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公開番号
2024052502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-11
出願番号
2023090520
出願日
2023-05-31
発明の名称
制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、及び制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
35/08 20210101AFI20240404BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数の光学系のピント調整を適切に実行可能な制御装置を提供すること。
【解決手段】制御装置は、第1光学系と第2光学系とを備え、第1光学系と第2光学系とを相対的に移動させることが可能なレンズ装置と、撮像素子を備え、レンズ装置が着脱可能に装着される撮像装置とを有するカメラシステムに用いられる制御装置であって、第1光学系に対応する第1焦点検出位置における第1光学系の第1評価値を取得する第1取得部と、第1光学系により結像された第1被写体像と第2光学系により結像された第2被写体像とに基づいて第2光学系に対応する第2焦点検出位置を決定する決定部と、第2焦点検出位置における第2光学系の第2評価値を取得する第2取得部と、第1評価値と第2評価値とに基づいて第1光学系と第2光学系とを移動させる制御部とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1光学系と第2光学系とを備え、前記第1光学系と前記第2光学系とを相対的に移動させることが可能なレンズ装置と、撮像素子を備え、前記レンズ装置が着脱可能に装着される撮像装置とを有するカメラシステムに用いられる制御装置であって、
前記第1光学系に対応する第1焦点検出位置における前記第1光学系の第1評価値を取得する第1取得部と、
前記第1光学系により結像された第1被写体像と前記第2光学系により結像された第2被写体像とに基づいて前記第2光学系に対応する第2焦点検出位置を決定する決定部と、 前記第2焦点検出位置における前記第2光学系の第2評価値を取得する第2取得部と、
前記第1評価値と前記第2評価値とに基づいて前記第1光学系と前記第2光学系とを移動させる制御部とを有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記第1焦点検出位置と前記第2焦点検出位置は、同一被写体の結像位置であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記決定部は、前記第1焦点検出位置、前記第1被写体像と前記第2被写体像との視差量、前記第1光学系と前記第2光学系の前記撮像素子の撮像面の最も近くに設定された光軸間の距離、及びマウント着脱動作による光軸ずれを用いて前記第2焦点検出位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記決定部は、前記第1被写体像と前記第2被写体像との特徴点マッチングを用いて前記第2焦点検出位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記決定部は、前記レンズ装置から、前記レンズ装置がVR撮影用レンズであるか否かを識別する情報を含む前記レンズ装置に関する情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記レンズ装置がVR撮影用レンズであると判定された場合、前記決定部は、前記レンズ装置の設計値からの誤差を取得することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記誤差は、前記レンズ装置のマウント着脱動作による光軸ずれであることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記決定部は、前記レンズ装置がVR撮影用レンズであると判定した場合、前記第2焦点検出位置を決定することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項9】
前記レンズ装置は、前記第1光学系と前記第2光学系とを同時に移動させることが可能な第1調整部と、前記第1光学系を移動させることが可能な第2調整部とを備え、
前記制御部は、前記第1評価値と前記第2評価値との差分に基づいて前記第1調整部と前記第2調整部とを駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記差分が所定値より大きい場合、前記第1調整部と前記第2調整部の一方を駆動した後、前記第1調整部と前記第2調整部の他方を駆動することを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、左右一対の光学系が所定の距離(基線長)だけ離間して配置され、一つの撮像素子に二つのイメージサークルが並列に結像するレンズが知られている。このようなレンズでは左右一対の光学系で結像する像はそれぞれ左眼用及び右眼用の動画又は静止画として記録され、再生時に3DディスプレイやVRゴーグル等を用いて鑑賞されると、鑑賞者の右眼には右眼用の映像が映り、左眼には左眼用の映像が映る。このとき、左右一対の光学系の基線長によって、右眼と左眼には視差のある映像が投影されるため、鑑賞者は立体感を得ることができる。
【0003】
視差のある映像を撮影するために左右一対の光学系を用いると、左右一対の光学系のピント調整をそれぞれ行うことが必要となる。
【0004】
特許文献1には、片方の光学系を移動させる左右の視度調整と、両方の光学系を移動させるピント調整とを1つの操作部材で切り替えて行う双眼鏡が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-175498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の双眼鏡では、視度調整とピント調整とを1つの操作部材で切り替えて行うため、操作が煩雑となり、誤操作により適格なピント調整が困難である。
【0007】
本発明は、複数の光学系のピント調整を適切に実行可能な制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての制御装置は、第1光学系と第2光学系とを備え、第1光学系と第2光学系とを相対的に移動させることが可能なレンズ装置と、撮像素子を備え、レンズ装置が着脱可能に装着される撮像装置とを有するカメラシステムに用いられる制御装置であって、第1光学系に対応する第1焦点検出位置における第1光学系の第1評価値を取得する第1取得部と、第1光学系により結像された第1被写体像と第2光学系により結像された第2被写体像とに基づいて第2光学系に対応する第2焦点検出位置を決定する決定部と、第2焦点検出位置における第2光学系の第2評価値を取得する第2取得部と、第1評価値と第2評価値とに基づいて第1光学系と第2光学系とを移動させる制御部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の光学系のピント調整を適切に実行可能な制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る交換レンズの断面図である。
交換レンズの分解斜視図である。
各光軸と撮像素子上のイメージサークルの位置関係を示す図である。
本発明の実施形態に係るカメラシステムの概略構成図である。
実施例1の交換レンズのブロック図である。
実施例1のカメラシステムの合焦動作を示すフローチャートの一例である。
実施例1のカメラシステムの合焦動作を示すフローチャートの他の例である。
実施例1の交換レンズ装着時におけるカメラシステムの動作を示すフローチャートである。
実施例1のバンドル調整の方法を示すフローチャートである。
実施例2のカメラシステムの概略構成図である。
撮像素子が傾いている様子を示す概略構成図である。
実施例2の焦点調整の動作手順の一例を示す図である。
実施例2の焦点調整の動作手順の他の例を示す図である。
実施例2の焦点調整の動作手順の他の例を示す図である。
実施例2と実施例3の焦点調整の動作手順の他の例を示す図である。
実施例5のカメラシステムの概略構成図である。
実施例5の焦点調整の動作手順を示す図である。
実施例6のカメラシステムの概略構成図である。
実施例7の交換レンズをレンズマウント部の側から見た下面図である。
実施例7の交換レンズを物体側から見た上面図である。
実施例7の図19の構成に第1光学系と第2光学系を追加し、交換レンズを物体側から見た上面図である。
実施例4のカメラシステムの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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