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公開番号2024054352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024021444,2022533222
出願日2024-02-15,2021-03-03
発明の名称マルチアクセスポイント通信を調整するための方法及び装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 74/04 20090101AFI20240409BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチアクセスポイント(AP)動作を実行するための効率的なメカニズムを定義すること。
【解決手段】無線ネットワーク、特にIEEE802.11ネットワークの使用を効果的にするために、APのグループのうちの第1のAPによって獲得された送信機会(TXOP)の間にリソースを共有するAPのグループを含んだ通信を調整する方法であって、第1のAPがTXOPの範囲内でグループの第2のAPへリソースを割り当てるように構成され、リソースを共有し及び/又は共有されるリソースを使用するためのAPの能力に基づいて及び/又はリソースを共有する及び/又は共有されたリソースを使用するためのAPの機能の有効化状態に基づいてグループが形成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
IEEE802.11規格に準拠した無線通信を行うアクセスポイント(AP)であって、
前記APにおける、他のAPへリソースを共有するための機能の有効化状態、及び/又は、1以上の他のAPにおける、共有されるリソースを使用するための機能の有効化状態に基づいて、APのグループを形成する形成手段と、
TXOPを獲得する獲得手段と、
獲得した前記TXOPの間に前記APのグループに含まれる他のAPに対してリソースを共有する共有手段と、
を有することを特徴とするアクセスポイント。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記形成手段は、
前記APにおける、他のAPへリソースを共有するための機能の有効化状態、並びに/若しくは、1以上の他のAPにおける、共有されるリソースを使用するための機能の有効化状態、及び、
前記APにおける、他のAPへリソースを共有するための能力、並びに/若しくは、1以上の他のAPにおける、共有されるリソースを使用するための能力
に基づいて、前記APのグループを形成する、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項3】
前記リソースは、時間リソース、空間リソース、及び周波数リソースのいずれか又は組み合わせである、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項4】
前記TXOPを獲得したことを示す通知フレームを送信する送信手段をさらに有し、
前記共有手段は、前記通知フレームを送信したことに応じて、獲得した前記TXOPの間に前記APのグループに含まれる他のAPに対してリソースを共有する、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項5】
前記通知フレームはブロードキャスト送信される、ことを特徴する請求項4に記載のアクセスポイント。
【請求項6】
前記TXOPを獲得したことを示す通知フレームを送信する送信手段と、
前記APのグループに含まれる他のAPから前記通知フレームの応答である応答フレームを受信する受信手段と、をさらに有し、
前記共有手段は、前記応答フレームを受信したことに応じて、獲得した前記TXOPの間に前記APのグループに含まれる他のAPに対してリソースを共有する、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項7】
前記応答フレームには、前記APのグループに含まれる他のAPのリソースのニーズを含み、前記TXOPは前記リソースのニーズに基づいて決められる、ことを特徴とする請求項6に記載のアクセスポイント。
【請求項8】
前記リソースのニーズは時間ユニット、周波数帯域幅、ストリーム数、データ量、のいずれかであることを特徴する請求項7に記載のアクセスポイント。
【請求項9】
共有されるリソースを使用する意思を問い合わせる要求フレームを前記APのグループに含まれる他のAPに送信する送信手段と、
前記APのグループに含まれる他のAPから前記要求フレームの応答である応答フレームを受信する受信手段と、をさらに有し、
前記共有手段は、前記応答フレームを受信したことに応じて、獲得した前記TXOPの間に前記APのグループに含まれる他のAPに対してリソースを共有する、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項10】
IEEE802.11規格に準拠した無線通信を行うアクセスポイント(AP)によって実行される通信方法であって、
前記APにおける、他のAPへリソースを共有するための機能の有効化状態、及び/又は、1以上の他のAPにおける、共有されるリソースを使用するための機能の有効化状態に基づいて、APのグループを形成する形成工程と、
TXOPを獲得する獲得工程と、
獲得した前記TXOPの間に前記APのグループに含まれる他のAPに対してリソースを共有する共有工程と、
を含むことを特徴とする通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信ネットワークの技術分野に関し、より具体的にはIEEE802.11ネットワークにおけるマルチアクセスポイント(マルチAP)の通信を調整する方法及びデバイスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
マルチAP技術は、利用可能な時間、周波数、及び空間リソースのより効率的な利用のための隣接アクセスポイント(AP)間のある度合いの協働にある。これは、隣接するAPが同一の選択されたチャネル上で動作する場合に特に重要である。このような技術を用いて、2つの隣接APは、周波数及び/又は時間の観点でリソースを共有することができ、この方法において、それらは干渉を防ぐ。リソースを共有するために協働するAPを、コーディネイテッドAPと呼ぶ。その協働を管理するAPを、コーディネイタAPと呼ぶ。通常、コーディネイタAPは、共有AP(sharing AP)、すなわち、所与のチャネルにおいて(送信機会又はTXOPと呼ばれる)所与の期間の間の媒体アクセス権を獲得するAPであり、コーディネイテッドAPは被共有AP(shared AP)、すなわち、共有APによって共有されるリソースを使用するAPである。そして、コーディネイタAPは、コーディネイテッドAP間で所与の期間内で時間/周波数リソースを共有しうる。コーディネイテッドAPは、割り当てられたリソースの制約の範囲内で、関連付けられた非APステーションのために、ダウンリンク(DL)及び/又はアップリンク(UL)送信をスケジューリングする。
【0003】
しかしながら、共通のリソースを共有するために、隣接AP及び関連付けられたベーシックサービスセット(BSS)をどのように協働させるかについては、先行技術において扱われていない。マルチAP動作を実行するための効率的なメカニズムを定義することが望ましい。
【発明の概要】
【0004】
このような文脈において、本発明の全体的な目的は、複数のアクセスポイントを調整するための通信方法である。
【0005】
本発明の一態様によれば、リソースを共有するアクセスポイント(AP)のグループのうちの第1のAPによって獲得された送信機会(TXOP)の間に前記グループを含んだ無線ネットワークにおいて通信を調整する方法であって、前記第1のAPは、前記TXOPの範囲内で前記グループの第2のAPへリソースを割り当てるように構成され、前記グループは、リソースを共有し及び/又は共有されるリソースを使用するためのAPの能力に基づいて、及び/又は、リソースを共有し及び/又は共有されるリソースを使用するためのAPにおける機能の有効化状態に基づいて、形成される、方法が提供される。
【0006】
好ましい実装において、前記第1のAPは、前記通信のコーディネイタAPであり、前記第2のAPはコーディネイテッドAPである。
【0007】
1つの実装において、前記リソースは、時間リソース、空間リソース、及び周波数リソースのいずれか又は組み合わせである。
【0008】
本発明のさらなる態様によれば、第1のベーシックサービスセット(BSS)のアクセスポイント(AP)によって第2のBSSのAPへ送信されるように設計されたフレームであって、前記フレームは有効化フィールドを含み、前記有効化フィールドは、前記第1のBSSのAPが、送信機会(TXOP)の間に当該第1のBSSのAPによって獲得されたリソースを割り当てる、及び/又は、前記第2のBSSのAPと共有する機能を有効化したかを示す、フレームが提供される。
【0009】
特に、前記第1のBSSのAPは、リソースを割り当てる及び/又は共有する機能をサポートするように構成される。
【0010】
好ましい実装において、前記フレームはマネジメントフレームである。
(【0011】以降は省略されています)

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