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公開番号2024053258
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159388
出願日2022-10-03
発明の名称連結具、連結構造及び連結方法
出願人個人
代理人個人
主分類F16B 21/04 20060101AFI20240408BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】 安価な連結具、連結構造及び連結方法を提供する。
【解決手段】 連結具2は、棒部材10と、棒部材10の先端側に設けられた係合ヘッド部20と、棒部材10の基端面10Bに設けられた操作用係合溝30と、ナット60と、を備える。棒部材10は、円柱状に形成されるものであり、軸線AX方向に直線状に延びる。棒部材10の周面は、螺旋溝10Mが形成される。螺旋溝10Mは、棒部材10の軸線AXにおいて螺旋状に形成される。係合ヘッド部20は、棒部材10の径方向に向かって延びる第1ヘッド部21と、棒部材10の径方向に向かって延びる第2ヘッド部22と、を備える。操作用係合溝30は、棒部材10の基端部の端面10Bに形成される。操作用係合溝30は、軸線AX方向に対して直交するように伸びる。操作用係合溝30は、係合ヘッド部20と平行となっている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
孔が形成された孔部に対して連結する連結具であって、
円柱状の棒部材と、
前記棒部材の周面に設けられた螺旋溝と、
前記棒部材の先端部に設けられた係合ヘッド部と、
前記棒部材の基端側端面に設けられた操作用係合部と、
前記螺旋溝に螺合可能なナットと、を備え、
前記操作用係合部は、前記棒部材の径方向に延び、
前記係合ヘッド部は、前記棒部材の径方向に延び、
前記棒部材の軸線回りにおいて、前記操作用係合部は、第1方向に向く第1状態と前記係合ヘッド部が前記第1方向とは異なる向き向く第2状態との間で切り替え自在であり、
前記係合ヘッド部は、前記棒部材の軸線回りにおいて、前記第1状態と前記第2状態との間で異なる方向を向くことを特徴とする連結具。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記係合ヘッド部は、
前記棒部材の径方向に延びる第1係合部と、
前記棒部材の径方向に延びる第2係合部と、を備え、
前記第1係合部と第2係合部とは直線状であることを特徴とする請求項1記載の連結具。
【請求項3】
前記操作用係合部は、前記棒部材の一端部に設けられた保持用係合溝である
ことを特徴とする請求項1または2記載の連結具。
【請求項4】
請求項1ないし3記載のいずれか1つ記載の連結具に対して連結可能な連結構造であり、
前記孔部を備えた連結構造本体を備え、
前記孔部は、
連結構造本体の表面に開口する孔開口部と、
前記孔開口部の奥に延びる孔奥部と、を備え、
前記孔奥部は、前記第1状態と前記第2状態との間で切り替え自在な状態で前記係合ヘッド部を収容し、
前記孔部開口部は、前記第1状態の前記係合ヘッド部に対し挿通を許容する一方、
前記第2状態の前記係合ヘッド部に対し挿通を規制することを特徴とする連結構造。
【請求項5】
請求項1ないし3記載のいずれか1つ記載の連結具を用いた連結方法であって、
前記第1状態の前記係合ヘッド部を前記孔部に対して挿入する挿入ステップと、
前記螺旋溝に対して螺合した前記ナットと前記係合ヘッド部とにより、前記孔部が形成された連結構造本体を挟む挟みステップと、
前記孔奥部において、前記係合ヘッド部を前記第1状態から前記第2状態に切り替える固定ステップと、
を備えることを特徴とする連結方法。
【請求項6】
前記固定ステップは、前記操作用係合部に係合した工具を用いて、前記係合ヘッド部を前記第1状態から前記第2状態に切り替えることを特徴とする請求項5記載の連結方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、連結具、連結構造及び連結方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
T字状のシャフトを介して機器のセキュリティスロットに対して施錠する連結具が開示されている。この連結具は、ケンジントンロックとも呼ばれ、本体ユニットと表示ユニットとを有するノート形のパーソナルコンピュータを固定するのに用いられる。この連結具には、機器に対する係止及びその解除を行うロック機構が備わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-232025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の連結具において、ロック機構が複雑なため、製造コストが高くなる。
【0005】
本発明は、斯かる実情に鑑み、安価な連結具、連結構造及び連結方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、孔が形成された孔部に対して連結する連結具であって、円柱状の棒部材と、前記棒部材の周面に設けられた螺旋溝と、前記棒部材の先端部に設けられた係合ヘッド部と、前記棒部材の基端側端面に設けられた操作用係合部と、前記螺旋溝に螺合可能なナットと、を備え、前記操作用係合部は、前記棒部材の径方向に延び、前記係合ヘッド部は、前記棒部材の径方向に延び、前記棒部材の軸線回りにおいて、前記操作用係合部は、第1方向に向く第1状態と前記係合ヘッド部が前記第1方向とは異なる向き向く第2状態との間で切り替え自在であり、前記係合ヘッド部は、前記棒部材の軸線回りにおいて、前記第1状態と前記第2状態との間で異なる方向を向くことを特徴とする。
【0007】
前記係合ヘッド部は、前記棒部材の径方向に延びる第1係合部と、前記棒部材の径方向に延びる第2係合部と、を備え、前記第1係合部と第2係合部とは直線状であることが好ましい。また、前記操作用係合部は、前記棒部材の一端部に設けられた保持用係合溝であることが好ましい。
【0008】
本発明は、上記の連結具に対して連結可能な連結構造であり、前記孔部を備えた連結構造本体を備え、前記孔部は、連結構造本体の表面に開口する孔開口部と、前記孔開口部の奥に延びる孔奥部と、を備え、前記孔奥部は、前記第1状態と前記第2状態との間で切り替え自在な状態で前記係合ヘッド部を収容し、前記孔部開口部は、前記第1状態の前記係合ヘッド部に対し挿通を許容する一方、前記第2状態の前記係合ヘッド部に対し挿通を規制することを特徴とする。
【0009】
本発明は、上記の連結具を用いた連結方法であって、前記第1状態の前記係合ヘッド部を前記孔部に対して挿入する挿入ステップと、前記螺旋溝に対して螺合した前記ナットと前記係合ヘッド部とにより、前記孔部が形成された連結構造本体を挟む挟みステップと、前記孔奥部において、前記係合ヘッド部を前記第1状態から前記第2状態に切り替える固定ステップと、を備えることを特徴とする。
【0010】
前記固定ステップは、前記操作用係合部に係合した工具を用いて、前記係合ヘッド部を前記第1状態から前記第2状態に切り替えることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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