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公開番号2024054420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024030152,2020034339
出願日2024-02-29,2020-02-28
発明の名称通信システム、通信方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240409BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信端末のロールに応じて操作を許可するかどうかを決定できる通信システムを提供すること。
【解決手段】移動装置20に搭載された第一の通信端末10B、前記移動装置を操作する第二の通信端末10A、及び、複数の第三の通信端末10Cが通信管理システム50を介して通信する通信システムであって、前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末は、自機のロールを前記通信管理システムに送信する通信部11を有し、前記通信管理システムが、所定の前記ロールの通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与えるか、又は、操作コマンド及び前記ロールを受信した前記第一の通信端末が前記ロールに応じて操作を受け付けるか否かを判断することを特徴とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
移動装置に搭載された第一の通信端末、前記移動装置を操作する第二の通信端末、及び、複数の第三の通信端末が通信管理システムを介して通信する通信システムであって、
前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末は、自機のロールを前記通信管理システムに送信する通信部を有し、
前記通信管理システムが、所定の前記ロールの通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与えるか、又は、操作コマンド及び前記ロールを受信した前記第一の通信端末が前記ロールに応じて操作を受け付けるか否かを判断することを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ロールは、前記移動装置を操作する操作端末、又は、前記移動装置を操作しない非操作端末であり、
前記通信管理システムは、前記ロールが操作端末の通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与えるか、又は、操作コマンド及び操作端末という前記ロールを受信した場合に、前記第一の通信端末が操作を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記通信部は、前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末の端末種別を前記通信管理システムに送信し、
前記通信管理システムは、前記第二の通信端末から受信した操作コマンドを、所定の前記端末種別の通信端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記端末種別は、前記移動装置に搭載されていることを示す情報か、又は、それ以外のユーザ端末であり、
前記通信管理システムは、通信端末から受信した前記操作コマンドを、前記端末種別が前記移動装置に搭載されていることを示す通信端末に送信することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記第一の通信端末、及び、前記第三の通信端末は前記ロールが前記非操作端末であり、
前記第二の通信端末は前記ロールが前記操作端末であり、
前記第一の通信端末、及び、前記第三の通信端末は前記移動装置の操作を受け付けるボタンを表示せず、
前記第二の通信端末は前記移動装置の操作を受け付けるボタンを表示することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
【請求項6】
前記第一の通信端末は撮像部を有し、撮像部が撮像した画像を、第二の通信端末、及び、前記第三の通信端末に送信することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の通信システム。
【請求項7】
更に、前記ロールを、前記移動装置を操作しない非操作端末とする、所定以上の大きさの画面を有する第四の通信端末を有し、
前記第一の通信端末は前記画像を前記第四の通信端末に送信することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
【請求項8】
移動装置に搭載された第一の通信端末、前記移動装置を操作する第二の通信端末、及び、複数の第三の通信端末が通信管理システムを介して通信する通信システムの通信方法であって、
前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末の通信部が、それぞれ自機のロールを前記通信管理システムに送信するステップと、
前記通信管理システムが、所定の前記ロールの通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与えるか、又は、操作コマンド及び前記ロールを受信した前記第一の通信端末が前記ロールに応じて操作を受け付けるか否かを判断するステップと、
を有することを特徴とする通信方法。
【請求項9】
移動装置に搭載された第一の通信端末、前記移動装置を操作する第二の通信端末、及び、複数の第三の通信端末と通信する通信管理システムを、
前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末から、自機のロールを受信する通信部と、
所定の前記ロールの通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与える判断部、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム、通信方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
インターネットやLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して、複数の拠点の間で通信端末が通信して、互いに映像や音声を送受信する通信システムが普及している。通信システムを利用すると遠隔地のユーザがコミュニケーションすることができ、例えばテレビ会議を開催できる。
【0003】
また、通信システムがロボットに適用されたテレプレゼンスロボットが知られている。テレプレゼンスロボットとは、「テレビ会議」と「遠隔操作技術」が組み合わされたロボットである。遠隔地からのリモートコントロールとロボット技術を組み合わせて、操作者が遠方からロボットを移動させる移動装置を操作し、ある場所で操作者が存在(プレゼンス)しているように振る舞わせる技術である。
【0004】
また、テレプレゼンスロボットは障碍者の自律支援の目的で利用されることも期待されている。このようなユースケースでは、障碍者が操作するロボットを介助するために、ロボットの傍と障碍者の傍にそれぞれ介助者が待機することが多い。介助者もテレプレゼンスロボットを操作する技術に関して、遠隔操作ロボットの特定機能に対する操作権限をもたない利用者が必要に応じて当該特定機能を遠隔で操作する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、テレプレゼンスロボットを遠隔操作する複数の利用者に対して、特定機能の遠隔操作を特定機能の操作権限を有する利用者に対してのみ許可する方法が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の通信システムは、通信端末のロールに応じて操作を許可するかどうかを決定できないという問題があった。まず、従来のテレプレゼンスロボットではテレプレゼンスロボットと操作者のみでしか遠隔コミュニケーションができない。このため、従来、介助者同士は別の遠隔コミュニケーションシステムに端末装置を接続させたり、携帯電話などで会話したりしてコミュニケーションを取る必要があった。しかし、仮に介助者を含む他の通信端末をテレプレゼンスロボットと通信させた場合、操作者以外の通信端末がテレプレゼンスロボットを操作してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、通信端末のロールに応じて操作を許可するかどうかを決定できる通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に鑑み、本発明は、移動装置に搭載された第一の通信端末、前記移動装置を操作する第二の通信端末、及び、複数の第三の通信端末が通信管理システムを介して通信する通信システムであって、前記第一の通信端末、前記第二の通信端末、及び、前記複数の第三の通信端末は、自機のロールを前記通信管理システムに送信する通信部を有し、前記通信管理システムが、所定の前記ロールの通信端末にのみ前記移動装置の操作権を与えるか、又は、操作コマンド及び前記ロールを受信した前記第一の通信端末が前記ロールに応じて操作を受け付けるか否かを判断することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
通信端末のロールに応じて操作を許可するかどうかを決定できる通信端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
通信システムの概略を説明する図である。
一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
通信端末のハードウェア構成例を示す図である。
通信管理システムのハードウェア構成例を示す図である。
移動装置のハードウェア構成例を示す図である。
通信システムが有する通信管理システム、通信端末10B、通信端末10A、及び、通信端末10Cの機能をブロック状に示す機能ブロック図である。
各通信端末が通信を開始する手順を示すシーケンス図の一例である。
図7の処理で説明した、ログイン時に通信端末が送信するデータの例である。
図7の処理で説明した、ログイン成功時に通信管理システムが通信端末に送信するデータの例である。
通信端末が表示する通信中の画面例を示す図である。
通信システムの構成例を示す図である(実施例2)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、通信システムと通信システム1が行う通信方法について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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