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公開番号2024051991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158411
出願日2022-09-30
発明の名称ビールテイスト飲料
出願人サッポロビール株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C12C 5/02 20060101AFI20240404BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】アルコール度数の高いビールテイスト飲料であって、スムースさ及びドリンカビリティーが向上したビールテイスト飲料を提供すること。
【解決手段】アルコール度数が10v/v%以上であり、カプロン酸エチル含有量が0.7mg/L以上であり、リナロール含有量が5μg/L以上である、ビールテイスト飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アルコール度数が10v/v%以上であり、
カプロン酸エチル含有量が0.7mg/L以上であり、
リナロール含有量が5μg/L以上である、
ビールテイスト飲料。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記カプロン酸エチル含有量が、10mg/L以下である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
【請求項3】
前記カプロン酸エチル含有量が、1.0mg/L以上4.2mg/L以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項4】
前記リナロール含有量が、610μg/L以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項5】
前記リナロール含有量が、90μg/L以上180μg/L以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項6】
麦芽使用比率が50.0w/w%以上66.6w/w%以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項7】
苦味価が25.0BU以上100BU以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項8】
蒸留アルコールを含有しない、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項9】
アルコール度数を10v/v%以上に調整すること、
カプロン酸エチル含有量を0.7mg/L以上に調整すること、及び、
リナロール含有量を5μg/L以上に調整することを含む、
ビールテイスト飲料の製造方法。
【請求項10】
アルコール度数を10v/v%以上に調整すること、
カプロン酸エチル含有量を0.7mg/L以上に調整すること、及び、
リナロール含有量を5μg/L以上に調整することを含む、
ビールテイスト飲料のスムースさ及びドリンカビリティーを向上させる方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビールテイスト飲料に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ビールテイスト飲料の香味改善を目的として、様々な技術手段が提案されている。例えば、特許文献1には、ホップを用いた発酵麦芽飲料の製造において、飲料中のホップ由来ハーバル様香気成分の含量、及び、前記ハーバル様香気成分をマスキングする発酵生成物の含量を、前記発酵生成物の含量に対する前記ハーバル様香気成分の比率が増大するように調整することを特徴とする、ハーバル様香気が付与された発酵麦芽飲料の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-128463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、アルコール度数の高い(例えばアルコール度数が10v/v%以上である)高アルコールビールテイスト飲料の香味改善手法については、十分な検討がなされていなかった。高アルコールビールテイスト飲料においては、スムースさやドリンカビリティーが不足するという課題があった。
【0005】
本発明は、アルコール度数の高いビールテイスト飲料であって、スムースさ及びドリンカビリティーが向上したビールテイスト飲料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アルコール度数が10v/v%以上であり、カプロン酸エチル含有量が0.7mg/L以上であり、リナロール含有量が5μg/L以上である、ビールテイスト飲料に関する。
【0007】
本発明の一実施形態に係るビールテイスト飲料は、カプロン酸エチル含有量が0.7mg/L以上であり、かつ、リナロール含有量が5μg/L以上であるため、アルコール度数が10v/v%以上でありながら、スムースさ及びドリンカビリティーに優れている。
【0008】
上記ビールテイスト飲料は、カプロン酸エチル含有量が10mg/L以下であってもよい。この場合、スムースさ及びドリンカビリティーがより向上する。
【0009】
上記ビールテイスト飲料は、カプロン酸エチル含有量が、1.0mg/L以上4.2mg/L以下であってもよい。この場合、スムースさ及びドリンカビリティーがさらに向上する。
【0010】
上記ビールテイスト飲料は、リナロール含有量が、610μg/L以下であってもよい。この場合、スムースさ及びドリンカビリティーがより向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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