TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024053338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159537
出願日2022-10-03
発明の名称情報処理装置、コンピュータプログラム、撮像システム及び情報処理方法
出願人星和電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 23/74 20230101AFI20240408BHJP(電気通信技術)
要約【課題】物体の認識や判定、自己位置の推定に必要な特徴点を抽出できる情報処理装置、コンピュータプログラム、撮像システム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、制御部を備え、制御部は、対象物を撮像装置で撮影して得られた画像データを取得し、取得した画像データに基づいて特徴点を抽出し、抽出した特徴点の特徴点数に基づいて対象物に照射する光量の調整量を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備え、
前記制御部は、
対象物を撮像装置で撮影して得られた画像データを取得し、
取得した画像データに基づいて特徴点を抽出し、
抽出した特徴点の特徴点数に基づいて前記対象物に照射する光量の調整量を決定する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、
特徴点の目標値と抽出した特徴点の特徴点数との差分に基づいて光量の調整量を決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記差分が正の場合、光量を増加させるように調整量を決定し、
前記差分が負の場合、光量を減少させるように調整量を決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記差分の絶対値が大きいほど、調整量を大きくし、
前記差分の絶対値が小さいほど、調整量を小さくする、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
特徴点の目標値と抽出した特徴点の特徴点数との差分と、隣同士の数値の間隔が順番に増加又は減少する数列を前記目標値に乗算して得られた閾値列それぞれとを比較して光量の調整量を決定する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
特徴点の目標値の設定を受け付ける、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
撮影画像の全体又は一部のエリア内の特徴点を抽出する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
決定した調整量に基づく調光信号を出力する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータに、
対象物を撮像装置で撮影して得られた画像データを取得し、
取得した画像データに基づいて特徴点を抽出し、
抽出した特徴点の特徴点数に基づいて前記対象物に照射する光量の調整量を決定する、
処理を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項10】
撮像装置と、
光源と、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置が決定した光量の調整量に基づく調光信号に応じて前記光源の光量を調整する調光ユニットと
を備える、
撮像システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、コンピュータプログラム、撮像システム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外部を連続的に撮影して複数フレームの撮影画像を生成し、ハリスコーナー検出法等を用いてフレームから物体の特徴点を抽出し、フレーム間の特徴点を照合することで物体を追従するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-45405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
抽出する特徴点が不足すると物体の認識や判定の精度が低下する。例えば、抽出した特徴点で構成されるデータ群を機械学習した学習モデルに入力して物体の認識や判断を行う際に誤認識や誤判定が生じ、あるいはVSLAM(Visual Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定)における自己推定位置の誤りなどの原因となる。
【0005】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、物体の認識や判定、自己位置の推定に必要な特徴点を抽出できる情報処理装置、コンピュータプログラム、撮像システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、情報処理装置は、制御部を備え、前記制御部は、対象物を撮像装置で撮影して得られた画像データを取得し、取得した画像データに基づいて特徴点を抽出し、抽出した特徴点の特徴点数に基づいて前記対象物に照射する光量の調整量を決定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物体の認識や判定、自己位置の推定に必要な特徴点を抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の撮像システムの構成の一例を示す図である。
撮影画像上の特徴点の一例を示す図である。
本実施形態の収束型フィードバック制御の一例を示す図である。
特徴点数を用いた光量の調整の一例を示す図である。
情報処理装置による処理手順の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の撮像システムの構成の一例を示す図である。撮像システムは、情報処理装置50、撮像装置としてのカメラ10、光源20、及び調光ユニット30を備える。カメラ10は、例えば、可視光帯域の光を受光できる受光素子を備える。カメラ10は、所定のフレームレートで対象物を撮影し、撮影して得られた画像データ(複数のフレームの画像データ)を情報処理装置50へ出力する。光源20は、例えば、白色LED光源であり、カメラ10の撮影方向に向かって対象物などに光を照射できる。調光ユニット30は、情報処理装置50が出力する調光信号に基づいて、光源20の光量を調整する。
【0010】
情報処理装置50は、装置全体を制御する制御部51、インタフェース部52、通信部53、メモリ54、表示パネル55、操作部56、及び記憶部57を備える。情報処理装置50は、例えば、パーソナルコンピュータで構成できる。情報処理装置50の機能を分散させて複数の情報処理装置で構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
メガホン
10日前
個人
通話装置
29日前
個人
挿耳装置
29日前
個人
暗号化記憶媒体
1か月前
個人
非常時の情報伝達システム
1か月前
個人
イラストの著作権保護方法
1か月前
シャープ株式会社
調理器
3日前
富士通株式会社
光送信装置
1か月前
富士通株式会社
光受信装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
8日前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
17日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
リオン株式会社
補聴器
1か月前
太陽誘電株式会社
振動発生装置
1か月前
日本無線株式会社
通信システム
23日前
株式会社パロマ
リモコン
1か月前
シャープ株式会社
撮像装置
今日
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
キヤノン電子株式会社
照明付スピーカー
1か月前
沖電気工業株式会社
受光回路
3日前
株式会社小野測器
音響校正器
15日前
株式会社日立国際電気
通信システム
1か月前
個人
携帯端末機器用スタンド
今日
株式会社小野測器
音響校正器
15日前
株式会社JVCケンウッド
端末装置
1か月前
個人
翻訳字幕付きビデオチャットシステム
1か月前
三菱電機株式会社
送信機
1か月前
株式会社JMC
映像音声配信用セット
17日前
マスプロ電工株式会社
光信号計測装置
1か月前
日本無線株式会社
復調器および復調方法
23日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
25日前
株式会社ネットアプリ
飲料用演出グラス
1か月前
株式会社デンソー
通信装置
1か月前
株式会社日立国際電気
無線通信システム
1か月前
株式会社日立国際電気
無線通信システム
1か月前
続きを見る