
【0008】
一実施形態では、フラットパネルディスプレイが、撮像装置によってプリントヘッドアセンブリの複数のマークのうちの少なくとも1つの画像を取得する印刷方法によって作成される。複数のマークが、ライン走査撮像装置によって取得した少なくとも1つの画像において検出される。検出した複数のマークに基づいて、プリントヘッドアセンブリの複数の吐出ノズルの位置が求められる。基板をプリントヘッドアセンブリに対して移動させる間に、複数の吐出ノズルの求められた位置に基づいて、複数の吐出ノズルから基板上に印刷材が吐出される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
以下の詳細な説明を添付の図面と合わせて読めば、本開示の態様が最もよく理解されるであろう。なお、本業界の標準的な慣行にならい、各特徴部は一定の縮尺で記載されてはいない。実際には、説明の便宜上、各特徴部の寸法が任意に拡大または縮小されている場合がある。
【0010】
一実施形態に係る印刷システムの上面等角図である。
(【0011】以降は省略されています)

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