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公開番号2024050029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156601
出願日2022-09-29
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】クリーニングローラが再利用できるかを適切に判定する。
【解決手段】画像形成装置の制御装置は、読出処理(S2)と、印刷処理(S4)と、算出処理(S6,7)と、記憶処理(S9)と、を実行する。読出処理は、ドラムメモリに記憶されたクリーニングローラの劣化パラメータを読み出す(S2)。印刷処理は、ドラムカートリッジを用いて、受信した印刷ジョブの印刷を実行する(S4)。算出処理は、印刷処理を実行した場合に、連続印刷枚数、1頁当たりの印刷カバレッジ、印刷速度、シート印刷面、シートの種類、温度および湿度、の少なくとも1つと、印刷した印刷枚数と、に基づいて劣化パラメータの変化量を算出し(S6)、変化量に基づいてドラムメモリから読み出した劣化パラメータを更新する(S7)。記憶処理(S9)は、算出した劣化パラメータをドラムメモリに記憶させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体に対して着脱可能であって、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと接触し、前記感光体ドラム上に付着した付着物を回収するクリーニングローラと、ドラムメモリと、を有するドラムカートリッジと、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記ドラムメモリに記憶された前記クリーニングローラの劣化パラメータを読み出す読出処理と、
前記ドラムカートリッジを用いて、受信した印刷ジョブの印刷を実行する印刷処理と、
前記印刷処理を実行した場合に、連続印刷枚数、1頁当たりの印刷カバレッジ、印刷速度、シート印刷面、シートの種類、温度および湿度、の少なくとも1つと、印刷した印刷枚数と、に基づいて前記劣化パラメータの変化量を算出し、前記変化量に基づいて前記ドラムメモリから読み出した前記劣化パラメータを更新する算出処理と、
算出した前記劣化パラメータを前記ドラムメモリに記憶させる記憶処理と、
を実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記クリーニングローラが回収した付着物を前記感光体ドラム上に吐き出す吐出処理を実行可能であり、
受信した印刷ジョブの印刷枚数が予め定められた吐出基準枚数以下の場合、印刷ジョブが終了するごとに前記吐出処理を実行し、
受信した印刷ジョブの印刷枚数が前記吐出基準枚数より多い場合、前記吐出基準枚数の印刷をするごとに、前記吐出処理を実行し、
前記算出処理において、前回吐出処理を実行した後から次の吐出処理までの印刷枚数である前記連続印刷枚数が所定枚数以下である場合よりも、所定枚数より多い場合の方が、印刷1枚当たりの前記変化量を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記算出処理を予め定められた算出基準枚数ごとに実行し、
前記算出処理において、前記連続印刷枚数が所定枚数以下である場合、前記算出基準枚数に第1連続係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用し、
前記算出処理において、前記連続印刷枚数が所定枚数より多い場合、前記算出基準枚数に前記第1連続係数より大きな第2連続係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記算出処理において、シートの印刷可能範囲のドット数に対して、シートにトナーが載るドット数の割合である印刷カバレッジが所定カバレッジ以下である場合よりも、所定カバレッジより多い場合の方が、印刷1枚当たりの前記変化量を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御装置は、
前記算出処理を予め定められた算出基準枚数ごとに実行し、
前記算出処理において、前記印刷カバレッジが所定カバレッジ以下である場合、前記算出基準枚数に第1カバレッジ係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用し、
前記算出処理において、前記印刷カバレッジが所定カバレッジより多い場合、前記算出基準枚数に前記第1カバレッジ係数より大きな第2カバレッジ係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記算出処理において、印刷速度が所定速度である場合よりも、所定速度より遅い場合の方が、印刷1枚当たりの前記変化量を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御装置は、
前記算出処理を予め定められた算出基準枚数ごとに実行し、
前記算出処理において、前記印刷速度が所定速度である場合、前記算出基準枚数に第1速度係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用し、
前記算出処理において、前記印刷速度が所定速度より遅い場合、前記算出基準枚数に前記第1速度係数より小さな第2速度係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御装置は、
通常モードで印刷する場合に前記印刷速度を所定速度とし、
静音モードで印刷する場合に前記印刷速度を所定速度より遅くすることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置は、シートの第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、の両面に印刷可能であり、
前記制御装置は、
前記算出処理において、前記第1面と前記第2面の両面に印刷する場合に、前記第1面を印刷する場合よりも、前記第2面を印刷する場合の方が、印刷1枚当たりの前記変化量を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御装置は、
前記算出処理を予め定められた算出基準枚数ごとに実行し、
前記算出処理において、前記第1面への印刷枚数に第1両面係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用し、
前記算出処理において、前記第1面と前記第2面の両面に印刷する場合に、前記第2面への印刷枚数に前記第1両面係数より大きな第2両面係数を乗じた値を前記変化量の算出に使用することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クリーニングローラを有するドラムカートリッジを装着可能な画像形成装置、および、ドラムカートリッジに使用されるクリーニングローラの再利用判定方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置のドラムカートリッジに使用されている部品の再利用判定方法が知られている(特許文献1参照)。この再判定方法では、ドラムカートリッジのメモリに各部品の寿命情報が記憶され、メモリに記憶された情報から各部品の寿命を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-030929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
感光体ドラムをクリーニングするクリーニングローラにおいても、再利用することが求められている。しかしながら、クリーニングローラにおいては、印刷設定や印刷環境などにより劣化の度合いが変化するため、再利用できるかを適切に判定することが難しかった。
【0005】
そこで、本開示は、クリーニングローラが再利用できるかを適切に判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するため、本開示に係る第1態様の画像形成装置は、装置本体と、ドラムカートリッジと、制御装置と、を備える。ドラムカートリッジは、装置本体に対して着脱可能である。ドラムカートリッジは、感光体ドラムと、感光体ドラムと接触し、感光体ドラム上に付着した付着物を回収するクリーニングローラと、ドラムメモリと、を有する。
制御装置は、読出処理と、印刷処理と、算出処理と、記憶処理と、を実行する。読出処理は、ドラムメモリに記憶されたクリーニングローラの劣化パラメータを読み出す。印刷処理は、ドラムカートリッジを用いて、受信した印刷ジョブの印刷を実行する。算出処理は、印刷処理を実行した場合に、連続印刷枚数、1頁当たりの印刷カバレッジ、印刷速度、シート印刷面、シートの種類、温度および湿度、の少なくとも1つと、印刷した印刷枚数と、に基づいて劣化パラメータの変化量を算出し、変化量に基づいてドラムメモリから読み出した劣化パラメータを更新する。記憶処理は、算出した劣化パラメータをドラムメモリに記憶させる。
【0007】
算出した劣化パラメータをドラムメモリに記憶させることで、クリーニングローラが再利用できるかを適切に判定することができる。
【0008】
また、第2態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、制御装置は、クリーニングローラが回収した付着物を感光体ドラム上に吐き出す吐出処理を実行可能であってもよい。制御装置は、受信した印刷ジョブの印刷枚数が予め定められた吐出基準枚数以下の場合、印刷ジョブが終了するごとに吐出処理を実行してもよい。制御装置は、受信した印刷ジョブの印刷枚数が吐出基準枚数より多い場合、吐出基準枚数の印刷をするごとに、吐出処理を実行してもよい。制御装置は、算出処理において、前回吐出処理を実行した後から次の吐出処理までの印刷枚数である連続印刷枚数が所定枚数以下である場合よりも、所定枚数より多い場合の方が、印刷1枚当たりの変化量を大きくしてもよい。
【0009】
連続印刷枚数が所定枚数以下の場合よりも、所定枚数より多い場合の方が、印刷1枚当たりの変化量を大きくすることで、クリーニングローラの劣化パラメータを適切に算出することができる。
【0010】
また、第3態様の画像形成装置は、第2態様の画像形成装置において、制御装置は、算出処理を予め定められた算出基準枚数ごとに実行してもよい。制御装置は、算出処理において、連続印刷枚数が所定枚数以下である場合、算出基準枚数に第1連続係数を乗じた値を変化量の算出に使用してもよい。制御装置は、算出処理において、連続印刷枚数が所定枚数より多い場合、算出基準枚数に第1連続係数より大きな第2連続係数を乗じた値を変化量の算出に使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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