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公開番号2024051226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157271
出願日2022-09-30
発明の名称シート包装体
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20240404BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】生産性が向上しながら、シート包装体の容量の増大を防ぎ、シートの取出性の低下を防ぐシート包装体を提供すること。
【解決手段】複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、前記シート積層体を収容する樹脂フィルム製の包装袋と、前記包装袋の天面に形成されて前記シートが引き出される取出口と、を有するシート包装体であって、前記シート積層体は、前記シートが引き出される方向がCD方向となるように積層されたものであり、前記シート積層体は、前記シート積層体の長側面が対向する第1方向に締め付けられた状態で前記包装袋に収容され、前記シート包装体の前記第1方向の硬さ(RH)が、4%以上12%以下である、シート包装体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、前記シート積層体を収容する樹脂フィルム製の包装袋と、前記包装袋の天面に形成されて前記シートが引き出される取出口と、を有するシート包装体であって、
前記シート積層体は、前記シートが引き出される方向がCD方向となるように積層されたものであり、
前記シート積層体は、前記シート積層体の長側面が対向する第1方向に締め付けられた状態で前記包装袋に収容され、
前記シート包装体の前記第1方向の硬さ(RH)が、4%以上12%以下である、シート包装体。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記シート積層体は、前記シート積層体の高さ方向に締め付けられた状態で前記包装袋に収容されている、請求項1に記載のシート包装体。
【請求項3】
前記シート包装体の前記高さ方向の硬さ(RH)が、6%以上12%以下である、請求項2に記載のシート包装体。
【請求項4】
前記シート積層体は、前記シート積層体の短側面が対向する第2方向に締め付けられた状態で前記包装袋に収容されている、請求項1に記載のシート包装体。
【請求項5】
前記シート包装体の前記第2方向の硬さ(RH)が、0.5%以上4%以下である、請求項4に記載のシート包装体。
【請求項6】
前記シート積層体がキャラメル包装されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート包装体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ティシューペーパー等の衛生薄葉紙は、そのウェブが厚紙の箱に収容されたカートンタイプが普及しているが、運搬、保管、廃棄、環境負荷、コスト等の観点から、近年は、樹脂フィルム製の包装袋にウェブが収容されたフィルムパックの需要が高まっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
フィルムパックの製造では、ウェブを包装袋に収容する際にウェブのコンパクションによる衛生薄葉紙の取出性低下を防ぐため、収容されるウェブの側面が揃いやすいロータリー式インターフォルダが用いられる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-177901号公報
特開2021-54517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ロータリー式インターフォルダを用いたフィルムパックの製造では、ウェブの供給能力が低いため、フィルムパックの生産性を高めることができない。
【0006】
また、ロータリー式インターフォルダに代えてウェブの供給能力が高いマルチスタンド式インターフォルダを用いると、フィルムパックの生産性は向上するものの、ウェブの側面が揃わないため、その分だけフィルムパックの容量が大きくなる。その結果、フィルムパックの集合包装体では、フィルムパックの数だけ容量が大きくなり、複数の集合包装体を梱包する従来のケースに、同じ数量の集合包装体が梱包できない(積載効率が低下する)。
【0007】
さらに、ウェブの側面が揃わないフィルムパックは、ウェブのコンパクションを強くすることで、容量を小さくすることができるが、ウェブのコンパクションが強くなると、収容されたウェブの側面が揃わない状態で押し潰されて、衛生薄葉紙の取出性が低下する。
【0008】
本発明の課題は、生産性が向上しながら、シート包装体の容量の増大を防ぎ、シートの取出性の低下を防ぐシート包装体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る第1の態様は、複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、前記シート積層体を収容する樹脂フィルム製の包装袋と、前記包装袋の天面に形成されて前記シートが引き出される取出口と、を有するシート包装体であって、前記シート積層体は、前記シートが引き出される方向がCD方向となるように積層されたものであり、前記シート積層体は、前記シート積層体の長側面が対向する第1方向に締め付けられた状態で前記包装袋に収容され、前記シート包装体の前記第1方向の硬さ(RH)が、4%以上12%以下である、シート包装体を提供する。
【0010】
本明細書において、CD方向とは、シートを構成する繊維の流れ方向(MD方向)と直交する方向を示す。「シートが引き出される方向がCD方向となる」とは、シート包装体の取出口からシートが引き出される場合のシートの移動方向がCD方向であり、また包装体内の積層状態においてもシートの移動方向がCD方向であることを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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