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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162234
出願日2022-10-07
発明の名称建物画像表示装置、及び建物画像表示方法
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 16/53 20190101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】建物のデザインに関する要望を具現化し、要望に応じたデザインを有する建物のイメージを対象者に提示することが可能な装置及び方法を提供する。
【解決手段】建物画像表示装置10が、建物のデザインにおける特徴に関する2以上の内容のそれぞれについて、デザインに対する印象に及ぼす影響度を印象毎に規定した影響度情報を、記憶部22に記憶し、対象者が要求する建物のデザインの印象を表すワードとして指定された指定ワードを受け付け、影響度情報及び指定ワードに基づき、2以上の内容のそれぞれについて、指定ワードと対応する印象に及ぼす影響度に応じた評価値を算出し、評価値に基づいて、2以上の内容の中から選定内容を選定し、特徴が選定内容となった建物のデザインを示す画像を画面に表示させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
建物のデザインにおける特徴に関する2以上の内容のそれぞれについて、前記デザインに対する印象に及ぼす影響度を前記印象毎に規定した影響度情報を、記憶する記憶部と、
対象者が要求する建物のデザインの印象を表すワードとして指定された指定ワードを受け付ける受付部と、
前記影響度情報及び前記指定ワードに基づき、前記2以上の内容のそれぞれについて、前記指定ワードと対応する前記印象に及ぼす前記影響度に応じた評価値を算出する算出部と、
前記評価値に基づいて、前記2以上の内容の中から選定内容を選定する選定部と、
前記特徴が前記選定内容となった建物のデザインを示す画像を画面に表示させる表示部と、を有する建物画像表示装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記影響度は、予め選ばれた感性ワードによって表される前記印象を対象印象とした場合に、前記特徴が前記2以上の内容のいずれかとなった建物のデザインを見た際に被験者が感じる前記対象印象の度合いに基づいて算出される値であり、
前記特徴が、複数の特徴であり、各々の前記特徴に関して前記2以上の内容が設定される場合に、前記複数の特徴の各々に関する前記2以上の内容のそれぞれについて前記影響度を前記印象毎に規定した前記影響度情報が前記記憶部に記憶される、請求項1に記載の建物画像表示装置。
【請求項3】
前記感性ワードと類似する1以上の類似ワードについての登録情報が前記記憶部に記憶されており、
前記受付部が、前記感性ワードと一致せず且つ前記類似ワードと一致する前記指定ワードを受け付けた場合、前記算出部は、
前記指定ワードを、該指定ワードと類似する前記感性ワードに変換し、
変換された前記感性ワードによって表される前記印象に及ぼす前記影響度に応じた前記評価値を、前記2以上の内容のそれぞれについて算出する、請求項2に記載の建物画像表示装置。
【請求項4】
前記受付部が2以上の前記指定ワードを受け付けた場合に、前記指定ワードと対応する前記印象に対する優先度を、前記指定ワード毎に設定する設定部をさらに有し、
前記算出部は、
前記影響度情報に基づき、前記2以上の内容のそれぞれについて、前記指定ワードと対応する前記印象に及ぼす前記影響度を、前記指定ワード毎に特定し、
前記2以上の内容のそれぞれについて、前記指定ワード毎に特定された前記指定ワードと対応する前記印象に及ぼす前記影響度と、前記指定ワード毎に設定された前記指定ワードと対応する前記印象に対する優先度とに基づいて、前記評価値を算出する、請求項1に記載の建物画像表示装置。
【請求項5】
前記特徴が、複数の特徴であり、前記複数の特徴の各々に関して前記2以上の内容が設定される場合に、
前記算出部は、前記複数の特徴の各々に関する前記2以上の内容のそれぞれについて、前記評価値を算出し、
前記選定部は、
前記複数の特徴の各々について、前記2以上の内容から、前記評価値が選定条件を満たす前記選定内容を選定し、
前記複数の特徴の各々について選定された前記選定内容の組み合わせパターンを作成し、
前記表示部は、前記複数の特徴の各々が前記組み合わせパターンに含まれる前記選定内容となった建物のデザインを示す前記画像を表示させる、請求項1に記載の建物画像表示装置。
【請求項6】
前記複数の特徴の各々が前記組み合わせパターンに含まれる前記選定内容となった建物が、建物の仕様条件と適合するか否かを判定する判定部を備え、
前記複数の特徴の各々が前記組み合わせパターンに含まれる前記選定内容となった建物が前記仕様条件と適合すると判定された場合、前記表示部が、前記複数の特徴の各々が前記組み合わせパターンに含まれる前記選定内容となった建物のデザインを示す前記画像を表示させる、請求項5に記載の建物画像表示装置。
【請求項7】
前記複数の特徴の各々の内容の組み合わせに関する制限パターンが前記仕様条件として規定されている場合に、前記判定部は、前記組み合わせパターンが前記制限パターンに該当するか否かを判別することによって、前記複数の特徴の各々が前記組み合わせパターンに含まれる前記選定内容となった建物が前記仕様条件と適合するか否かを判定する、請求項6に記載の建物画像表示装置。
【請求項8】
前記制限パターンは、建物の建設地に応じて決められ、当該建設地に建設される建物において採用されない前記複数の特徴の各々の内容の組み合わせである、請求項7に記載の建物画像表示装置。
【請求項9】
前記表示部は、前記特徴が前記選定内容となった実在の建物のデザインを示す前記画像を検索し、検索された前記画像を表示させる、請求項1に記載の建物画像表示装置。
【請求項10】
前記表示部は、前記特徴が前記選定内容となった建物のデザインを示す仮想画像を生成し、前記仮想画像を表示させる、請求項1に記載の建物画像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物画像表示装置、及び建物画像表示方法に係り、特に、対象者が要求する建物のデザインに応じた画像を表示可能な建物画像表示装置、及び建物画像表示方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
住宅のような建物の購入を検討する顧客に販売対象の建物(物件)を提案する際に、顧客の要望に適合する建物の仕様を作成し、その内容を画面に表示することは、既に行われており、そのような作業を支援する装置(コンピュータ)も既に知られている。例えば、特許文献1に記載された住宅プラン提案装置は、住宅についての顧客要望を取得し、その取得した顧客要望に基づき住宅プランデータベースより顧客の要望に合う住宅プランを抽出する。このような装置によれば、顧客満足度の高い住宅プランを提案することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-200725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建物の仕様のうち、建物のデザインは、特に重要な事項であり、建物の仕様を決める上で、通常、建物のデザインに対する要望を顧客から取得(聴取)する。ただし、顧客から取得したデザインの要望が、感性(感覚)に基づく内容であった場合、その内容に合致するように建物の仕様を決めるには、十分な知識や経験が必要となる。そのため、知識及び経験に乏しい者が顧客の要望に応じて建物の仕様を決める場合には、相当の手間と時間が掛かる可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物のデザインに関する要望を具現化し、その要望に応じたデザインを有する建物のイメージを提示することが可能な装置及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、本発明の建物画像表示装置によれば、建物のデザインにおける特徴に関する2以上の内容のそれぞれについて、デザインに対する印象に及ぼす影響度を印象毎に規定した影響度情報を、記憶する記憶部と、対象者が要求する建物のデザインの印象を表すワードとして指定された指定ワードを受け付ける受付部と、影響度情報及び指定ワードに基づき、2以上の内容のそれぞれについて、指定ワードと対応する印象に及ぼす影響度に応じた評価値を算出する算出部と、評価値に基づいて、2以上の内容の中から選定内容を選定する選定部と、特徴が選定内容となった建物のデザインを示す画像を画面に表示させる表示部と、を有することを特徴とする。
上記の装置によれば、建物のデザインに関する要望を感性工学の手法に基づいて具現化し、その要望に応じたデザインを有する建物の画像(イメージ)を、顧客等の対象者に提示することが可能である。
【0007】
また、影響度は、予め選ばれた感性ワードによって表される印象を対象印象とした場合に、特徴が2以上の内容のいずれかとなった建物のデザインを見た際に被験者が感じる対象印象の度合いに基づいて算出される値であってもよい。この場合、特徴が、複数の特徴であり、各々の特徴に関して2以上の内容が設定される場合に、複数の特徴の各々に関する2以上の内容のそれぞれについて影響度を印象毎に規定した影響度情報が記憶部に記憶されると、好適である。
上記の構成によれば、建物のデザインにおける複数の特徴の各々に関する2以上の内容のそれぞれについて、指定ワードと対応する印象に及ぼす影響度を影響度情報から特定し、特定された影響度に基づいて評価値を適切に算出することができる。
【0008】
また、感性ワードと類似する1以上の類似ワードについての登録情報が記憶部に記憶されてもよい。かかる構成において、上記の受付部が、感性ワードと一致せず且つ類似ワードと一致する指定ワードを受け付けた場合、上記の算出部は、指定ワードを、指定ワードと類似する感性ワードに変換し、変換された感性ワードによって表される印象に及ぼす影響度に応じた評価値を、2以上の内容のそれぞれについて算出するとよい。
上記の構成によれば、指定ワードが感性ワードと一致しない場合であっても、その指定ワードが類似ワードと一致していれば、当該指定ワードと対応する印象を建物のデザインとして具現化(イメージ化)することができる。
【0009】
また、本発明の建物画像表示装置は、上記の受付部が2以上の指定ワードを受け付けた場合に、指定ワードと対応する印象に対する優先度を、指定ワード毎に設定する設定部をさらに有してもよい。かかる構成において、上記の算出部は、影響度情報に基づき、2以上の内容のそれぞれについて、指定ワードと対応する印象に及ぼす影響度を、指定ワード毎に特定し、2以上の内容のそれぞれについて、指定ワード毎に特定された指定ワードと対応する印象に及ぼす影響度と、指定ワード毎に設定された指定ワードと対応する印象に対する優先度とに基づいて、評価値を算出するとよい。
上記の構成によれば、2以上の指定ワードを受け付けた場合、それぞれの指定ワードと対応する印象に対する優先度を考慮して、評価値を算出することができる。これにより、2以上の指定ワードのそれぞれをどの程度優先するかを決め、その内容を踏まえて、指定ワードと対応する印象を建物のデザインとして具現化することができる。
【0010】
また、特徴が、複数の特徴であり、複数の特徴の各々に関して2以上の内容が設定されてもよい。この場合に、上記の算出部は、複数の特徴の各々に関する2以上の内容のそれぞれについて、評価値を算出してもよい。また、上記の選定部は、複数の特徴の各々について、2以上の内容から、評価値が選定条件を満たす選定内容を選定し、複数の特徴の各々について選定された選定内容の組み合わせパターンを作成してもよい。そして、表示部は、複数の特徴の各々が組み合わせパターンに含まれる選定内容となった建物のデザインを示す画像を表示させるとよい。
上記の構成によれば、指定ワードに基づいて、建物のデザインにおける複数の特徴の各々の内容を選定し、選定内容の組み合わせパターンに係る建物のデザインの画像を表示することができる。これにより、建物のデザインに関する要望をより細やかに具現化して、そのイメージを対象者に提示することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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