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公開番号2024049506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022155760
出願日2022-09-29
発明の名称光電式スポット型感知器
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/107 20060101AFI20240403BHJP(信号)
要約【課題】感度確認作業を効率的に実施することができる光電式スポット型感知器を得る。
【解決手段】光を出射する発光部と、発光部から出射された光が煙により乱反射した光を受光する受光部と、受光部による受光量があらかじめ設定された検出閾値以上となったことで煙の発生を感知する感知部とを備えた光電式スポット型感知器であって、外部から感度確認指令を受信した場合に、通常の感度確認期間よりも短い期間としてあらかじめ設定された仮感度確認期間において感知部による感度確認を実行し、感度確認指令に対する返答として感度確認結果を出力する感度確認部をさらに備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する発光部と、
前記発光部から出射された光が煙により乱反射した光を受光する受光部と、
前記受光部による受光量があらかじめ設定された検出閾値以上となったことで煙の発生を感知する感知部と
を備えた光電式スポット型感知器であって、
外部から感度確認指令を受信した場合に、通常の感度確認期間よりも短い期間であらかじめ設定された仮感度確認期間において前記感知部による感度確認を実行し、感度確認指令に対する返答として感度確認結果を出力する感度確認部
をさらに備える光電式スポット型感知器。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記感知部は、前記通常の感度確認期間において、実際の煙検出レベルよりは低い値として設定された感度故障検出レベル以上となる感知レベルの発生回数が、あらかじめ設定された判定回数以上となった場合には感度故障と判定し、
前記感度確認部は、前記感度確認指令を受信することで仮感度確認期間が設定された場合には、前記発生回数の初期値を0よりも大きく前記判定回数よりも小さい値に設定して前記感知部による感度確認を実行させ、前記仮感度確認期間において前記感度故障検出レベル以上となる感知レベルの発生回数が前記判定回数以上となった場合には感度故障と判定し、前記感度確認結果として出力する
請求項1に記載の光電式スポット型感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、火災感知器に関するものであり、特に、状況に応じた時間内で感度確認結果を得ることのできる光電式スポット型感知器に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
火災報知システムにおいては、火災を検出するために、種々のタイプの火災感知器が用いられている。具体的なタイプとしては、熱感知器、炎感知器、煙感知器が挙げられる。また、煙感知器には、光電式分離型感知器および光電式スポット型感知器が含まれる。
【0003】
現場に設置された光電式スポット型感知器の光学台内部が埃で汚れた場合には、煙の発生を検出する感度が設置時当初からずれてしまい、正確な煙検出が保証されない。そこで、発生した汚れを除去するためには、掃除機、エアダスターなどにより掃除が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-156127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
光電式スポット型感知器は、設置現場における1日の温度変化、空調などの影響により光学台内部の埃が移動することを考慮して、例えば、12時間の出力値変化を確認して、感度設定に問題が生じないことを確認している。
【0006】
従って、清掃完了後において、清掃の効果により感度設定に問題が生じないかがわかるのは、12時間後となってしまい、昼間に清掃作業が完了した場合にも、清掃が不十分で感度に問題があれば、夜中に再び誤検出が発生してしまうことになる。
【0007】
また、清掃作業後に限らず、状況に応じて、簡易的な感度確認結果を決められた時間内で得たいことも考えられる。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、感度確認作業を効率的に実施することができる光電式スポット型感知器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る火災感知器は、光を出射する発光部と、発光部から出射された光が煙により乱反射した光を受光する受光部と、受光部による受光量があらかじめ設定された検出閾値以上となったことで煙の発生を感知する感知部とを備えた光電式スポット型感知器であって、外部から感度確認指令を受信した場合に、通常の感度確認期間よりも短い期間としてあらかじめ設定された仮感度確認期間において感知部による感度確認を実行し、感度確認指令に対する返答として感度確認結果を出力する感度確認部をさらに備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、感度確認作業を効率的に実施することができる光電式スポット型感知器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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