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公開番号2024048912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155074
出願日2022-09-28
発明の名称配線基板、配線基板を用いた配線構造体、電子部品実装用パッケージ、および電子モジュール
出願人京セラ株式会社
代理人
主分類H01L 23/12 20060101AFI20240402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 配線基板から外部基板が外れる、又はズレる、可能性を低減しつつ、信号電力が損失する可能性を低減することが可能な配線基板を提供する。
【解決手段】 配線基板は、絶縁体と、第1導体と、第2導体とを備える。絶縁体は、第1上面および第1側面を有する。第1導体は、第1上面に位置し、平面視で第1側面と間を空けている。第1導体は、第1端面を有する。第2導体は、第1上面に位置し、平面視で第1側面および第1導体と間を空けている。第2導体は、第2端面を有する。絶縁体は、第1凹部および第2凹部を有する。第1凹部は、第1端面および第2端面に接する。第2凹部は、第1導体および第2導体の間に位置する。第1凹部は、第2方向に延び、第1内側面および第1底面を含む。第2凹部は、第2内側面および第2底面を含む。第3方向における第1上面から第1底面までの距離は、第3方向における第1上面から第2底面までの距離よりも小さい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1上面と、該第1上面と反対側の第1下面と、前記第1上面および前記第1下面の間に位置する第1側面と、を有する絶縁体と、
前記第1上面に位置し、平面視で前記第1側面と間を空けるとともに、前記第1側面から遠ざかる第1方向に延びる第1導体と、
前記第1上面に位置し、平面視で前記第1側面および前記第1導体と間を空けるとともに、前記第1方向に延びる第2導体と、を備え、
前記第1導体は、平面視で前記第1側面と対向する第1端面を有し、
前記第2導体は、平面視で前記第1側面と対向する第2端面を有し、
前記絶縁体は、
前記第1上面に第1開口を有し、平面視で前記第1端面および前記第2端面に接する第1凹部と、
前記第1上面に第2開口を有し、平面視で前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導体および前記第2導体の間に位置する第2凹部と、を更に有し、
前記第1凹部は、前記第2方向に延びているとともに、前記第1上面と接続する第1内側面および該第1内側面と接続する第1底面を含み、
前記第2凹部は、前記第1上面と接続する第2内側面および該第2内側面と接続する第2底面を含み、
前記第1上面と垂直な第3方向における前記第1上面から前記第1底面までの距離は、前記第3方向における前記第1上面から前記第2底面までの距離よりも小さい、配線基板。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1凹部は、平面視において、前記第1側面と間を空けて位置している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
前記第1凹部は、前記第1側面と交差している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項4】
前記第2内側面は、前記第1内側面および前記第1底面と接続している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項5】
前記第1内側面と前記第2内側面は、間を空けて位置している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項6】
前記第1底面の表面粗さは、前記第1上面の表面粗さより大きい、請求項1に記載の配線基板。
【請求項7】
前記絶縁体は、
前記第2底面に第3開口を有する第3凹部を更に有し、
前記第3凹部は、前記第2内側面および前記第2底面と接続する第3内側面と、該第3内側面と接続する第3底面とを有し、
前記第3方向における前記第2底面から前記第3底面までの距離は、前記第3方向における前記第1上面から前記第2底面までの距離よりも小さい、請求項4に記載の配線基板。
【請求項8】
前記第3方向における前記第2底面から前記第3底面までの距離は、前記第3方向における前記第1上面から前記第1底面までの距離と同じである、請求項7に記載の配線基板。
【請求項9】
請求項1に記載の配線基板と、
前記第1上面と対向する第1面を含む基部と、前記第1面に位置する第1外部導体および第2外部導体と、を有する外部基板と、
前記第1凹部に少なくとも一部が位置する接合材と、を備え、
前記第1外部導体と前記第1導体は、電気的に接続しており、
前記第2外部導体と前記第2導体は、電気的に接続しており、
前記接合材は、前記第1底面および前記第1面を接合している、配線構造体。
【請求項10】
前記接合材は、前記第1上面を通る前記第1方向に沿う断面視で、前記第1底面から前記第1面に向かうにつれて前記第1側面から離れる方向に傾斜する第1傾斜面を有している、請求項9に記載の配線構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
配線基板、配線基板を用いた配線構造体、電子部品実装用パッケージ、および電子モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、無線通信機器や光通信機器に用いられる電子モジュールにおいて、より高速化や、大容量の情報を伝送するための信号の高周波化が求められている。このため、信号を伝送する配線基板において、高周波信号を低損失で伝送することが求められている。
【0003】
また、無線通信機器や光通信機器の小型化に伴い、それらに用いられる配線基板、配線基板を用いた電子部品実装用パッケージ、および電子モジュールに対しても小型化が要求されている。
【0004】
高周波信号を伝送する構造として、例えば、特許文献1に記載の発明のように、上面に線路導体を有する接続端子と、配線導体を有し誘電体に取り付けられるフレキシブル基板と、を備える入出力端子が知られている。線路導体には、配線導体が接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-5636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、更なる電子モジュールの小型化に伴い、フレキシブル基板などの外部基板も小型化する必要がある。そのため、特許文献1に記載の発明において、フレキシブル基板が外れる方向に力が加わると、接続端子からフレキシブル基板が外れたり、ズレたりする可能性がある。
【0007】
また、フレキシブル基板が外れたりズレたりすることによって、線路導体におけるインピーダンスの値が変化することにより、伝送される信号に損失が生じる可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態において(1)配線基板は、絶縁体と、第1導体と、第2導体とを備えている。絶縁体は、第1上面と、第1上面と反対側の第1下面と、第1上面および第1下面の間に位置する第1側面と、を有している。第1導体は、第1上面に位置し、平面視で第1側面と間を空けるとともに、第1側面から遠ざかる第1方向に延びている。また、第1導体は、平面視で第1側面と対向する第1端面を有している。第2導体は、第1上面に位置し、平面視で第1側面および第1導体と間を空けるとともに、第1方向に延びている。第2導体は、平面視で第1側面と対向する第2端面を有している。絶縁体は、第1上面に第1開口を有する第1凹部と、第1上面に第2開口を有する第2凹部と、を有している。第1凹部は、平面視で第1端面および第2端面に接している。第2凹部は、平面視で第1方向と交差する第2方向において第1導体および第2導体の間に位置している。第1凹部は、第2方向に延びており、第1上面と接続する第1内側面と、第1内側面と接続する第1底面と、を含む。第2凹部は、第1上面と接続する第2内側面と、第2内側面と接続する第2底面と、を含む。第1上面と垂直な第3方向における第1上面から第1底面までの距離は、第3方向における第1上面から第2底面までの距離よりも小さい。
【0009】
(2)上記(1)の配線基板において、第1凹部は、平面視において、第1側面と間を空けて位置している。
【0010】
(3)上記(1)の配線基板において、第1凹部は、第1側面と交差している。
(【0011】以降は省略されています)

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