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公開番号2024055362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162211
出願日2022-10-07
発明の名称貸出ロッカーおよびロッカーシステム
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類G07F 17/12 20060101AFI20240411BHJP(チェック装置)
要約【課題】物品の貸出と返却の管理を、簡易な処理で適切に行う。
【解決手段】保管している物品の貸出を行う貸出ロッカーは、入力操作が行われる操作部と、物品の管理情報を記憶する記憶部と、物品を貸し出す場合、対象の物品の物品番号と利用者を特定する利用者情報との入力操作に基づいて物品の貸出を受け付け、物品番号と利用者情報とを対応付けて管理情報に記憶させ、物品が返却される場合、対象の物品の物品番号の入力操作に基づいて管理情報を照合して物品の返却を受け付け、管理情報を更新する制御部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
保管している物品の貸出を行う貸出ロッカーであって、
入力操作が行われる操作部と、
物品の管理情報を記憶する記憶部と、
物品を貸し出す場合、対象の物品の物品番号と利用者を特定する利用者情報との入力操作に基づいて該物品の貸出を受け付け、前記物品番号と前記利用者情報とを対応付けて前記管理情報に記憶させ、物品が返却される場合、対象の物品の前記物品番号の入力操作に基づいて前記管理情報を照合して該物品の返却を受け付け、前記管理情報を更新する制御部と、
を備える貸出ロッカー。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記利用者情報は、利用者の携帯端末の電話番号である、
請求項1に記載の貸出ロッカー。
【請求項3】
SMSを送信可能な通信部を備え、
前記制御部は、貸出中の物品の所定の返却タイミングとなった場合、前記管理情報から該物品の前記利用者情報としての電話番号を抽出し、該電話番号に基づき前記通信部から利用者の携帯端末にSMSを送信させることで前記返却タイミングとなった旨を通知する通知処理を行う、
請求項2に記載の貸出ロッカー。
【請求項4】
各種情報を表示する表示部を備え、
前記制御部は、貸出中の物品の所定の返却タイミングとなった場合、前記管理情報から該物品の前記物品番号と前記利用者情報としての電話番号とを抽出して前記表示部に表示する、
請求項2に記載の貸出ロッカー。
【請求項5】
管理者から貸出中の物品の情報提示の指示を受け付ける受付部を備え、
前記制御部は、前記情報提示の指示が受け付けられた場合、前記管理情報から貸出中の物品の前記物品番号と前記利用者情報とを抽出し管理者に提示する提示処理を行う、
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の貸出ロッカー。
【請求項6】
請求項1または2に記載の貸出ロッカーと、
前記貸出ロッカーと通信可能で、前記管理情報における前記物品番号と前記利用者情報とに基づいて、貸出中の物品の所定の返却タイミングとなった旨を利用者に通知する通知処理および管理者に貸出中の物品の情報を提示する提示処理の少なくとも一方を行う管理装置と、
を備えるロッカーシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、貸出ロッカーおよびロッカーシステムを開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、貸出用のロッカーを用いて、USBメモリやキャビネットの鍵などの物品の貸出や返却を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、物品を貸し出す際や物品が返却される際に、利用者の顔画像データを取得し、取得した顔画像データと事前登録した顔画像データとを用いた利用者の特定などを行って、物品の貸出や返却を管理している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-079499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述したような物品の貸出が、例えば建築現場や会社内など、利用者が比較的制限された場所で行われるため厳密な管理が不要となる場合がある。その場合、特許文献1の管理では、顔画像データの事前登録などの手間がかかったり、必要以上に厳密な管理となったりすることがある。
【0005】
本開示は、物品の貸出と返却の管理を、簡易な処理で適切に行うことを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の貸出ロッカーは、
保管している物品の貸出を行う貸出ロッカーであって、
入力操作が行われる操作部と、
物品の管理情報を記憶する記憶部と、
物品を貸し出す場合、対象の物品の物品番号と利用者を特定する利用者情報との入力操作に基づいて該物品の貸出を受け付け、前記物品番号と前記利用者情報とを対応付けて前記管理情報に記憶させ、物品が返却される場合、対象の物品の前記物品番号の入力操作に基づいて前記管理情報を照合して該物品の返却を受け付け、前記管理情報を更新する制御部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
本開示の貸出ロッカーは、物品を貸し出す場合、対象の物品を特定する物品番号と利用者を特定する利用者情報との入力操作に基づいて物品の貸出を受け付け、物品番号と利用者情報とを対応付けて記憶部の管理情報に記憶させる。また、物品が返却される場合、対象の物品の物品番号の入力操作に基づいて管理情報を照合して物品の返却を受け付け、管理情報を更新する。これにより、物品番号と利用者情報とを利用者に入力操作させる簡易な処理で、物品の貸出を受け付けることができる。したがって、物品の貸出と返却の管理を、簡易な処理で適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ロッカーシステム10の概略構成図。
ロッカーシステム10の制御に関する構成図。
貸出処理の一例を示すフローチャート。
管理情報35aの一例を示す説明図。
返却処理の一例を示すフローチャート。
未返却物品対応処理の一例を示すフローチャート。
変形例の未返却物品対応処理を示すフローチャート。
変形例の未返却物品対応処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、ロッカーシステム10の概略構成図である。図2は、ロッカーシステム10の制御に関する構成図である。ロッカーシステム10は、図1に示すように、保管している物品の貸出を行う1以上の貸出ロッカー20と、各貸出ロッカー20を管理する管理装置40とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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